舞踏家・岡 佐和香のブログ -156ページ目

肌断食中

舞踏家・岡 佐和香のブログ-写真.jpg
肌断食中です。
ときどきナノサイズのお水しか顔に着けない日を作る
と、いいらしい

ホントかどうか試してみました。。
いいかもしれないけど、どうなんだろう。。

首の回りは稽古の汗です。
ダンスの時の汗は、サラサラです。
インナーマッスル使うからかな。岩盤浴入った時みた
いな感じがします~

8/21~27 『日本舞台写真家協会写真展』

日本舞台写真家協会写真展 にて

高島史於さんが撮ってくださった写真が展示されます。


8月21日~27日

六本木ミッドタウン、フジフォトサロンにて


よかったらぜひラブラブ


舞踏家・岡 佐和香のブログ (ちっちゃくしときます。会場でぜひ♪)

日本舞台写真家協会 第12回協会展

「Lights ~舞台からのメッセージ」

2009年8月21日(金)~8月27日(木) 
午前10時~午後7時(最終日は午後2時迄)
会場:FUJIFILM SQUARE(東京ミッドタウン)富士フイルムフォトサロン
〒107-0052 港区赤坂9-7-3 フジフイルムスクエア2F
TEL 03-6271-3351
入場料  無料

最寄り駅
・都営大江戸線「六本木」駅と直結
・東京メトロ日比谷線「六本木」駅より徒歩4分
・東京メトロ千代田線「乃木坂」駅より徒歩5分





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そもそも写真家は「光」を読み、そこに生まれる光と闇とをどう表現するかが問われる存在ですが、そのなかでも舞台写真家の「光」とのつきあい方は、まだ一種独特なものをもっています。同じ舞台空間でも、そこで上演されるもの ─音楽・演劇・バレエ・ダンス─ によって千変万化の光が現れます。さらに演目をとおしてそれは変化しますが、舞台写真家は予測や経験によってその状況を御し、ハプニングですらも、作品へとつなげて行かなければならないのです。
そんな舞台写真家の集団である日本舞台写真家協会。12回目の協会展のテーマは「Lights 舞台からのメッセージ。我々と密接な関係にある光と闇をキーワードにした、会員による渾身の作品を展示します。

作品点数 : カラー/モノクロ 全紙64点





Dynamite Body

昨日は地唄舞の公演を観にいきました。

演目知らず、誘われるがまま、席に着いたら、
待つ女の姿がありました。

緩やかな動きに溶け込む、扇子を扱う細やかな所作が、素晴らしかったです。
足を上げるでもない、ジャンプや回転するわけでもない。

何げないポーズや所作の連続に、引き込まれますが、舞手の額から流れ出る汗に、静の肉体のダイナミズムを感じました。
だから、引き込まれてしまいます。


そして、舞踏が、現代舞踊が、個人の裁量がきく分、いい加減に陥りやすい状況にあること、改めて認識しました。



余韻に浸って帰ろうとしたら、年下の知り合いの舞踏仲間に会いました。
彼女は、地唄舞を学んでいるのでした。

先見あるなあと感心したんだけど、彼女がふと、
舞踏の先輩から(やりたいのは)「地唄舞なのか?舞踏なのか?」と問われたと話してくれました。

今は、そんなこと、問えるほど、舞踏の世界は、できてないなと、私を振り返り、思います。


舞踏が、この先可能性、あるかといったら、廃れる可能性が高いと、感じます。


枠にこだわらず、当人がどんだけ中身のダイナミズムを魅せることができるか、が、やはり大事だと、思った出来ごとでした。。

虫の音に ふと、立ち止まる

昨日、都内某所、ビルの谷間の遊歩道を歩いていたら、立ち止まってしまいました。。



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ヒグラシの鳴く音が、からだ全身にしみこんできました。


ふとした瞬間、自然と繋がる。


生身の生きものが醸し出す音の力に、なんともいえない魅力を感じました。



そして、


「静けさや、岩に染み入る蝉の声」


この感覚を感じられることに、嬉しく感じました。



このことを書こうと思って、ヒグラシの写真(すみません誰かさんのです。。。)をネットで今探していて、ふと、検索エンジンに自分の名前を入れてみました。


そしたら、一年前の写真が出てきました。


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書家のSOGEN先生とのバトルのようなセッションをしたのは、もう一年前です。

撮っていただいたのは、新潟十日町の秋田光久さん、SOGEN先生のご友人です。


本当に、厳しい闘いのようなセッションだったので、しばらく冷静に写真を見ることができなかったのですが、素敵な写真として残していただけたことに、心から感謝しています。


