2年ぶりの沖縄① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ (11) (12) の続きです。
お次は近くにある伊計神社に寄らせてもらいました。
ここに行く予定はなかったけれど、アシムイ御嶽に行くのを諦めたら少し時間に余裕が出来たので
セーナナー御嶽のすぐ近くだし寄らせてもらおうとなったのです。
場所以外、下調べなしで行きました。
このような道を通ります。
伊計神社に到着したら、すぐ神アシャギが見えました。
この時、社務所と思われる建物の方から犬が吠えていました。
私達を警戒しているのでしょう。
私が神アシャギを見ている間に、夫は先に犬がいる本殿の方へ行きました。
少し遅れて私もそっちに向かいました。
すると、社務所前には神社の関係者であろう男性が座っており、犬はその隣で私達に向かって吠えています。
男性に挨拶をして、犬にも「ごめんね。怖いね。」と話しかけて、本殿の方へ向かうと犬は吠えるのをやめました。
伊計神社と弁財天社
まずは伊計神社からご挨拶
弁財天社
本殿と弁財天社に参拝し終わり、帰ろうとしたところ
社務所前に座っていた先ほどの男性が「この中にも神様いるから、入って手を合わせていったらいいよ」と話しかけてくれました。
「えっいいんですか?ありがとうございます!」と、お邪魔させてもらうことに。
さっきあんなに吠えていた犬はもう吠えません。
コイツらは大丈夫だと思ってくれたのかも
社務所だと思ってた建物は、社務所兼、観音堂のようで仏像が数体祀られていました。
中には女性が2人います。
どちらも私服ですが、1人は伊計神社の宮司さんと思われる方、1人は参拝者のようで座ってお話をされていました。
お堂は広くないので、私達2人が入るとまぁまぁいっぱいです。
お話しされているし、邪魔にならないかと思ったけど、外にいる男性がせっかく勧めてくれたので入らせてもらいました。
中に入って伊計神社の宮司さんと思われる女性を一目見て
あっ只者じゃない…って思いました😅
伝わらないかも知れないけど、沖縄独特の神がかった雰囲気です。
人間の器(身体)では、しんどいんじゃないかなと思いました😅
観音堂に手を合わせた後、私達もなんとなく話の輪に入れてもらっていました。
先代は宮司さんのお母様で、自分は関東に住んでいて子供達もいるので、沖縄に帰る気はなかったそうです。
ですが、神ダーリが大変で、仕方なく家族を置いて伊計神社を継ぐ事になったとお話ししてくれました。
最初は抗っていたけれど、色んな事が起こり、もう無理だと腹を据えて戻ったそうです。
ここ(伊計神社)を守りながら、色んな人を救うという使命があり、全国からたくさんの人が相談に来るのだとか。
そうとも知らず、私達はフラッと立ち寄り、有難いことに「入って行って」と声をかけて頂いたので、お話を聞けました。
龍の話しも少ししてくれました。
私達より先に来ていた女性は、多分時間の約束してお話をしに来ていると思われます。
邪魔しては悪いかなと思いながら話しを聞いていると、外でさっきの犬がまた吠え始めました。
外には次の参拝者が待っていたので、このタイミングで帰ることにしました。
お話を聞いていたのは5〜10分程度です。
夫が外に出て、私も続いて外に出ようとしたら、宮司さんが「この先に龍神がいるから寄って行きなさい」と言われました。
そして教えてもらった道を進みました。
伊計島亀岩龍神宮
海の色が綺麗です。
テトラポットの方にも行ってみました。
テトラポットの方から見る伊計亀岩龍神宮
石碑のようなものが立っています。
美しい場所ですね。
この記事を書く為に、伊計神社を調べたら
私達がお話ししていた方は、中村ユキコさんというお名前だと知りました。
伊計神社は種子取神社とも呼ばれ、琉球八社の沖宮の末社として奉仕されているそうです。
沖宮の先代宮司の一番弟子だった伊計ノロ(カミンチュ)と集落の4つの家の合資によって、伊計神社が建立されたそうです。
その伊計ノロが、中村さんのお母様。
という事は、中村さんは現役の伊計ノロです
やっぱそうだよねという感じですが、知っていたら色々と聞きたい事がありました。
けれど、あの時は先客がいたので、どのみち聞くのは遠慮したでしょう。
偶然にでもお会いできただけで感謝ですね
今度行く時はアポを取って行きたいと思います。
お次は龍神風道へ向かいました。
続きます。
では