スカイステージで、星組「1789」のNOW ON STAGE を視ました。

礼真琴さんが、東京公演で、数日間休演となる前ですが、何となく、お疲れのような表情をされていた気がしました。

10月の博多座公演に出演せず、水美舞斗さん、暁千星さんのダブル主演、舞空瞳さんが相手役の公演が発表された時は、どういう意味なのだろうと不思議でしたが、今回の休演の状態を見ると、本当に、休演が必要は体調だったのだと思いました。休演期間の主演の代役の暁千星さんは、まだ月組から組替えしてあまり経っておらず、3番手としての立場だったのです。代役として、デュエットダンスも舞空さんと踊り、フィナーレでは、トップの大羽根を背負って降りてこられたことを知り、どんなに重荷だっただろうと感じたことでした。「1789」は、初演が月組で、その時の新人公演では、暁さんは、主演のロナンを演じており、その時の敵対するベイロールを輝月ゆうまさんが演じていました。今回の星組公演では、専科の輝月ゆうまさんが、ベイロールを演じています。代役の舞台で、月組のロナンとベイロールの二人が再び対することになったのは、奇跡的な状況で、暁さんは、気持ちが少しでも楽になれたのではなかったかと思いました。

暁さんは、月組では、フェルゼン公を演じていて、幼い印象が残ったのですが、このナウオンで、どうしても、初演を参考にされてしまうと、恥ずかしそうになさっていましたのが印象的でした。

美花梨乃さんのInstagramに、航琉ひびきさんとのことが書かれていたので、コピーしてお借りしました。

8月13日、花組大劇場千秋楽の記事です。
・・・・・・・・・・・・ 
当日は朝から晩まで近くで見守らせていただきました。
思い返すといろーんな思い出があります。
ありすぎます。
あんなに沢山いた賑やかな楽しい同期が
ある時期から次々と卒業していく度に感じていた寂しさ。
べーちゃんを無事に見送った夜
とうとう同期最後の2人になったね…
と、おでん屋でほぼ無言で過ごしたこと。
無言の中できっと同時に
強い意志と覚悟と自覚が生まれたあの瞬間。
そこから初めて小劇場の組長・副組長を務めたり
CSのスカイレポーターズを一緒にやらせていただいたり
コロナ禍で公演の中止が続き
組のみんなとさえ会う事が許されない時も
連絡を絶やさず支え合って生きていたり…
 
過ごした時間が長くて濃いからこそ
強い絆が生まれるといいますが
同期だけでなく、組の皆様やファンの皆様からも
ご本人の心優しさとお人柄で
沢山の人に愛され信頼されているのだろうな…
と、千秋楽当日は色々なところでそう感じました。
・・・・・・・・・・・・・

千秋楽の退団者の入りのYOUTUBEを拝見しましたが、ひびきさんが、本当に輝いていました。 
 

花組「鴛鴦歌合戦」大劇場千秋楽をUNEXTの配信で観ました。日曜なので、礼拝の時間や、息子たちが訪ねてくる時間があり、いつも、千秋楽は、最後まで観ることができなかったのですが、今日は、オンライン礼拝に参加したり、買い物、調理を前日に準備しておいたりして、無事に最後まで観ることができました。航琉ひびきさん、和海しょうさん、春妃うららさんの花組育ちの上級生の卒業だったので、どうしても観たいと思ったのです。

「鴛鴦歌合戦」は、問題がある人物たちが沢山登場するのですが、誰も悪者ではなく、殿様の権威の証拠となる鴛鴦の香炉に関わるお家騒動が背景にあるのですが、最後は、すべてハッピーエンドでなり安心しました。

ショー「GRAND MIRAGE」は、花組らしい美しい作品でした。衣装が皆さんによく似あって美しかったです。

卒業生の場面もしっかりあり、トップコンビのデュエットの陰ソロが、大階段上で歌う永久輝せあさんだったのも珍しく3人体制が表れていたと思いました。永久輝せあさんと聖乃あすかさんのコンビの場面も多くて、真飛聖さん・壮一帆さんコンビを思い出しました。

