というわけで例年より

3割増しにもさもさした髭(ひげ)を

生やしているわが夫(英国人)。


去年までの髭はどちらかといえば

妙齢の女性陣

評判が良かったのですが(事例

「今年は僕、同じように髭を生やした

男の人に好意的な態度

取られることが多いんですよね」


混みあった電車の中で

席を詰めて譲ってもらえたり

カフェで親しげに話しかけられたり。


「皆、僕に対してとても友好的なんです。

髭同士、連帯感があるんですかね。

髭男に対する差別 は根強いですしねえ」


そして夫は一つの推論に達したのでした。


「ねえ妻、これはもしかすると

髭男で構成される秘密結社

存在したりしているんですかね?」


「はあ?何を言っているんだ」


「髭男の髭男による髭男のための同盟。

新時代のフリーメイソン

世界を裏で操る髭理論です!

会員同士はお互いを髭で確認しあうんです」


「秘密結社にしてはあからさま過ぎないか?」


「でも僕は立場的に裏切り者ですからね、

ほら、僕って夏になると髭を剃っちゃって

髭男なのは冬だけじゃないですか。

こんなことが他の会員に露見したら

もしかしたら大変なことになるのでは・・・!」


楽しそうで何よりです。


しかし今季の髭夫が

同じく髭を蓄えた男性の間で

人気が高いというのは

確かな事実でございまして。


・・・なあ、夫よ、配偶者としては

非常に言いにくいのだが、

それはもっとこう・・・

わかりやすい事情があるのでは?


つまり、ほら、純粋に髭男が好きな殿方

この世には存在するというか、ねえ。


今年の夫の髭はどうも

某田亀源五郎先生の作品に登場する

髭男を彷彿とさせる出来栄えだし・・・


(田亀先生がどなたかご存じない方は

そのままここは読み飛ばしてください)


グーグル検索などしてはいけない


(これはダチョウ倶楽部的な意味での

するなよするなよ、検索するなよ、

ではなく、本当に検索してはいけない


(どうかよろしく)


まあ何を申し上げたいかというと

わが夫の髭は性差を超えて魅力的である、

と、そういうことでございます。


ご清聴ありがとうございました。



今回本文中に『髭』という漢字が

いったい何回登場しているのか


髭ブログの名に恥じない内容であったと

自画自賛しております


それでは皆様、よりよき髭世界と

髭男の調和と繁栄を願って

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