計算道場⑥【師範陥落】 | 横浜市東戸塚にある個別指導塾教室長のブログ

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負けたーっ!!!

 

 

計算道場を初めて8カ月。ついに師範と直接対決を望む挑戦者が現れました。その名は中2生のKさん。彼女はそもそも実力は折り紙付きでしたが、こういった「遊び」は乗っかってこないかと思って、今まで計算道場の昇格試験をさせないでいました。

 

ところが、先日お母様からメールで「今度受験する数検3級は合格できそうです」とご連絡いただいたので、それなら「計算の級別トレーニング」の入試実戦トレーニング最終ページ(ゴリゴリの2次方程式)をクリアできそうだと思いました。そして、昨日Kさんを誘ってみたところ「やる!」とのことなので昇格試験をやらせてみたところ、1ミスで一発合格でした。この時点で当道場のルールでは4段です。

 

残るは師範である私との直接対決です!私に勝つと師範が交代となり新たな師範になることができます(笑)ここまでくるとKさんもノリノリで「すぐにやります!!」ということになりました。

 

最終ステージは「中学入試でる順過去問計算 合格への920問」です。

家勉で中学入試を目指すご家庭御用達の優良問題集です。もちろんKさんも知っていました。※Kさんは公立中高一貫校の中学生です。

 

対決ページは挑戦者であるKさんが選べます。彼女が選んだページはこちら。

32ページ「分数④」(目標時間20分)

 

私の実力は、大体10分くらいで解いて1ミスするレベルです。これくらいのレベルで師範を名乗っていました。お互いに32ページの問題と計算用紙2枚用意して、真剣勝負です。

 

見せて貰おうか。公立中高一貫校の実力とやらを!

 

私はいつも通り、見直しをしつつ軽快に解いているつもりでした。ところが、まだ目標時間20分の半分も経たないくらいで、「終わりました」の声が…。

 

「???マジで…」

 

私はまだ8問しか解けていませんでした。しかし、Kさんは上の写真の問題10問を解き終わり先に採点したもらった結果、8問正解していました。解答時間わずか7分51秒。

 

 

これって1問あたり47秒で解いている計算です。私はというと8問しか解けていないのに2ミスしているという情けない結果に(涙)この結果、Kさんが2代目師範となりました☆

 

直接対決後、反省してみたところ私の敗因は素数の約分だと分析しました。私は「13・17・19・23・31」など大きめの素数の倍数に対する反応が鈍くて、動揺している間にKさんとのスピードに差がついてしまったようです。

 

しかし、私もこのまま指をくわえているわけにはいきません。GW中に計算修行をして、Kさんにリベンジマッチを挑みたいと思います。そのためには私も今回戦ったレベルの問題を7分30秒くらい(1問45秒)で解けるようになりたいです。

 

このように生徒たちとの真剣勝負は、時に私に刺激を与えてくれます。今回のKさんとの計算勝負は小・中学生の頃の塾を思い出しました。あの頃の私は、塾でライバルとの勝負に明け暮れていたのですが、彼らと切磋琢磨するのはとても楽しかったです。

 

私は師範代に降格しましたが、Kさんのように他の生徒もドンドン挑戦して私を踏み台にして欲しいです。計算問題をただ解けて満足しているようでは、その先の景色を見ることはできません。圧倒的な速さで解けるようになるということは、試験時間内で自由に使える時間が増えるということです。そこには様々な可能性が広がっています。

 

 

 

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