【要注意】できて当たり前の人が、できなかったとき、やってしまうこと。 | 低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

学童保育18年ベテラン指導員さとさんが学童保育生活向上のためのスキル・テクニックを実践する中で確信している小学低学年の子どもとの信頼関係の作り方をお伝えします。

こんにちは、さとさんです。

何でも、人並み以上にできる人。

がんばるということは、当たり前な人。

弱い自分に気づきたくない人。

実は…要注意。

そんな人が、子育てで、思うようにできなかったとき。

何をするか…

正解を探そうとする。

それも、あなたの正解ではなくて、誰かの正解を求めてしまう。




ワシにも強くある傾向なんです。

だから、長男の育児は、ほんとにしんどかったんだ。



基本、何でもできちゃう人が、思うようにできなかったとき、自分を信用できなくなる。

なんだけど、たちが悪いのは、そんな繊細で最弱な自分を見せることができず、最強の武装をして立ち上がろうとする。

私、できてますけど!

って、よく分からない強がりをする。

書いてて、自分のことがあてはまりすぎて笑える。



こういうタイプが子育てで苦しむのは、自分の思うとおりに事が運ばないから、怒ってんだよね。

できないんじゃねーよ、やれよ!!

って、思ってる。



でもねー、人を思い通りに動かすことは、たとえ自分の子どもでもできることじゃない。

ましてや、子どもが大きくなってくれば、子ども自身に「自分」が育ってくるからねー。

でね。

そんなあなたは、人の思い通りに動かされることは、大嫌い。

なのに、なのに、人を思い通りに動かそうとしている。

実は、このことにも気づいていて、思い通りにならないのはわかってるんだけど、思い通りにしたいと勝手に苦しんでる。


幻の正解

結果、こういうタイプが何をするか?

信頼できる人に、答えを教えてもらおうとする。



ほんと、自分のことを書いてるから、ちょっと笑えるな。



常に、武装してる人の信頼できる人というのは、数少ないわけで。

信頼・尊敬できる相手でも、自分の弱みを見せることができない。

だから、素直に自分を見せることなく、答えだけを要求してしまう。



ここで、最後の難関がやってくる。

子育てには、答えという答えがない。

誰かの答えは、あなたの答えじゃないわけなんです。

アドバイスをしたところで、それは正解にならない。

例えば、ワシから見ると答えが明確でも、その答えはあなたにとって答えじゃない。なんてことが、出てきちゃうわけ。

正解を求めてしまっている時に、答えを伝えても、答えにならない。

もう、ほんと苦しいよねー。

でも、それは答えじゃないから。



じゃ、何をしなければいけないのか?

自分の心の声を聴く。

ここからスタートするしかない。

そして、弱い自分も受け入れていくこと。


これが、一番難しかった…

ワシの心の声(笑)


どっちを選びますか?

がんばるのが当たり前すぎて、常にできる自分を意識しているくせに、めちゃめちゃ繊細な心を持っている。

なのに、そんな素振り絶対に見せないあなた。

 そのまま、ガッチガチの最強武装をしたまま、子育てをします?

 自分の武装に気が付いて、中にいる自分を見つめて、心の声を聴くことで今の状況から抜け出します?

どちらを選ぶかは、あなたが決めればいい。