どうも、すこっちです。(^o^)
久々の映画鑑賞です。
うちらアラフィフ世代にとっては琴線に触れること間違い無しの映画「帰ってきた あぶない刑事」をイオンシネマで鑑賞してまいりました。↓
「あぶない刑事」と言えば、あえて説明の必要はないとは思うけど、ご存じない方のために説明をしますと、1986年~1987年に日本テレビ系列で放送された刑事ドラマなのです。
神奈川県警港警察署捜査課の刑事コンビタカこと鷹山敏樹(舘ひろし)とユージこと大下勇次(柴田恭兵)が繰り広げる破天荒なカーチェイスや銃撃戦が見どころの当時のティーンエイジャーには血湧き肉躍る破茶滅茶アクション刑事ドラマだったのね。
そんでもってまた、この舘ひろしと柴田恭兵が超かっこいいっていうね。
あの時代、誰しもが男二人組でサングラスを掛けてカッコつけて立ち振る舞うマネをよくしてましたよ。
でね、皆さん知ってましたか?別に年齢でどうこうレッテルを貼るつもりはないけど、タカ役の舘ひろしさんが1950年生まれの74歳で、ユージ役の柴田恭兵さんが1951年生まれで今年の誕生日で73歳なんだそうです。
長寿の定番お祝いとして、60歳が還暦で、70歳が古希で77歳が喜寿である。
すでに赤いちゃんちゃんこを通り越して、喜寿も目前の二人。
そんな二人が貼り付けたリンクの予告編を見ただけでも分かる通り、とてもじゃないけど後期高齢者(75歳以上)リーチの二人だとは到底思えないようなハードなアクションシーンの連続でした。
そして、アクションもさることながら、またお姿が格好良いしダンディだし、様になっている。
体系の維持もちゃんと出来ていらっしゃるし、走るシーンも多いというのに何の問題もないようにこなしているのは凄いとしか言いようがない。
ダンディでニヒルな男臭さを醸し出す高山に対して、ウィットに富んだジョークやポップな会話で場を和ませてくれる大下。
今回の映画の中でも、そんなシーンがふんだんに盛り込まれていたんですが、中でもアタシが印象に残ったのが、ユージが自分の老いを感じたときにそのことをダジャレ混じりにつぶやくのがまた秀逸なのです。
アタシが覚えているのが、アクションシーンで老いを感じたユージが一言、こうつぶやいた。
「いやあ、老いたなぁ、これがホントの老いるショック!」(オイルショック)
って空気が凍りつくレベルのやつやん!でも、明るいユージだから、許される最高傑作。
これねーアラフィフ以上のみなさんは、使えるよ~、どっかで使ってくださいな。
(ただし、空気が凍りついてもアタシは知りませんけど)(-_-;)
とにかく見ていて、飽きさせない、引き込まれる展開とアクション。
確かに何度も見た悪の組織との最終決戦で最後は必ずと言っていいほど、港のコンテナがずらりと並んでいるコンテナヤードを利用した銃撃戦やカーチェイスという水戸黄門の印籠みたいなド定番なんだけど、なぜかそれが充実した満足感を感じてしまう麻薬のようなアブデカ。
アタシが以前書いたブログにあるように、実際のところ警察官が拳銃で発砲するということは、出世にも響くやってはらないタブーだということをご存知でしたか?
まあ、あくまでドラマだから許されるんですけど、今じゃあそういう破茶滅茶なドラマも映画も少なくなったよなぁ、コンプラ重視で。そういう意味では、いい時代にいいドラマを観ることができた世代で良かったね。(^^)
ご覧になっていない方は、ぜひとも映画館に足を運んで頂きたい。
そして、「老いるショック」を悲観している場合じゃないってことを再認識してくださいな。