以前から中学生の計算力の無さを感じることが多かったですが、オーナーからも「毎回、授業の冒頭10分くらいで計算トレーニングを課す計算道場をやろう」と提案がありました。
私の頭の中に思い浮かんだのは、HI-STEPの生徒だったときに、塾内に掲示されていた数学の単元別進級式の名札掛けでした。自分より先の級に友達の名札があると、「早く追いつかなきゃ」とか「追い抜いて友達を驚かせてやろう」と思って、自習や予習をかなりやりました(笑)
他の子も、みんなそんな感じだったので、計算だけドンドン先の単元に進んでしまい(最終的には中1で因数分解が終わって、平方根に入った)、生徒間の過度な競争は先生に止められてしまいました。でも、私や友達はその競争がとにかく楽しかったことを覚えています。
ということで、あの頃塾内に掲示されていた名札掛けを思い出して、100均の材料で作ったのが下のものです。(ダイソーとセリアから300円で調達しました)
HI-STEPにあったものはもっと大きかったですが、今回作った名札掛けも参加者が増えればコルクボードを増やしていく予定です。
また、級・段位の設定も考えました。
12級(小学1年生)/11級(小学2年生上)/10級(小学2年生下)/ 9級(小学3年生上)
8級(小学3年生下)/7級(小学4年生下)/6級(小学4年生下)/5級(小学5年生下)
4級(小学5年生下)/3級(小学6年生下)/2級(小学6年生下)/1級(中学入試レベル)
初段(中学1年生)/弐段(中学2年生)/参段(中学3年生上)/四段(中学3年生下)
そして、小学生の問題は下の問題集を参考にしています。「基本トレーニング」は1ページあたりの問題数が多く、適度な薄さなのでとても良い問題集だと思います。また、「でる順過去問」は値段の割に、多くの問題が載っていてコスパが良いです。最終的に生徒たちを、このテキストで1ページあたり15分以内に全問正解できるレベルまでにしたいです。
また、中学生には下の問題集を利用します。「級別トレーニング」は塾専用教材で、非常にコンパクトにまとめられており、ここに載っている問題を十全に解くことができれば、計算ミスでビクつくことはほぼないでしょう。
学年をまたいで勉強してくれるように生徒たちを本気にさせられるかは、この計算道場という企画の運営しだいかなと思います。最終的には師範(=塾の先生)と一騎打ちで勝利すると免許皆伝の賞状(縁が金色の鳥の本気なもの)を用意したら、盛り上がるんじゃないかなと思います。私が中学生だったら、免許皆伝の賞状を本気で取りに行くんですが…(笑)
また最近、私が担当している小学生たちは「10パズル」で盛り上がっています。私が小学生の頃は「切符クイズ」と呼ばれていたものです。「10パズル」も計算力向上に役立つものなので、生徒らには楽しみながら、気付いたらしっかりとした計算力が付けられたらいいなと思います。
因みに私の中で最高難易度の「10パズル」は【3748】です。これをノーヒントで解けたら、相当スゴイです!
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