アルメニア料理に挑戦! | 晩酌かあさん ちょっくらドバイってまいります

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2016年より夫の赴任帯同で、2人の娘とアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで駐妻生活中。 ドバイの暮らしや観光についてブログに綴っております。なかなか晩酌できない国で奮闘中☆

外国人率85%の超グローバルな都市、ドバイには様々な国のレストランがあります。
そんな中ずっと気になっていた、近所のアルメニア料理レストランに行ってきました。
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そのレストランは、デイラのアルグレア・センターの近くにできた、

新しいショッピングモール、Wasl Districtの中にあります。

アラビックな雰囲気がなかなかよい建物なのですが、

インドっぽいスーパーがあるくらいで、まだほとんどテナントが入っていない状態です。

でも、Google Mapで見ると、「アルメニア料理レストラン」という表示が出てくる...

これがずっと気になっていました。

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アルメニアという国がどんな国なのか、そもそもどこにある国なのか、

ドバイ駐在が決まって、中東地域に目が向くまでは、まったく知りませんでした。

アルメニアの場所は、このあたり、黒海とカスピ海の間にあり、ジョージアと接しています。

だから中東というより、東欧なんですけれど...

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渡航前に中東の歴史を知っておこう、と図書館で借りてきた、

中近東や中央アジア、アフリカの歴史について書かれたこの本に

アルメニアについての記述があったので、記憶に新しく残っていたのでした。

チグリス・ユーフラテス川の源流があるこの国には、なんと

かつてエデンの園があった、という説があります。

さらに、アルメニアの象徴でもある、標高5,137mのアララト山は、

ノアの方舟が流れ着いた場所とも言われれいます。

要するに、聖書において、ものすごく重要な場所であるわけですねおおーっ!!

 

そしてこのレストランも、名前がアララト・レストランでした。

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あまりきれいなお店を期待してはいなかったのですが、

奥まったところにある階段を上がって行くと、おしゃれな感じの看板が現れましたキラキラ

おっ!なんかいいかも~うっとり

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お店の前には、こんな可愛い、花咲く樹の飾りも。

娘たち、写真を撮りたがります汗

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子どもたちを落ち着かせるのに手間取って、あまり写真が撮れなかったのですが

アルメニアの民俗がなんとなくイメージできる、道具や置物がたくさん飾られています。

気難しそうな印象の、民族衣装を身につけたおじさんが出迎えてくれました。

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テラス席もいい感じでしたが、蒸し暑かったので、空調の効いた店内へ...。

 

お店の中は、ヨーロッパの穴倉、といった感じで、雰囲気があります。

アルメニアは、世界で初めてキリスト教を国教とした国で

素朴な修道院があちこちにあって、ワイン造りが盛んなのだそうですが、

まさにそんな感じ...!天井から、たくさんのブドウの飾りが吊り下がっています。

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料理を注文すると、サービスのパンにピクルス、生野菜が運ばれてきました。

このあたりはアラビックのレストランと同じですね。

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特に、お気に入りのイラク料理レストラン・Bestoon Samadと似ています。

ベストゥーンはパンがおいしくて、子どもたちも大好きなのですが、

ここのパンはさらにふかふかハートふたりとも、大きいのをまるっと一個食べちゃいました。

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アラビック・レストランと同様、料理の種類がものすごくたくさんあって、

注文を決めるのは大変うーん 悩んだ末、3品を選びました。

 

まず、ボルシュです。

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アルメニアは旧ソビエト連邦。

ロシアと近いので、料理もロシアに近いだろうと思っていたので、

ボルシチっぽい名前のこのスープが気になったのでした。

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味はやっぱりボルシチ~!
ビーツとキャベツ(?)の甘味に、牛肉の旨味が優しくまとまっています。
うん、これはうまい~!!ん~
添えられたサワークリームと一緒に食べると、さらにおいしくいただけましたぺろっ
子どもたちがすっかり気に入って、2人で取り合うように食べたので、
両親の口にはほとんど入らず...。スープは2つ頼んでも、よかったな~苦笑
 
次にやってきたのが、お店の看板料理っぽい、ハシュラマ
これはあとで調べたら、トルコ由来のお料理なのだそうです。
ラム肉と野菜をチリトマトベースで、とろっとろに煮込んだもので
これも滋味たっぷり~おいしいすっごくおいしかった!
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ハシュラマとボルシュは、思ったほど大きくなくてほっとしたのですが、

最後にでっかいのがやってきました!

3つめは記事トップにも写真を載せた、コルジンです。

メニューの、ピラフに袋状の何かが載っている写真が気になって、頼んでみました。

袋...というか、アララト山みたいな(笑)かたまりは、薄いパンを巾着状に巻いたもので

中には牛肉と野菜にプラムを煮込んだ、ちょっと甘めのソースが入っていました。

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これも優しい味でおいしい...!

ピラフはカレーっぽい味ですが、ほんのり辛さを感じるくらいで、

はーこ@6歳も大丈夫でした。

 

ただやっぱりものすごい量で...袋になっていたパンはほとんど残してしまいました苦笑

餃子のようなキンカリや、隣の席でエミラティのカップルが食べていた串焼きなんかもおいしそうでしたが、

次回かな~。

 

ちなみに夫婦の感想は、食い違う...苦笑

夫は「ベストゥンのほうがおいしいよな!」

私は「ベストゥンよりおいしいと思った!」

...ま、どっちも子どももOKなレストランということで、また来ることになりそうです。

クーポンもいただいたし、デリバリーもやってるみたいだし。

気難しそうに見えたお店のおじさんも、「アムーラ!はぁと」と子供たちをなでなで、

可愛がってくれって、パーティー用の笛をくれました。

 

アルメニアの隣国は、アゼルバイジャンなのですが、

ボックスパークにアゼルバイジャン料理のお店があるそうなので、

今度はそちらにも行ってみたいですぺろっ

 
ところで最近、はーこ@6歳が、読み聞かせによくこの本をもってくるのですが...
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先日、「どうして神様は「おとうさま」なの?」と聞かれました。
...な、なんでだろう...?苦笑 考えてみたことありませんでしたが、なぜ神はFatherなのでしょう?
 
アラビア語を習いに通っている、Al Huda Sisitersで見つけたこのパンフレットには
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」という言葉は、創造主であり大いなる存在を表す、便宜的な言い方で
文字通り「父親」というわけではない、と書いてありました。
でも、たとえば海は、「なる」海ですよね?
受動的に育むのが母で、意思を持って能動的に働く、というのが父、というイメージでしょうか?
 
娘には「キリスト教やイスラム教やユダヤ教では、神様をおとうさまと呼ぶんだよ~」と
とりあえず答えたのですが、明確には答えられないままです汗

説明する方法があれば、教えてください。


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2016年より、6歳・3歳の2人子連れでアラブ首長国連邦に赴任帯同。
ドバイに暮らす、もしくは旅行にいらっしゃる方のお役に立てればとブログを書いております。
 
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