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当たり前のコト訊くんじゃねぇよ。

 ちょっと小銭が入ったのと、嵐の前の静けさ
…という事で、中華料理屋でカニチャーハン食って来ました。
生ビールも味わい、ホロ酔い気分。

帰り際にコンビニ寄ったら、コンビニ売り単行本で
『すすめ!パイレーツ』の最終回掲載の巻があった。
他人様のブログで「確か最終回はこんなんだったと…」などと
能書きタレて「間違ってたらどーしよう」と思っていたら
記憶その通りで一安心しましたわよ。

それはともかく↓こちらのお題。

パソコンのウイルスの対策してる? ブログネタ:パソコンのウイルスの対策してる? 参加中


 またタイアップかよ。でも広告は貼りつけてやらねぇ。
大体あのイメージキャラやってる芸能人は大嫌いなんだよ。
一日百回ブログ更新しただの胸の谷間見せただの…と
あざといやり口でアクセス稼ぐのがよ。
こちとら↓見せる谷間もねぇさ。

テキトー画廊-haruka

 薄くてどーもスミマセン。
まぁ人生の谷間はよく見せてるか。というか谷ばかりだけどな。
永遠のダウンヒル男(笑)。

 それはともかくウィルス対策、当然やってるだろ。
ネットにPC繋ぐ以上、それは義務。
何せネットの世界の95%は悪意に満ちているワケだから
いつ誰が仕掛けてくるか、解りゃしねぇ。

 以前、無防備なバカタレが人のメアド保存したまま
感染しやがって、お陰様でウチにくだらねぇメールばかり
届きやがった事もあるし、マヌケなテレビ屋がケータイ
落としやがった後は、自宅の電話にくっだらねぇ勧誘の
電話が再三再四かかって来やがった事もある。

 ひでぇ場合は、勝手に人を憎んでやがるオタ公(自称
玩具系ライター)が、人のメアド悪用してゴミ同然な
メルマガに登録して迷惑行為を繰り返された事もある。
そン時の一つ(素直に言うと『まぐまぐ』だった)は、登録
した際のアクセスポイント(といっても詳細ではなく
都道府県とプロバだけだったが)を教えてくれて、
下手人が特定できてしまったりもしたけどな。

 更に近年はアドウェアとかあるし、ソレを定期的に消滅させる
必要があるワケで、ただがネットやるだけでも油断ならねぇ。

 …で、それよりも。
最近アメブロにまたスパムコメント投稿するバカがいるので
こんな質問するヒマあったら、そっちの対策をキチンとして欲しい。
全部ケータイからの書き込み(即ちIP:0,0,0,0)だから
単純に拒否できねぇんだわ。

 ちなみにウィルス対策ソフトは、今回のタイアップ先の
ノートンそのものなので、俺相手には宣伝になりゃしない。


【本日の蛇足】
今日の文字列検索でやってきたバカ。
栃木県のBIGLOBEからのアクセスでありますが、
その検索文字列が↓コレ。
「てめぇの 絵がヘタ  見せられる 学校 専門」

…はぁ。名前隠して他人の陰口叩きたいお間抜けさんですか。
Macユーザーのツラ汚しだな。

ペタしてね

【クルマ画】39・これがUFOだ!空飛ぶ円盤

♪空飛ぶ円盤に~ さらわれて~(さらわれて~)
 身体検査を~ 受けるーんだ~(うけるーんだ~)

 それはともかく、一時のインチキ臭いUFO特番とかで
よく流れた発見者の証言(ヤラセに決まってる)なんかで
↓こんな言い回しがなされていた。

「オラっちが畑で野良仕事サしてたらよォ、向こうの空から
なンか光るモノがパーッと飛んで来たでよ」云々。

何故訛っていたのかは不明だが、その法則に則って
今回のクルマを見た時のインプレを書いてみよう。

「オラが小学生低学年の頃によォ、ボウリング場の上にあった
ゲーセンさ行こうとしてたんだべさ。
そン時に向こうッ側から、クルマの音と思えねぇEg音と一緒に
黒塗りされたアイツがやって来たんだべさ。」

