不登校の対策にも役立つ4つのタイプ別カラー。具体例で解説します。 | 10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

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学童保育歴20年・島根県スーパーバイザーのさとさんが、特に低学年の子どもとの信頼関係作りをテーマに、働くママを応援するブログです。「聞く・訊く・聴く」を軸に、自己肯定感を育む関わり方と、親子のタイプに合わせた4つの関係性モデルを実例とともに紹介しています。

お疲れ様です。子育てコーチング協会インストラクターのさとさんです。

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不登校解決に役に立つ子どもへの関わり方を、4つのタイプ別にご紹介します。

 

 


4つのタイプ別とは

 

4つのタイプ分け:コミュニケーションカラーとは、自己主張と感情表現で4つのタイプに分けたもの。

 

 

 

タイプ別具体例

 

4つのタイプを知ると、不登校の対策になるのか?役に立つのか?

 

役に立ちます!

 

具体例で解説します。

 

・担任に子どもの特徴を伝えることができる(息子:青)

・旦那に伝わりやすい話し方を選べる(旦那:赤)

・子どもが求めていることを想像できる(息子:ピンク)
・起きられない子どもが起きるようになった(娘:黄)

 

「不登校の先にあるもの」ガイドが実際に活用している具体例を紹介します。

 

 

 担任に子どもの特徴を伝える

 

ガイドゆかりん(薮内由香里)から。

 

私は話を聞くときの姿勢と先生に本人の特徴を話すときかなー

青い長男が話せないときについつい問い詰めてしまいがち、しゃべろ❗って言ってしまいがちだけど、考えてるからなんだって知ったから寄り添いやすい

言っちゃうことの方が多いんだけどね、 でも後ででも。

あぁそうだった。考える人だった、いっぱい言葉かけすぎたかも とかって思い直してまた話をきくことができる。

知らなかったら自分の価値観だけで、そんなの楽観的に考えればいいじゃないとか、負けるなとか確実にクソなアドバイスしてたと思う。

↑あんたは弱いって言ってるみたいだねー

ゆかりんのブログ
金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

 

ガイドの田中梓さん(あずちゃん)も、息子さんが青タイプなので、同感してました。

 

自分だけの価値観ではなくタイプで違うということを考慮できると、先生に伝えるときにもしっかり伝えられる。

 

カラーのことを説明しなくても、何が苦手な部分かは伝えることができる。

 

ちなみに青タイプは質問されたら、まず考える。それも固まって。フリーズしている感じ。うちの長女も同じような感じです。

 

 

 

 旦那に伝わりやすい話し方を選ぶ

 

元ガイドこひちゃんは、旦那さんへ伝え方を選んでると教えてくれました。

 

旦那さんは赤タイプ。

 

カラーを知って学校の事や息子の様子を夫に伝える時、話が入りやすい伝え方を考えるようになった。

簡潔にとか、結論からとか。 ほんとに聞いてほしい時の話し方。

ただ話したいだけのときは、脈絡なく話しますがー。

 

赤タイプは、早く結論や結果を知りたい。そこを先に伝えておくと、伝わりやすいですよね。

 

私も赤タイプだから、よくわかる。「で、どういうこと?」って、聞いてしまいがち。

 

不登校って、夫婦で意見がかみ合わなかったり、ぶつかったりすることあるでしょ。

 

そんな時、伝わりやすい方法を選ぶと、互いの理解も深まるよね。

 

 

 

 子どもの求めていることが想像できる

 

タイプ別で「どういう風にかかわってほしいか」も特徴が現れます。

 

ピンクタイプ。「一緒に」することで、やる気も出る。

 

青タイプ。一人でやりたい。

 

こんなことがありました。

 

息子:ピンク

妻 :青

 

息子が車の免許を取るといいんじゃないって話になった。妻も賛同してくれて、息子も喜んだ。

 

息子「で、免許ってどうしたらいいの?」

妻 「〇〇自動車学校って、調べればいいんじゃない?」

 

これで、やり取りが終わってしまったと、後日息子からボヤキを聞いた(笑)

 

私も自分で調べてやればいいと思うんだけどね(本当に免許を取りたければね)。

 

それでも、この話を聞いて、カラーの違いをまざまざと知りました(笑)

 

息子は、あーだーこーだー一緒に話し合いながら、やりたかった模様です。でも、妻は、自動車学校について調べて、これだけお金が必要だとか、期間はどれくらいだとかをプレゼンをしてほしかった。

 

妻のやり方がまずいということではなくて、カラーが違うと取り組み方も違うということなんです。

 

不登校の子どもの場合、子どもに寄り添う方法がいいことも多いので、相手のカラーを知っていると、どうかかわるとより嬉しいかを知ることができます。

 

 

 

 子どもが起きるようになった

 

元ガイドれいこさんからも、教えてもらいました。

 

娘さんは黄タイプ。起立性調節障害と診断された娘さん。

 

うちの長女が多分黄色いんだけど、 「楽しい」とか「ワクワクする」がとても大切。

反対に、私は「きちんと」とか「時間を守る」などが大切。 学校に行けなかった時、うちの長女は、起立性で起きられなかったけど。

ねたまんま、 私には意味不明な、脈絡のない、理解できない話を (当時の私にとっては)延々と聞いた。

あーでもない
こーでもない
ジャニーズがどうの
学校の授業がどうの

時間は気になるし、話題があっちゃこっちゃするのが、私はただしたくてただしたくて。

でも、 聞いてるとね、 起きられたんだな、長女が。

今もね、 おんなじことの繰り返しでね。 やっぱ、たまには怒っちゃうけど。 わしは、赤いからさ(笑) 怒りに直結だからさ(笑)

 

黄タイプの欲求を、丁寧に聞いたれいこさん。すごいなー。

 

そんな娘さんは、ダンス教室に通うことになったんですよ。

 

赤タイプのれいこさんからすると、タイプ別を知らなかったら、黄タイプの娘さんのことを理解不能で終わってたかもしれないですよね。


 

黄タイプのゆかりんから、一つだけアドバイスがあったよ。

 

飽きるのも急激に来る可能性ありだって

 

そんなのも、タイプ別を通して、心の準備ができるんです。

 

不登校の悩みは、家族も含めて、いろんな人とのコミュニケーションがよくなることで、大きく前進します。

 

不登校の子ども・旦那・担任・実家・兄弟などなど。

 

色んなタイプの人がいて、そのタイプに合わせてコミュニケーションの方法を選ぶことができる。

 

コミュニケーションカラーは、コミュニケーションの際に本当に役に立つツールです。

 

 


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