卒業生徒挨拶の前に、組長の美風舞良さんが3人の挨拶を読み上げるのですが、なぜか涙目になっていらっしゃったようだったのが気になりました。最後の航琉ひびきさんのお花渡しの同期を紹介するのを、名前を間違えて永久輝せあさんと呼んでしまい、膝をついて謝る場面がありました。同期からは、宙組トップの芹香斗亜さんでした。ひびきさんと芹香さんは、花組で暫く同期だったことがあったのだと気が付きました。

お花渡しは、春妃うららさんへは、組から永久輝せあさん、同期から紅羽真希さん、綺城ひか理さん。和海しょうさんへは、組から舞月なぎささん、同期から羽立光来さん。航琉ひびきさんへは、組から柚香光さん、同期から芹香斗亜さんだったのでした。

カーテンコールの時の柚香光さんとひびきさんとの会話は穏やかで、主人と執事役が多かったと笑っていました。

東京公演は、友人と二人で観劇する予定なので、健康に気を付けて出かけたいと願っています。

 

 

フランスミュージカルの「1789」月組版は、2015年7月に2回観ることができました。

テーマソングの”サ・イラ・モナムール”(愛する人よ、きっとうまくいくさ)が大好きで、DVDも購入してお気に入りの公演でした。主演の龍真咲さんの若者らしさが似合っていたと思います。

今回の星組公演は劇場で観るチャンスが無かったのですが、配信で新人公演を観ることができ少し様子がわかりました。

主演・ロナン役は、早くから、新人公演主演を期待されていた稀惺かずとさんです。出だしは緊張していた様子が感じ取れました。中盤になると、落ち着いてきたのがわかりました。最期の挨拶で、「不器用な私」という言葉を使っていたように思います。宝塚歌劇団創始者の家系ということが、重荷にならなければ良いと願います。

相手役のオランプ役は、詩ちずるさん、可愛い娘役さんだと思いました。

月組本公演では、トップ娘役の愛希れいかさんが、マリー・アントワネットだったので、今回星組では、オランプが、舞空瞳さん、マリーアントワネットが有沙瞳さんになり、新人公演では瑠璃花夏さんが演じていました。

瑠璃さんは、舞台挨拶で、長の期を代表して挨拶をされていて、歌も芝居も美しい娘役さんで期待がもてました。

貴族将校のラザール・ベイロールの大希颯さんが、頑張っている印象でしたが、本役が、輝月ゆうまさんだったと知り納得しました。同じく元月組の暁千星さんは、ロナンの友人のデムーランでした。新人公演は、御剣海さん。

星組公演は、月組公演を良いとこ取りにして、新しい歌も加わったということです。

礼真琴さん中心に歌が生かされた公演となっていることでしょう。月組公演の「1789」が勢いがあって楽しめたのですが、星組は本公演を観ることができずになり残念です。新人公演だけでも観ることができ良かったと思いました。

 

1939年製作の時代劇ミュージカル 上映時間69分

監督:マキノ雅弘

脚本:江戸川浩二

 

キャストを比べてみました。

花組版では、新しく登場人物が増えています。

(青字:1939年映画版・ウィキペディアより、赤字:2023年花組版)、( )登場人物名

 

  • 片岡千恵蔵 (浅井禮三郎) 柚香光
  • 市川春代 (お春) 星風まどか
  • 香川良介 (香川屋宗七、おとみの父・大商人) 羽立光来
  • 志村喬 (志村狂斎、お春の父) 和海しょう
  • 遠山満 (遠山満右衛門、藤尾の父) 綺城ひか理
  • 尾上華丈 (道具屋六兵衛) 航琉ひびき
  • 小林三夫 (三吉、香川屋の奉公人でおとみの付き人) 天城れいん
  • 河瀬昇二郎 (医者、藤尾の「恋の病」を見抜く) 峰果とわ
  • 深水藤子 (藤尾、遠山の娘で浅井の古い婚約者) 美羽愛
  • 服部富子 (おとみ、香川屋の娘) 星空美咲
  • ディック・ミネ (峯澤丹波守) 永久輝せあ

丹波守の家臣

  • 石川秀道 (松田松助)  舞月なぎさ
  • 楠栄三郎(杉浦) 和礼彩
  • 近松竜太郎 (檜山) 龍季澪
  • 福井松之助 (武林) 翼杏寿
  • 富士咲実 (柳川) 涼香希南
  • 大崎史郎 (椿) 南音あきら
  • おとみのとりまき