そのアイツというのが(前フリ長ぇな)↓コイツ。


テキトー画廊-cosmo_UFO

 またマツダ車か…という気がしないでもないが(笑)、 
1968年~ マツダ・コスモスポーツ中期型(L10B初期)。
ハイ、説明の必要もないREの記念碑的存在のクルマですね。
 前年のL10Aにヒート対策やホイールベース延長等の改良を
施した型…だけど、翌年には保安装備の強化(サイドマーカーの
大型化、サイドミラー変更、ヘッドレスト追加等)がなされたお陰で
1年チョイしか生産されなかったタイプであります。

 描いてみるとよくわかる。ホントにUFOだコレ。
実際のスタイリングモチーフはこちらに書いた通り、'50年代の
欧米産ドリームカーのソレなんだけど、正面から見た時の
傘開き具合とか、狭いトレッドから来る不安定なイメージとか。
サイドビューはその正面イメージをエキスパンドした様な印象。
 ホイールベースが延びた事で視覚上の安定感は増したけど
実はこのクルマ、ウチで提唱する『ホイールベース画法』が
通用しにくい、恐らく唯一の存在だったりするのが困りモノ。

 ついでといっては何だが、まぁネタがUFOという事で
世界一有名な架空のメカニック=アダムスキー型円盤にも
ご登場願いました。
何だかビーム発しているけど多分、牛でも誘拐してるのかと(笑)。

 初めてナマで見たのは、冒頭に書いた通りの頃。
何だかプレミアついたり、一方では二束三文だったり…と
絶版車としてのオネダンの差は激しかった模様。
アレは多分シャーシブラックで塗ったんだと思うけど
猫かわいがりされる反面、ぞんざいな扱い受けることも
多々あったようで。'80年代前半はピンキリだったみたい。
 実際にハンドル握ったのは当然、随分後の事だけど
スイングアクスルの車ってのは慣れないと怖いですよ。
ボディと足が別々に動くような感じがして。
上の画みたいにハイグリップタイヤ(例によってタイプD)
履かせると「コケるんじゃないか」という動き。

 しかし座ってみるとよくわかる。
あの薄長く延びたボディのド真ん中に運転者が座るサマ、
まさにUFOのコックピット的な配置だ、と。



 …で、このクルマについて書くと必ず出てくるのが
あの怪獣相手にドンパチするチームのアレな。
もうバカの一つ覚えというか何というか…で、そんな
ありきたりで薄っぺらい奴に乗り込まれるのも何なので
予防線代わりに↓コイツを紹介しておこう。

テキトー画廊-littlecop

 小林たつよし・作『リトルコップ』(1988年~ コロコロコミック)。
義務教育のガキにしか見えないが、実は犯罪都市・NYにて
敏腕刑事として名を馳せた主人公・矢車弾が銃ブッ放しながら
悪を叩きのめすアクション漫画。
 まぁそのスジではよく知られているだろうから、説明の必要も
ないと思うんだけど、児童向け雑誌のマンガといいながらも
作者のウマさから(絵的にも話作り的にも)結構読める。
人情話がしっかり描ける人ってのは、こういった雑誌にとっては
貴重な存在だと思うのでありマス。

 …「協力・レッドカンパニー」?
あぁ、僕らの入交昭一郎さんを池に叩き落したオッサンの会社か。
まぁいいや。

 で、そのコスモが走り系の大活躍をするのが、上に掲載した巻の
『激走!!コスモスポーツ』なるエピソード。
この話で、子供を轢き逃げしつつ悪意の暴走を繰り返す
黒いポルシェターボ(『激突!』ばりに運転者の顔を見せない)を
暴走族のヘッド・矢島(フルワークス仕様S30Zを駆るナイスガイ)と
共に追う弾のコスモ。その超高速追跡モード(便宜上勝手に命名)が
何気にスゴイ。簡単に描くと↓こんなの。

テキトー画廊-cosmo_super

左から順に…
1.アンダーエプロン、Fスポイラーに変形。
2.スーパーチャージャー起動(大型ブロワーファン2基)。
3.トランクフード下からRスポイラー出現。

…なんかカッコいい(笑)。
それでもなお暴走をやめない黒ポルシェに怒り心頭の弾は
ついに愛銃・べレッタM93R改を抜き、発砲。
見事一撃でEgルームをブチ抜きつつ、犯罪都市NYで鍛えた
都会のチビしい掟を叩き込んでやるのでした。

