6月11日に、宙組東京公演の千秋楽が無事終わりました。

17年間の宝塚生活、5年半のトップ男役生活を終えて、真風涼帆さんが、卒業されました。

まだ、研8になったばかりで一緒に退団される、トップ娘役・潤花さんとのコンビは、お兄さんと妹のようでもあり、新鮮なコンビだったと思います。潤花さんは、雪組からトップ娘役候補として組替えして来られ、大変な緊張な思いだったと思いますが、最高の相手役を得て、美しく成長されたと思います。

大劇場千秋楽と、東京千秋楽UNEXTの配信で観たのですが、家庭で見る困難さがあり、完全には観ることができず、残念でした。翌日のスカイステージニュースで、補って見ました。

今回の、お花渡しは、それぞれにドラマがあったように思います。

湖風珀さんには、同期から、風色日向さん、組から優希しおんさん。

 澄風なぎさんには、同期から若翔りつさん、組から瑠風輝さん。

紫藤りゅうさんには、同期から元星組トップ娘役の綺咲愛里さん(紫藤さんとは星組同期)、組から小春乃さよさん。

秋音光さんには、同期から元花組トップ娘役花乃まりあ(下級生時代は宙組)、組から花菱りずさん。

組長の寿つかささんには同期から専科の高翔みず希さん、組からは次期副組長の秋奈るいさん。 

潤花さんには、同期から花宮沙羅さん(同期の皆さんが集まっていました)、組から桜木みなとさん 。

真風涼帆さんへは、同期から、次期組長の松風輝さん、組から次期トップ男役芹香斗亜さん。

ご挨拶の後、カーテンコールがある中で、真風さんから芹香さんへ、トップの譲りの時間がありました。

お二人は、星組で出会い、途中離れましたが、また、宙組でトップ二番手として再会して、

大切な時間と共に過ごしてきました。

芹香さんは、号泣して別れを惜しんでいました。93期として、最後のトップさんになられますね。

花組時代からの時間を含め、二番手時代の長すぎた感の芹香さん、これから、トップとして生き生きと活躍してほしいです。