お疲れ様です。子育てコーチング協会インストラクターのさとさんです。
昨晩は傾聴を学ぶ機会がありました。
傾聴は「相手を理解しようとする聞き方」。で、思ったことがあります。この20年、学童保育・児童クラブの現場で感じたこと。
𠮟咤激励され続ける子どもたち
子どもたちは、ずっと叱咤激励され続けている。
きっと、遡れば私たち世代も同じなんだろうな。ということは、今の親世代もそうなんだろう。
言い換えるとこういうことなのかもと思ってしまった。
がんばればできるから
大丈夫、やればできるよ
もうちょっと、続けてみよう
我慢も大切だから
そんなこと言ってるからダメなんだよ
みんなやれてるんだから
逃げたらダメだよ
そんな言葉に、追い立てられて育ってきた大人たち。
そんな大人たちが、学校でも、学童保育でも、家でも、もしかしたら保育園でも…子どもたちを追い立ててしまっているんじゃないだろうか。
もしかしたら、大人たちが自分たちの話を聞いてほしかっただけなのかもって。
話を聞き方を教えてくれない
人の話を聞くなんてことを、誰も教えてくれなかった。
私自身、40歳を過ぎてから「人の話を聞く」意味が分かったもんな。
日常の会話ではない「共感」で相手の話を聞くことの意味。
共感と同感の違いが、「人の話を聞く」意味を理解するのに重要なポイントです。
「わたしはそうは思わない」も同感になるんですよ。
長く子どもたちに接してきているけど、子どもの話を聞くことを知ってから実感します。
子どもは聞いてもらうと、自分で強く歩みだす力を持っている。
聞いてもらった経験がない子どもたちは、聞いてもらうことで心に安心感を蓄えていく。
聞くと不思議な現象が起きることがある。
子どもが不思議そうな顔をする。
そっか…それほど、「共感」してもらうことがなかったのかな…。
なんて思う。
でもそれは仕方がないことなんだ。
親も先生も支援員も…すべての大人が聞いてもらうことのない社会で大人になってしまったから。
私から聞くを伝える
𠮟咤激励され続ける子どもたちは、言われなくても頑張る方法を知っています。
今、自分がしなきゃいけないことも、知ってたりします。
だけど、その頑張るができないから、苦しくなっている。
その苦しい気持ちを聞いてほしい。
子どもは、気持ちを、本当は聞いてほしい気持ちを、弱くなってしまっている心を聞いてもらえたら、心は安心感で満たされる。
安心感で満たされることで、自分のすべきことに向かってチャレンジできるようになる。
だから、子どもの話を聞くことができる大人が増えてほしいと思っています。
一緒に学んでみませんか?私も学んだ「3つのきく」。
私は40歳過ぎてから学びました。もっと早く学べばよかったって正直思っています。
だけど、この「3つのきく」を学んで本当によかった。
もちろん、うまくいくこと・いかないことはあるんだけどね(笑)
それでも、学んでよかった。
子どもの話、人の話を聞けるようになった自分を少し誇りに思ってたりします。
大げさでもなく、本気で思ってるんです。
全ての人がこの「3つのきく」を学べばいいって。
きっと、そこから広がっていくんだ。
安心感で満たされて、チャレンジできる子どもが、大人が。
3つのきくを一緒に学びせんか?