宮森さんと、梅田和紙との出会い
福井今立の旅の初日。
今立現代美術紙展にて、
作家の宮森敬子さんと彼女の素敵な作品と、作品の中心に使われていた雁皮紙(がんぴし)という和紙に出会うことができました。
紙の王とも呼ばれているのだそうです。
しかも、梅田さんという方が作られた、極薄の貴重な雁皮紙なのだそうです。すばらしいです。最初は和紙だとはわからなかったのですが、触れた瞬間、時が止まったようで、言葉がありませんでした。
実は旅の前にこんな薄い和紙はないのかしら、と調べても、見つけられずに今立に来てしまってました。
「雁皮紙(がんぴし)は、ジンチョウゲ科の植物である雁皮から作られる和紙である。
雁皮の成育は遅く栽培が難しいため、雁皮紙には野生のものの樹皮が用いられる。古代では斐紙や肥紙と呼ばれ、その美しさと風格から紙の王と評される事もある。繊維は細く短いので緻密で緊密な紙となり、紙肌は滑らかで、赤クリームの自然色(鳥の子色)と独特の好ましい光沢を有している。丈夫で虫の害にも強いので、古来、貴重な文書や金札に用いられた。日本の羊皮紙と呼ばれることもある。」
Wikiより
雁皮紙を作る工程の映像がありました。
https://youtu.be/dTcox0Ep8kM
そして梅田さんの雁皮紙を使われた宮森さん作品の中で唄う柚楽弥衣ちゃん
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=10213419102125447&id=1036640873
翌日の奉納では弥衣ちゃん、そして梅田さんの雁皮紙と共に舞わせていただくことに。
とても薄くて薄くて・・驚きですし
確かに出会うことを願ってはいましたが
本当に私で良いのかしら・・
舞踏では和紙、新聞紙と・・
紙と共に舞うことは何度かありましたが、
紙と舞うのは難しいです。
新聞紙の舞の為に一年以上、連日稽古をしたこともありました。
難しいというのは技術とかだけじゃなく・・
「紙と自分と紙一重」と先生がおっしゃっていたことも今思い出しました。
しかもこのような薄い和紙と共に舞うのは初めて。どきまぎですし不意な出会いに
初心に戻りましたが~
深く深呼吸しまして~
流れのまま、
体も緩めまして。。
まずは、ご縁に心から感謝です。
宮森さん、本当にありがとうございました
m(_ _)m