先月は写真家、中野愛さんが同じセッションを撮られたものを、SOGEN先生が韓国ソウルでの書展にて、展示してくださいました。セッション後も、何度か写真とともにブログに詳しく載せていただいていたりと、SOGEN先生の心の大きさに、感謝してます。。。

http://blog.livedoor.jp/cpiblog00787/archives/51525817.html

http://problog.jp/blog/200-01/2008/10/post_22.html



セッションを観て下さった方は、あまりの激しい闘いに、賛否両論に分かれたと最近になって耳に聞こえてきました。否定的な意見は、私に対してのかなり厳しいご意見だったようです。

いまだに、私の中ではアレでよかったか、もう少しやりようがあったのかな、とふと考えることがありますが、当時はあの渦中、あれ以上、どうしようもできませんでした。

たくさんの人の視線の集まる中で、孤独すら感じましたが、後悔は、やはりしていないです。


一年を経たいま、私自身、日々書に向かっていますが、この先に、もっといい舞台ができるようにと、そして人としても成長できるようにと、思うばかりです。



次の舞台は、十日町、鉢です。

3年前にも参加させていただきましたが、大地の芸術祭の一環で、美術家ヒグマ春夫さんのインスタレーションの中で、舞わせていただきます。

虫や蛙や鳥など、自然の音に包まれる中、大地を踏みしめ、素敵なひと時を舞わせていただきたいと思っています。ニコニコ


大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ2009

ふれあい写真感-おもいは通じる-
ヒグマ春夫/Higuma Haruo

里山・アート・コラボレーション

会場:十日町鉢、作品の周辺&中沢の家 

8月8日(土)開演時間18:30

http://visualparadigm.web.fc2.com/09-1.html



お盆とダンスと・・・

>特に夏は、彼らを思うに、ふさわしい時期です。オバケオバケオバケ

>400年を思い、次の400年のために、私ができることって、素敵なダンスを踊ることなんだなって、あらためて感じています。

>来月、心と体を大掃除して、楔を打とうと思いますインプラントでかハンマー


と書いたら、ホントにお盆に母方の田舎の伊那に行くことになっちゃいました。


お墓参り、きちんとしようと思います。。





でもね、田舎に帰るのはお墓参りだけが目的じゃありません。。

ダンスです。


死者が踊ってやってくる。。ダンスとお盆と死者、切っても切れない深い関係、あるんだよなあとつくづく感じます。



ということで、隣の村の新野で、3日間の盆踊りがあるので、観にいってきます。。


こんなのです。


新野の盆踊り
http://www.ii-s.org/event/logs/post_101.html

お盆の三日間、夜を徹しての盆踊り。笛や太鼓といった楽器を使わず、音頭取りの音頭出しと踊り子による返しの声だけで踊ります。櫓を中心にした踊りの輪は500mにも達します。


500年以上も続く静かな盆踊りhttp://www.town.anan.nagano.jp/kankouguide/niinonobonodori.html


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『盆踊りといえば、楽器に合わせた踊りを意味するのが一般的ですが、新野の盆踊りは三味線、笛、太鼓といった鳴り物を一切使いません。音頭台の上にいる5、6人の音頭取りの中の皮切りが最初の一句を始めると、それから朝まで唄い踊り続けます。まさにダンス・ダンス・ダンスの世界で、7つある踊り(扇子を持つのが、音頭、おさま甚句、すくいさ、おやま。手踊りが、高い山、十六、能登)を交互に交えながら音頭取りと踊り子の歌の間合いやかけ合いで進行していきます。皮切りの声ひとつが、やがて2000人に及ぶ壮観なリズムとなって続き、「さあさ皆様おひらきぁ、いかが、明日の仕事の邪魔になる」と歌って終わります。』



踊りだけで、たしか30種類くらいあると母からききました。

昔は隣村の母の地域でも、新野の盆踊りほど盛大じゃないけど、みんなで夜を徹しての盆踊りをしたんだそうです。

今では、新野しか見られない光景のようです。。


3日間はいられないけど、「500年以上も続く、盆踊り」、楽しんでこようと思います。





ちなみに、個人的には、盆踊りの中ですきなのは、おわら風の盆です。


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子供のころにNHKでドキュメンタリーをみて、風の盆、絶対に絶対に、生きてるうちに踊りたいと思いました。

そしたら2年ほど前にお仕事が舞い込んできました。

映画「愛の流刑地」の踊り手として、出演させていただいてます。

女、男一組のペアで、ほんの一瞬でています。

露出しているのは、口元だけですけどね。。


実際に八尾で撮影をしたのですが、ちょうちんがともされて、本当に本当に、幻想的な世界でした。

男女にわかれて、何気ない所作を繰り返す踊りですが、ずーっと繰り返してゆくと陶酔してゆく、セクシャルな踊りです。

またいつか、踊りたいです(‐^▽^‐)


これはそのときの写真です。ちょうど、3年前の写真です。。


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