お盆とダンスと・・・ | 舞踏家・岡 佐和香のブログ

お盆とダンスと・・・

>特に夏は、彼らを思うに、ふさわしい時期です。オバケオバケオバケ

>400年を思い、次の400年のために、私ができることって、素敵なダンスを踊ることなんだなって、あらためて感じています。

>来月、心と体を大掃除して、楔を打とうと思いますインプラントでかハンマー


と書いたら、ホントにお盆に母方の田舎の伊那に行くことになっちゃいました。


お墓参り、きちんとしようと思います。。





でもね、田舎に帰るのはお墓参りだけが目的じゃありません。。

ダンスです。


死者が踊ってやってくる。。ダンスとお盆と死者、切っても切れない深い関係、あるんだよなあとつくづく感じます。



ということで、隣の村の新野で、3日間の盆踊りがあるので、観にいってきます。。


こんなのです。


新野の盆踊り
http://www.ii-s.org/event/logs/post_101.html

お盆の三日間、夜を徹しての盆踊り。笛や太鼓といった楽器を使わず、音頭取りの音頭出しと踊り子による返しの声だけで踊ります。櫓を中心にした踊りの輪は500mにも達します。


500年以上も続く静かな盆踊りhttp://www.town.anan.nagano.jp/kankouguide/niinonobonodori.html


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『盆踊りといえば、楽器に合わせた踊りを意味するのが一般的ですが、新野の盆踊りは三味線、笛、太鼓といった鳴り物を一切使いません。音頭台の上にいる5、6人の音頭取りの中の皮切りが最初の一句を始めると、それから朝まで唄い踊り続けます。まさにダンス・ダンス・ダンスの世界で、7つある踊り(扇子を持つのが、音頭、おさま甚句、すくいさ、おやま。手踊りが、高い山、十六、能登)を交互に交えながら音頭取りと踊り子の歌の間合いやかけ合いで進行していきます。皮切りの声ひとつが、やがて2000人に及ぶ壮観なリズムとなって続き、「さあさ皆様おひらきぁ、いかが、明日の仕事の邪魔になる」と歌って終わります。』



踊りだけで、たしか30種類くらいあると母からききました。

昔は隣村の母の地域でも、新野の盆踊りほど盛大じゃないけど、みんなで夜を徹しての盆踊りをしたんだそうです。

今では、新野しか見られない光景のようです。。


3日間はいられないけど、「500年以上も続く、盆踊り」、楽しんでこようと思います。





ちなみに、個人的には、盆踊りの中ですきなのは、おわら風の盆です。


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子供のころにNHKでドキュメンタリーをみて、風の盆、絶対に絶対に、生きてるうちに踊りたいと思いました。

そしたら2年ほど前にお仕事が舞い込んできました。

映画「愛の流刑地」の踊り手として、出演させていただいてます。

女、男一組のペアで、ほんの一瞬でています。

露出しているのは、口元だけですけどね。。


実際に八尾で撮影をしたのですが、ちょうちんがともされて、本当に本当に、幻想的な世界でした。

男女にわかれて、何気ない所作を繰り返す踊りですが、ずーっと繰り返してゆくと陶酔してゆく、セクシャルな踊りです。

またいつか、踊りたいです(‐^▽^‐)


これはそのときの写真です。ちょうど、3年前の写真です。。


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