  • 藤村平三郎 (炭屋の若旦那)愛乃かずま
  • 竹林大八郎 (小間物屋の若旦那)鏡星珠
  • 嵐壽之助 (酒屋の次男坊)海叶あさひ
  • 阪東薪太郎 (米屋の息子)夏希真斗
  • 石丸三平 (乾物屋の息子)拍斗星来

憧れの人とデュエットしてみたい…その想いを叶える歌番組。今回は花組の永久輝せあが元花組トップスター春野寿美礼とトーク&デュエットソングをお届けします。デュエットソングは花組公演『エリザベート』より「闇が広がる」、『TAKARAZUKA舞夢!』より「世界の終わりの夜に」を披露します。

スカイステージホームぺージより

 

永久輝せあさんは、宝塚歌劇団に入りたいきっかけが、春野寿美礼さんがトートを演じた『エリザベート』だったそうです。友達に借りたビデオテープを繰り返しかけて、結局自分でも買ってしまうほどだったそうです。

その憧れの春野寿美礼さんのトートと、ルドルフとして「闇が広がる」をデュエットで歌えた永久輝さんは、幸せそうでした。春野さんは、初めて雪組の『ドンジュアン』をビデオで見て、ラファエルだった永久輝さんが、これから活躍する生徒さんだと思ったそうです。あの舞台は、永久輝さんにとって転機になったのではないかと私も感じていました。

もう一曲のデュエットは、『TAKARAZUKA舞夢』の「世界の終りの夜に」でした。

この曲は、公演のために、YOSHIKIさんが春野さんのために楽曲を提供してくださったと今回知りました。

「世界の終りの夜に」は、私も大好きで何度も聴いていた曲だったので、完全保存版だと喜んでいます。

春野さんの声質に、永久輝さんのソフトな声質がよくハモってました。

実は、春野さんと永久輝さんは、入団前のスクールの先輩後輩であるのですよね。

春野さんが最後に「ひとこちゃんと歌うとピュアな気持ちになる」とおっしゃっていたのが印象的でした。

 

夜、ベッドの入ってから、1時間くらいゆっくりしているのですが、IPADを枕元に置いて、Youtubeで曲を聴いています。最初は、息子たちが、学生時代に教会の集会で歌っていたプレイズ・ワーシップのPower  of Love 、Above All、

Shout to The Lord などが入っている曲集を聴いていました。英語曲なので、意味がわからない部分があり、ある面緊張して聴いていました。

その内、偶然見つけたのが、「美しすぎるアンドレ・ギャニオンの名曲集」というピアノ曲で、こちらは、聴いている内に自然と眠ってしまうほど癒されます。

アンドレ。ギャニオンは、カナダの作曲家、ピアノ奏者で、近年、世界的にブームになったヒーリング音楽の分野で名を馳せた人だと知りました。納得でした。友人達に、LINEで、曲を送り、好評です。

アンドレ・ギャニオンの曲の中で、知っている曲があるような気がしていたのですが、私が持っている「やすらぎの音楽」という楽譜に6曲も載っていることに気づきました。その内1曲のページは折ってありました。弾いてみて気に入ったことがあったらしいです。全く忘れていましたが。目次を見て、各曲がテレビドラマのテーマソングになっていたこともわかりました。知らないピアニストとばかり思っていたのですが、以前から、私自身が気に入っていた演奏家であり、作曲家であったことを知り、驚いています。

私は、圧迫骨折の痛みを寝る時に感じていて、彼の曲に癒されているのですが、いろいろな辛さを抱えている友人たちも、彼の曲で慰められていることを感じています。

6月11日に、宙組東京公演の千秋楽が無事終わりました。

17年間の宝塚生活、5年半のトップ男役生活を終えて、真風涼帆さんが、卒業されました。

まだ、研8になったばかりで一緒に退団される、トップ娘役・潤花さんとのコンビは、お兄さんと妹のようでもあり、新鮮なコンビだったと思います。潤花さんは、雪組からトップ娘役候補として組替えして来られ、大変な緊張な思いだったと思いますが、最高の相手役を得て、美しく成長されたと思います。