 コスモ自体は上記装備以外にも、ルーフ脱着やシート射出、
トランク内より小型バルカン砲出現等の武装のほか
テロリストの銃弾や暴徒鎮圧用パワードスーツの攻撃にも
ビクともしない強靭な装甲を誇っていたりする。
本編中、同じL10Bでも初期と後期のディテールが混在しているのは
当時入手できたプラモと、保育社『世界の名車15 MAZDA』に
掲載された個体を参照した為でしょう。後者は一時期、よくマンガに
出る旧車の資料として活用されてたな。

 何か可変ウイング機能はともかくとして、この前後スポイラーは
正直カッコいいと思うので、是非オーナーさんに再現して欲しい
…などと言ったらオーナーズクラブの方々に叱られそうなので
「コスモ改造するのは勿体無いから、FDベースで造れないかな」と
5分程度マジに考えてしまったよ(笑)。

 ちなみに上の画でUFOなんてフザケた物描いてると
本気でオーナーの方々に殺意抱かれそうで怖いので
UFOなしバージョンも↓アゲておく。

テキトー画廊-cosmo_nomal

 …まぁ、フツーの画風に落ち着いてはいるか。
でもボディ左サイドの三角窓を描き忘れているのは
適度にシカトして欲しい(苦笑)。


ペタしてね

節約したいけど、法定点検だからね。

 週末でござんす。
すっかり世捨て人みたいな存在になってる身には
あまり関係ねぇけどよ。
…といった所で、間に合わせのお題↓。

今日買ったもの、とりあえず教えて ブログネタ:今日買ったもの、とりあえず教えて 参加中


 買ったモノといえば…エンジンオイルになるのか?
イヤちょっと時間あるうちに(早ければ来週後半あたりから
また地獄の絵タレ仕事だしな)、愛車を法定点検に出して
おきたくて、馴染みの日産ディーラーに出向いたワケで。

 でまぁ、言われる事は大体想像つくんですわな。
「いやぁ~、距離走ってないですねぇ」とか。
ゼニがないから遠出もできなきゃガソリンすら満タンに
出来ない以上、それは仕方ない事ではあるのだが
逆にセールス担当に「そろそろ新車にしねぇ?」と
せっつかれる心配もないワケですわな。

 待ってる間にやる事はといえば、各種カタログの
ハシゴ読み。どれだけ欺瞞に満ちたメッセージと
上っ面だけのキーワードが綴られているか楽しみでな(笑)。

 そんな中、R35のGT-Rに関するメンテ等のアレコレを
解説したファイル冊子があったので「ココのディーラーから
買う奴もいないよな」と内心思いながら、冷やかし半分で
眺めていたら↓こんなカットが。

テキトー画廊-R35_NG

 すまん。正直「ノーマルよりカッコいい」と思った(爆笑)。

 あと「ティーダは何故売れているか?」みたいな書籍が
並んでいたので、コレも冷やかし気分で読み耽ってみた。
…いかにキーワードだのコンセプト、マーケティングといった
モノが空虚で独り善がりな薄っぺらいモノか、よくわかった。

 それと展示車の物色とか。
…とはいっても現行のキューブしか置いてなかったけど
ホイールハウスなんかの、あまり見られない場所とか見ると
何気に面白い。
フロント側にポリプロピレン製の薄いインナーフェンダーが
ついており「コレでハードブレーキングとか続けると、熱で
反り返って来るんだよな。S13のシルビアとかそうだったし」
と思いつつ、キューブごときでそんな運転する奴もいまい
…と思い直す。
 で、リアフェンダー内を見てみると…左官屋にバイトで来た
ガキが「どうせ見えねーだろ」とテキトー仕事したように
荒く防音素材が塗られているだけ、という状態で
「あぁ、こういう所でコストダウンしてるのね」と納得。

 …と、なかなかに黒い自分晒しておりましたが反面、
別のお客が連れてきていた猫さんがニャーニャー鳴くのに
内心癒されておりましたわよ(笑)。


 そして点検終了となったワケだが、整備担当者に
バッテリーの状態が良好な事を驚かれながらも
技術料として180Kほど取られましたよ。
…たく、人間サマより金食いだよ↓コイツは。

