どうも、すこっちです。(^^ゞ
今日は11月18日。
なんとかの日というお決まりのこじつけ設定はあるんでしょうけど、日本が今日一番注目されることと言えば、やはり「ボジョレーヌーボー解禁」なんでしょうかね。
まあ、バブリーなウン十年前に比べれば、世の中もやれワインだ、やれボジョレーだと熱狂する輩は減ったような気はするんだけど、それでもマスコミもスーパーも騒ぎ立てるからね~、ほだされて買っちゃう人は後を絶たないんですわなぁ~。(>_<)
フランスのボジョレー地区で、その年に収穫したぶどうから醸造された新酒ワインを味わう分けですから、収穫祭的な意味合いもあるわけで、お祝い好きの日本人としては願ったり、叶ったり。
ましてや、ここ2年のコロナ禍でしょ。そりゃあ、塞ぎ込んでいる日本国民にとっては、お手軽価格で手に入る旬のワインを買って帰って、お家でにわかワインパーティーと洒落こみたい気持ちになるのも分からんでもない。
でも、このボージョレヌーボー解禁日にあえて、にわかワインユーザー諸君にすこっちが一言、いや二言、三言言いたいのです。
その1 「ボジョレーもそうだけど、ワインは熟成したヤツが美味しいんですよ」
ボージョレヌーボーはその年に収穫されたぶどうから作るもの。「ヌーボー」とはフランス語「新しい」とか「最近現れた」という意味。もちろん、フレッシュさとか飲みやすさという点ではビギナー向きなんですが、ボジョレーには「ヌーボー」でないボジョレーワインもちゃんと存在する。
ワインとは、ブドウの果汁に酵母を与えると、発酵しながらアルコールが発生し、時間が経つとワインになる。もう、この時点でワインにはなっているわけなんですが、酸味・甘味・渋みのバランスが今ひとつ整っていないので、出来たてのワインというのは、ちょっと「尖った」味の若いワインなんです。
この、まだ若いワインも、熟成によって少しずつ酸味と渋みが抑えられてきて、味のバランスが整って来るのね。単純に味がまろやかになるだけでなく、香りが複雑になり、色も深まって老成した魅力が加わって来るのです。これこそが、本当のワインの醍醐味だったりするのです。
ちなみに、このような熟成したワインは「ヴィンテージワイン」と呼ばれてまして、高額で取引されるようになります。
そりゃあね、アタシも、そんなお高いワインなんてそうそう飲める身分じゃあないですよ。
でも、ワインはもっと奥が深い、ボジョレーはあくまでそんなワインの足軽みたいな存在だと言うことだけは理解しておいて頂きたいのです。
その2 「ワインは一朝一夕で味が理解出来る飲み物では無い。繰り返し、繰り返し、回数を重ねてようやく味覚が追い付くものなのです。」
ボジョレー解禁日にあっちにもこっちにも顔を出すにわかワイン通。果たしてこのうちのどれだけの人が普段からワインを飲まれているんでしょうか?
これはあくまでアタシの経験談だが、アタシも自宅でよくワインを飲む。以前ブログにも書きましたが、
「ワイン一年生」という本を読んでから、アタシはワインに目覚めた。
次はワインを極めてみたくなったこの一冊! | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ (ameblo.jp)
でね、この本を読むとよーく分かるんですが、ワインの味は多種多様で複雑怪奇。自分の舌の経験年数が青いうちは、ちょっと複雑な味は見つけることが出来ない。(美味しく感じ無いってことね)なので、ワインの味を理解するには、繰り返し、繰り返し、回数を重ねて自分の舌に味を覚えさせて、記憶に定着させていくしか道は無い。(>_<)
普段はビールにハイボールにレモンサワーだという方々!その定番のチョイスの片隅に、ワインの席も用意してあげてくださいな。徐々にでも舌を鍛えてあげれば、きっと素敵なワインライフがエンジョイ出来ると思いますよ!
その3 「ワインは喉ごしで飲むなかれ!思いっきり舌を活躍させなさい!」
ビールにハイボールにサワーって炭酸が効いていて、あの爽快なシュワシュワっとした喉ごしが爽やかでたまんないですよね。特にビールなんて、初めの一杯が喉を流れていく瞬間がたまらない!という人が多いことでしょう。
でもね、ワインは違うんだなぁ~。(-_-;)
これは、「ワイン一年生」にも書いてあるんですが、分かり易く言うとワインという液体の中に舌を突っ込んで、舌の上も下も全部を浸して、ワインそのものを味わうのが、ワインの醍醐味。
なので、ワインをビールのようにゴクゴクと喉に流し込むなんて、超もったいない。(>_<)
でも、意外とそういうことって、誰も教えてくれないんだよね。
お酒も種類によって、飲み方も変えなきゃいけないってことなんです。
以上、すこっちのワイン説法終わり~。(^^ゞ
あとは、楽しくワインライフをエンジョイしてくださいませ。!(^^)!
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