大劇場千秋楽と、東京千秋楽UNEXTの配信で観たのですが、家庭で見る困難さがあり、完全には観ることができず、残念でした。翌日のスカイステージニュースで、補って見ました。

今回の、お花渡しは、それぞれにドラマがあったように思います。

湖風珀さんには、同期から、風色日向さん、組から優希しおんさん。

 澄風なぎさんには、同期から若翔りつさん、組から瑠風輝さん。

紫藤りゅうさんには、同期から元星組トップ娘役の綺咲愛里さん(紫藤さんとは星組同期)、組から小春乃さよさん。

秋音光さんには、同期から元花組トップ娘役花乃まりあ(下級生時代は宙組)、組から花菱りずさん。

組長の寿つかささんには同期から専科の高翔みず希さん、組からは次期副組長の秋奈るいさん。 

潤花さんには、同期から花宮沙羅さん(同期の皆さんが集まっていました)、組から桜木みなとさん 。

真風涼帆さんへは、同期から、次期組長の松風輝さん、組から次期トップ男役芹香斗亜さん。

ご挨拶の後、カーテンコールがある中で、真風さんから芹香さんへ、トップの譲りの時間がありました。

お二人は、星組で出会い、途中離れましたが、また、宙組でトップ二番手として再会して、

大切な時間と共に過ごしてきました。

芹香さんは、号泣して別れを惜しんでいました。93期として、最後のトップさんになられますね。

花組時代からの時間を含め、二番手時代の長すぎた感の芹香さん、これから、トップとして生き生きと活躍してほしいです。 

 

 

 

 

2023年11月花組全国ツアー公演が発表になりました。

これまで、宙組、星組、月組で演じられて来た「激情ーホセとカルメン」で、
主演の永久輝せあさんだけ発表になっています。
これまでの宝塚歌劇団「激情」上演のドン・ホセ役と、カルメン役を見てみました。
1999年宙組初演 姿月あさと、花總まり
2010年星組全国ツアー 柚希礼音、夢咲ねね
2016年月組全国ツアー 珠城りょう、愛希れいか
2023年花組全国ツアー 永久輝せあ
宙組、星組、月組とも、トップコンビで演じられています。
星組、月組が全国ツアーで上演されている評判の良い演目なのでしょう。
永久輝さんは、二番手になったばかりで、カルメン役がどなたになるか興味深いです。
カルメン役は、踊りも演技も、妖艶さを求められていると思うので、
実力からいったら、星風まどかさんが最有力だと思いました。
この期間は、柚香光さんは、コンサートを予定されているそうです。
星風さんが、全国ツアー出演を考慮されてのスケジュールではないかと思いました。
全国ツアー後の公演で、退団される可能性もあるのではないでしょうか。
星風さんでない場合は、永久輝さんと「冬霞の巴里」で姉弟を演じて好評だった星空美咲さんも考えられますね。
そうなると、星空さんが、次期トップ娘役候補となります。
水美舞斗さんが組替えで専科に移り、綺城ひか理さんが、星組から戻ってこられ、
新しい体制になろうとしている花組が楽しみです。
 
 
 
 
 
 

このたび、下記の通り、副組長の就任を決定しましたのでお知らせいたします。

花組 副組長就任

紫門 ゆりや・・・2023年10月9日付で花組副組長に就任   

なお、現・花組副組長 航琉ひびきは、2023年10月8日付で退団いたします。

  〈宝塚歌劇団ホームぺージより〉

 

花組で、副組長の航琉ひびきさんが退団されると聞いて、

上級生が少なくなった花組の中で、次に副組長になる人には、負担が多いのではないかと思っていました。

91期生の紫門ゆりやさんが、専科から組替えして、就任されることを知って、安心したところです。

「冬霞の巴里」では、女役として、専科から参加され、花組の中にしっかり溶け込んでいらっしゃった方だったので、最適な人事だと思いました。

雪組は、上級生が多く残っていますが、花組も、宙組も、上級生が少なく、特に、宙組は、92期の松風輝さんが組長、97期の秋奈るいさんが今回、副組長就任と知って、5組間のバランスが気になりました。