テキトー画廊-z32_wash

 …ま、車齢18年目で大した問題もなく動いているだけ
有難いのでありますが。

【参考にならないクルマの描き方】余話

 生意気に「その3」とか始める前に、ちょっと一息。

 このカテゴリ始めてから「やっぱそのテのハウツー本とかに
眼ェ通しておいた方がいいのかなぁ?でもその本に影響されて
単なる受け売りと孫引きの羅列になったら、やる意味ねぇし。」と
ガラにもなく葛藤していたのであります。
…ほんの5秒ほど(笑)。

 そんな折、探していた書籍がヤフオクで見つかったので
抑えておきました↓。競争入札にならんでよかった(笑)。

テキトー画廊-hodsumi

 穂積和夫・著『自動車のイラストレーション』ダヴィッド社・刊。
前回の項で登場したテンプレ二大巨頭の片方さんですね。
初版が1969年…て事は、もう40年前。当時の最新国産車が
今となっては旧車扱いであります。
 この書籍の存在を知ったのは、古本屋で入手した同年代の
カーグラの新書案内ページ。穂積センセは同誌にてイラストを
描き下ろしておられた。ので当然紹介されるワケで。

 で、本日到着したので早速読み耽っておりました。
正直な感想として「簡潔にまとめられているが、敷居が高い」。
読む側にある程度美術関連の知識(最低でも中学の授業程度の
知識に精通している事)がないと、伝わりにくいのではないか、と。
なので入門書としては難しい部類に入るかも。

 そういえば…もう亡くなった方だけど、石橋謙一さんという
イラストレーターがおりまして。まぁフジミやアオシマ、バンダイ模型の
プラモの箱絵をよく描いておられた方で、特に初期のガンプラなんぞは
いちいち俺が語らんでも、その辺のオタ公がツバ飛ばしながら
能書きタレている事でしょう。
 それはともかく、この方も同書(と猪本義弘さんの著作物)を読まれて
いたらしく、その時の感想を生前述べておられた。

もっとも本の中の記事と写真ではほとんどテクニックは分からなかった
というのが正直な感想です。

(以上、日貿出版社『スーパー・イラスト』より)

 確かに。まぁよく考えれば、そのうち商売敵になるかもしれん連中に
手前ェの手の内全部さらけ出すお人好しも、そうそういるワケがない。

 翻ってみれば、チューニングの世界もそうだった。
雑誌なんかで流用加工のノウハウを紹介する事は多かったのだが
記事の字面通りに組んでみても、実はその通りに完成しない。
他の連中は「何だよ、この記事ウソ書いてやがる」と嘆いたりしたけど
「いや、コレはわざと書かなかった=省いた箇所があるな」と気付くのに
そう時間はかからなかった。
結局、最後に必要なのは自身の経験でしかないのだなと。

 で私ゃ参考というより『答え合わせ』みたいな気分で読みましたが
「案外、言いたい事は同じだな」というのが正直な感想。
イヤ間違ってなくてよかった(笑)。
 但し、いきなり三点透視法が必要な所から練習させているので
失礼ながら「これは少し乱暴なのでは…?」と。

 あと、写真のトレスに関しては、やはり否定的な御意見。
 
 しかしトレースする、といってもただ手当たり次第にうつして描く、
というのではなくて、そこに至るまでのイラストレーター自身の
高度の技術とトレーニングがあってはじめて可能な方法だと
いえるのである。
(中略)車の持つ量感、質感、スピード感、そしてその車固有の
デザイン的な美しさなどを十分理解することなく、さらに数多くの
デッサンや訓練のキャリアのないものがいきなりこのトレースに
よる方法に飛びついたりすることは極めて危険であろう。

(以上、同署より引用)

 少し説明が必要か。
「技量があれば、まんま写真のトレス画を発表してもイイですよ」
と言っているワケでは決してない。
ただトレスするだけでなく、カメラの目で見た画から人間の眼に
写った自然な形への修正は、最低限必要…と仰っている。

 ちなみに私ゃ、商業誌等の自動車画にトレス物があまりにも
多過ぎる現状に「それで銭もらうなんざサギじゃねーか」と
日頃ムカッ腹立てている身でありまして(イヤ、誰とは言わんが)
まず「トレスの画なんてつまんねぇからヤメとけ」…と、
コレから始める人に向けての警告を発する意味で【その1】
書いたワケでありますが(笑)。

