ギャンブル依存症から学ぶ
みなさん、こんにちは!医療法人社団カワムラヤスオメディカルソサエティ 河村病院所属 社会保険労務士原田聡です。ギャンブル依存症、最近話題になっています。ギャンブル依存症とは、賭け事をしたいという欲求を抑えることができなくなる病気のことをいうみたいです。ダメなこととわかっちゃいるけどやめられないギャンブル依存症は、どことなくアルコール依存症、薬物依存症、性的依存症などに似ている気がします。人はよく褒められたりすると嬉しくなり、もっと頑張ったりするかと思います。脳内にある神経ネットワークにドーパミンという神経伝達物質が放出することで気分を高揚させているみたいです。このような嬉しいっていう報酬をもらえるための脳内のシステムののことを「報酬系」というらしいですね。人間にある「報酬系」という神経メカニズムを知れば、それを使わない手はないです。ある意味、良い方向での依存症であればOkでなないですか。依存症には、報酬系と呼ばれる神経ネットワークにドーパミンが放出されるからだとすれば、このドーパミンって、元気の根源ですよね。ドーパミンを増加させればさせるほど、元気になれるわけです。ドーパミンはどんなときに放出されやすいかといえば、試験に合格しているかを期待しているときとか、月末の旅行予定を指折り数えているときとか、運試しに素敵な誰かを映画に誘ってみたらOKだったときとか、なんかワクワクどきどきもんです。ドーパミンが放出されているのです。つまり、そういった環境を自ら作ることで、ワクワクを創作し、ドーパミンを放出させれば、モチベーションを上げることもでき、人生楽しくできる気がします。単純にいえば、毎日の目標、毎週の目標、毎月の目標、毎年の目標と、目の前のにんじんのように、目標を掲げて生活することで、脳内システムにドーパミンを放出させればいいというわけです。今回の新聞等を賑わせているギャンブル依存症の記事を見て、そのように感じました。