久々に実家に帰った際に、平塚の湘南平へ足を運びました。
ここに来るのは約1年ぶりでしょうか。
昨年訪問した時にはお恥ずかしながら知らなかったのですが
この辺りはヒレンジャク&キレンジャクの一大飛来地だとか。
北国に帰る前に撮影するため、特にまだ撮影したことのない
キレンジャクを新顔リストに加えるために朝から張り込みました。
お天気はあまりよろしくありませんが、
展望台から微かに江の島が見えています。
後述しますが、このあと鎌倉でちょっと仕事をした後
その江の島へ足を運んでいます。
一大飛来地とは言ったものの、
同じく飛来することで有名な秋ヶ瀬公園では
早春期に足を運んでも撮れないことはしばしば。
ヤドリギの実を好む……ということはもちろん知っていますが
湘南平にはそのヤドリギが全然見当たらない……。
地雷だったか?と思いましたが、それも一瞬。
10分と待たずに彼らは姿を現しました。
レンジャク(連雀)という名前の通り
アトリなどと同じく、出る時には集団で出るもの。
それでもここまで多いとは思わなかったので驚きましたね。
写真の3体はすべてヒレンジャク。
尾羽の赤色がよく目立っています。
お目当てのキレンジャクは、彼らの集団の中に
たま~に混じっている……という前情報がありましたが……↓
思いのほか、早く姿を見せてくれました。
どこかのカモメ軍団と違って明確な見分けポイントがあるので
識別は簡単でした。間違いなくキレンジャクです。
遭遇率・・・2 (そんなに出にくいわけではないと聞きますが……)
インパクト・・・3 (サイズはヒレンジャクとほぼ同じ)
美しさ・・・4 (頭部のトサカや尾羽の色など、お洒落な外見)
俊敏性・・・4 (食事の際には長時間留まることも)
知名度・・・3 (バードウォッチャーにはよく知られた鳥)
食事中のキレンジャク。
食べているのは……はて、何だろうか?
少なくともヤドリギでないことは確かです。
そこまで偏食なわけではないみたいですね。
キレンジャク(黄)を尾羽がよくわかるアングルで。
ちなみにヒレンジャク(緋)との比率ですが、
黄:緋でこの日は恐らく3:7くらいだったのではないかと。
やはり緋の方が多かったのは間違いないものの
黄が数羽だけというわけではなく、予想より多かったですね。
少なくとも見つけるのに苦労はしませんでした。
今回は難なく会えたレンジャク軍団ですが
飛来数はアトリなんかと同じく毎年大分変わるようなので
来年以降のツアーに組み込むにはちょっと不安がありますね(汗)。
だってほら……わざわざここまで登ってきて地雷でしたとか、やだから(爆)
麓のバス停まで下りる途中で見つけた
歩道に転がっていたツチグリ。キノコの仲間です。
ちゃんと地面から生えている時に撮りたかったですね(汗)
ヒヨドリは、キブシの蜜も好きな模様。
バスの車窓からガラス越しに撮っているので
変な色になってしまっています。
(Photoshopでグリーンの比率を下げることもできますが、あえてそのままにしています)
上記の通り、江の島へ移動。
例のスズメも衣替えしていました。
さすがに卒業式仕様とはいかなかったようです
キレンジャクも簡単に撮れたこの日ですが
例のハヤブサもあっさりと姿を見せてくれました。
今年初めての撮影ですね。
2羽いました。元気そうで何よりです。
どっちが♂or♀なのかは全然わかりません(爆)
「さっき飛んでたハトさんはどこに行ったかって?
記憶にございません」
痴話喧嘩
仲直り一歩手前
最後に、人とアオサギの距離感がよくわかる1枚。
すぐ近くにいるけれど、気づかれないことが多い……みたいな。
【3/6 湘南平&江の島で撮影した生きもの】
アオサギ、イソヒヨドリ、ウミウ、カワウ、キジバト、キレンジャク、シメ、ジョウビタキ、セグロカモメ、ツグミ、トビ、ハクセキレイ、ハヤブサ、ヒヨドリ、ヒレンジャク、メジロ、モズ、ヤマガラ
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