一台の電話が
今日も訪れる人を
待っていました
電話線は繋がっていません
でも…
無数の声を受け止めて来ました
「自分の思いを
線ではつながらないから
風に乗せて伝えるんだと…
それで“風の電話”」
(設置者 佐々木格さんの言葉)
風はやがて海を超えて
今
世界中で次々と
新たな風の電話が生まれています
『波紋は広がり続けます
地震や津波が
その破壊的な形であるように
「風の電話」は
その愛の形…
大きな愛の波です』
(風の電話を訪れた方の言葉)
風の電話と
大切な人を亡くした人達が辿った15年…
それからの、風の電話…
〜NHKスペシャル
『それからの、風の電話』
ナレーションより〜
岩手県の海沿いの街
大槌町の高台に設置された電話ボックスは
2010年に
亡くなったイトコと話したいと
佐々木さんが自宅の庭に
設置したものだそうです。
翌年起きた震災の後
解放すると
次々と
家族や知人を亡くした被災された方々が
また
愛する人を亡くした全国の人達が
訪れるように
なって行ったのだそうです。
(大槌町 佐々木さん宅の庭の電話BOX)
どんなにか
どんなにか話したかった相手に向けて
元気ですか?
痛くないですか?
寒くない?
助けてあげられなくてごめん
何にもいらない家もいらない
ただ4人に生きててほしかった
会いたいよ
今ひとりで
何のために生きてるのか
分かんなくなる
もう一度
抱きしめてあげたい
なんで逝っちゃったんだよ
*
*
*
*
心からの魂の叫びを
絞り出すような言葉に乗せて
風に託す気持ちが
痛いほど身に染みて伝わって来ます。
年月が経ち
その様子が様々なメディアで紹介されて
現在は世界17か国
550か所以上の場所に
風の電話が設置され
広がり続けているそうです。
大切な家族を
次々に見送る事となってしまった
自分の経験を通して
“喪失の悲しみ”と
長く付き合っている今
改めて
風の電話のムーブメントを知り
それだけ
愛する人を亡くした人が
世界中には溢れていることを
思い知った私…。
打ちのめされ
打ちひしがれている私を見て
「きっと自分は(家族を亡くしても)そうはならない」と
友に言われた事がありました。
友の目にはただ
いつまでもメソメソしているように
映ったらしいのです。
それがキッカケになって
気がついたのは
会えなくなったから
1人になったから
寂しくて
孤独が嫌で
自分が可哀想で
涙が溢れるのではない
という事。
寂しい
悲しい
会いたい
孤独感は
事実だけれど
それ以上に
止めどなく溢れて
込み上げてくるものがある…。
それは
愛おしくて愛おしくて
いとおしくて
亡くして改めて
気付かされる
その対象への
愛の深さに
涙が溢れるのです。
自分が思っていた以上に
愛していたこと
自分の全てを投げ打っても構わないほど
愛おしくてたまらない存在だった事実に
直面し
気がつくから。。。
それはあまりに
壮大で深くて
自分自身をも圧倒してしまうほど。
ただただ
涙が溢れて止められない…
言葉にならない
熱い感覚で
いっぱいになってしまうのです。
人それぞれ
受け止め方や感じ方に
違いはあるのは当然だけれど
喪失の悲しみの深さは
愛の深さ
そのものなのだと思います。
なぜ神様は
こんな試練を与えるように
私達をつくったのでしょう。
そんな風に考えた途端
“霊的進化”
“魂の成長”
と
即答してしまう
自分がいます(⌒-⌒; )
“愛を学ぶため”
だと…。
悲しみの深さは
愛の深さ
愛する人は
特定の対象であるのと同時に
自分自身でもあり
生命全てでもある…
その境地への入口を
先に旅立った愛する人が
示してくれているのだと…。
今日もありがとうございました![]()
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