さてわが犬のお散歩仲間の

元・毒舌夫人とその飼い犬の

元牧羊犬ちゃんとは

今も毎週仲良く歩いています。

 

ただ最近は散歩場所が

いつもの『近所の森』から

『車でちょっと行った

ところにある公園』に

変更されることも多く。

 

何故か。

 

わが近所の森に最近

例の『アメリカンブリーXL』が

出没する、という噂を

毒舌夫人が仕入れてきてですね。

 

「駐車場の掃除をしている人が

見かけたんですって!

一応リードは着けた状態

だったらしいんだけど、

ああいう犬はリードを

着けていようと着けていまいと

一度興奮したら普通の人間じゃ

制御できなくなるんだから」

 

「アメリカンブリーXLが?

このご時世に?」

 

「もしかしたら

アメリカンブリーじゃなくて

他犬種の似た犬かもしれないけど、

最近あの森って性質(タチ)の悪い

犬と飼い主が増えたじゃない」

 

「そうですか?」

 

「そうよ。町中の公園で

ノーリードで歩かせたら

問題を起こしそうな犬を

『ここなら大丈夫だろう』って

好き勝手させている飼い主が

多いわよ。というわけで

もう少し町に近い公園に

行きましょう、人目を気にして

ダメ犬飼いは

そういうところを避けるから」

 

そんなわけで公園へ。

 

大きな公園なのでその気になれば

1時間とか2時間とか歩けるので

散歩自体に問題はないのですが

・・・ほら、私と毒舌奥様は

その公園だと『新顔』でしょう、

で、奥様がすれ違う他の犬飼いと

挨拶・立ち話をするたびに

隙さえあれば私のことを

誉めそやしやがって・・・

 

あれですよ、例の

『猛犬に襲われて

心と体に傷を負った

奥様と牧羊犬ちゃんの

支えとなるため散歩の同伴を

買って出た

心優しき云々』というアレ

 

最近は奥様の語りにも

誇張というか技が入り始め

「怪我は治っても痛みはあるし、

私だけじゃなく犬も散歩を

怖がってね・・・そうしたら

ある時、見るに見かねて

このNorizoが私たちにね、

『ほら、もうウジウジするのは

十分!外に行くわよ!』って・・・」

 

(注:私は絶対にそんな

格好いいことは言っていません)

 

近頃はそれに続いて

『他の犬を怖がるようになった

牧羊犬ちゃんの心をいかに

名犬アーシーが癒したか』話も

続くようになってしまって、

 

 

なんかあまりに話が出来過ぎていて

私が聞き手の立場なら

「この外国人風体者(私のこと)、

うまいことやって高齢女性の

弱みに付け込む

凄腕詐欺師なのでは」とか

疑うレベルでございます。

 

歩いています。

 

 

最近の奥様はアーシーのことを

本当に手放しで褒めるので

私は隣で困っています

 

褒められると

素直に嬉しいアナタも

そういうのは

ちょっと苦手なあなたも

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