わがお散歩仲間の

元・毒舌夫人が先日

アメリカンブリーXL』の

飼い主と話をしたそうです。

 

 

 

 

犬自体は目に

していないらしいのですが。

 

ご存知ない方に

ご説明いたしますと

アメリカンブリーXLは

イングランドと

ウェールズで先日

飼育禁止犬種に指定されました。

 

飼育禁止といっても

今後禁止されるのは

販売・繁殖・譲渡で、

現在飼育されている犬に関しては

登録さえちゃんとすれば

そのまま飼い続けられるので

飼い主の皆様は一安心。

 

で、そんな飼い主さんと

われらが毒舌奥様がどこで

出会ったのかと申しますと

「ペットショップで

うちの犬のために

ハーネスを買おうと思って。

で、ほら、うちの子は

牧羊犬だから筋肉質で

胸板が見た目以上に厚いのよ。

だからサイズを

迷っていたんだけど・・・」

 

その様子を見て近くにいた

ご夫婦連れのお客が

「その『L』サイズ、

大きいですよ。うちの子は

体重65キロあるけど

『L』を使っています」

 

「あらありがとう。

体重65キロって

ずいぶん大きいわね、

犬種は何なの?」

 

「アメリカンブリーのXLです」

 

「アメリカンブリー?

あのニュースで

騒がれている?」

 

「そうそう。でもうちの子は

大きくて柔らかくてあったかい

生きたクッションみたいな

人畜無害のかわいこちゃんです」

 

「でも・・・でもあの犬は

先日危険犬種に指定されたわよね」

 

「イングランドと

ウェールズではね!

スコットランドにいる

アメリカンブリーは

問題ないから大丈夫!」

 

いやいやいやいや。

 

ちなみにこのお宅の

ブリーXLちゃんはその時点で

月齢10か月だったそうで

・・・10か月で65キロか・・・

 

たぶんもう少し大きくなるな・・・

 

この話を聞いて思わず私は

「・・・で、その飼い主さんは

どんな感じの飼い主さんでした?

犬の躾に凄腕そうな・・・?」

 

「それがね・・・こんなこと

私だって言いたくないんだけど

あんまりそういうことは

得意そうじゃ

ないっていうか(中略)

人を見た目で

判断しちゃ駄目だけど

少なくとも超大型犬の突進を

止められるような

体格でもなく(中略)

だいたいこのご時世に

ああいう犬を

ペットにする時点で

判断力・知性に(以下略)」

 

久々に奥様の毒舌芸に

触れることが出来た私ですが

その内容をこれ以上詳しく

ここに記すとアメブロから

怒られそうな気もするので

後は皆様各自ご想像ください。

 

年末に危ない橋は

渡りたくないのでございます。

 

 

BBCによれば

今回の飼育禁止犬指定を受け

スコットランドの心優しき

犬好きの人々が現在

行き場を失くした

アメリカンブリーXLの

受け入れ・引き取りを

実行しているそうです

 

・・・彼らは

『善きこと』をしている、

願わくば彼らの犬飼い技術が

高いものでありますように

 

これでスコットランドで

アメリカンブリーXL絡みの

事故件数が増えたら

本当に大変なことになりますよ

 

犬を飼うことの責任を

一犬飼いとして改めて

重く受け止めたいと感じます

 

超大型犬がお好きなあなたも

好きは好きだけれど

あれは自分では飼育できない、と

己の技量を理解しているあなたも

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