 で同書。
さすがにデジタル画の時代が来ることまでは想像しておらず
(まぁ根っこの部分では同じですが)、また同書とは違う形での
描画法も結構あるな…と確信できましたので、次回以降は
そちら方面についても地道に触れるとしましょうか。
即ち次回以降も、誰かのマニュアル本丸写しな記述は
出てこないと思います。何せコレしか読んでないから。
(でも知らん内に偶然、他人の書と同じ表現が出るかも
しれない…が、それは不可抗力という事でご容赦を)

 ちなみに前回「泥棒アニメの設定画関連、この本とかを定本に
したのでは」と仮想しておりましたが案の定。
定本…どころか、単なるパクリだった事もつけ加えておきます。

お前の読む本はクルマばかり。

 やっと峠を越えたぁ。
…という私事はともかく、リハビリに↓こんなネタでも。

最近面白かった本は? ブログネタ:最近面白かった本は? 参加中


 絶版本でもいいというなら参加しよう。
先日この記事書いてから、ちょっとした興味や気分転換で
↓コイツを書庫から引っ張り出して読んでたな。

テキトー画廊-supercar

 三本和彦・著『ジャガーバックス いちばんくわしいスーパーカー』
発行元:立風書房。但しとっくの昔に絶版(笑)。
コイツはお宝ブームに始まる雑文化関係の本が、軒並み値段つく
ようになる前、確か¥300程度で買ったんだと記憶している。

 何といってもあのカルト番組(笑)『新車情報』の三本センセである。
ドレだけ不躾な言動が飛び交っているか…とは期待しなかったものの
やはりその文体とかが結構気になる。

 いや優しい文体。キチンとガキ子供さんに伝わりやすい
文体で原稿書き連ねておられる。
考えてみればこのセンセ、長いことTBSラジオ『全国こども電話相談室』にて
回答者として出演しておられた事もあって(そちらは実に丁寧な解説を
されていた)、簡潔な文章にて解説してらっしゃる。
 別に今すぐ作業するワケではないのだが、児童向けの文体のオトし方の
秘訣というか法則というかが、何となくわかったのは収穫であります。
コレが「3歳のオランウータン云々」に通ずるアレかと。

 但し…文字数の関係もあるだろう。児童書は活字の級数を大きく取る
必要があるし…という前提で言うけど、あまりに簡潔な文体ゆえに
表現がストレートというか、よりバイオレンスな匂いを漂わせる箇所も
散見できるのが面白い。
 例えばジウジアーロのバイオグラフィに関する記述とか。
(以下、青文字は引用文)

初め、ベルトーネの所にいたジウジアロは、その才能を注目されて
いました。しかし、ベルトーネと意見が合わずけんかした彼は、
ギア社という所にうつりました。


 …「ケンカ」と書かれるとどうしても「腹いせに上司ブン殴ってヤメた」
みたいなのを想像してしまうのだが。
もっとスゴいのはエンツォ・フェラーリに関する記述。

 しかし、気の強いフェラーリは、アルファ・ロメオと大げんかをして
独立してしまいました。


 ぶははははは。何だか血みどろの殴り合いを想像してしまうのは
俺個人の人生経験が加味されているせいなのだろうか(笑)。
お陰様で「貧しい」「官僚主義」「メシばかり食ってる」「仕事はテキトー」
そして「ワキガ臭い」というイタ公に対する偏見の羅列に
「喧嘩上等」という属性が追加されてしまったよ。

 ちなみにこの本、資料的価値は大してないとは思うんだけど
イタルデザイン/アッソ・デ・ピッケ(いすゞ・ピアッツァのご先祖様)の
貴重なレンダリングが掲載されていたりする。
多分大昔の『カースタイリング』(三栄書房)見れば掲載されていると
思うけど、何せ中古市場にタマ出ないし、あっても高い。
 その辺は…今は学研に移管されているけど『ル・ボラン』を発行して
いた出版社だけに、素材なんかはどうにか持ってたんだろうね。

 ちなみに、イラスト担当者の箇所に大内誠さんの名が見える。
あ~、FZRとかRZVの図解とか覚えてるわー…てのはともかく
本書中の凝ったイラストは、この方のお仕事なんですかね?
何かトヨタEX-Ⅲの後ろ半分に巨大なブースターつけたクルマが
「21世紀のスーパーカー」として紹介されてたりするけど。