何でも、人並み以上にできる人。
がんばるということは、当たり前な人。
弱い自分に気づきたくない人。
実は…要注意。
そんな人が、子育てで、思うようにできなかったとき。
何をするか…
正解を探そうとする。
それも、あなたの正解ではなくて、誰かの正解を求めてしまう。
ワシにも強くある傾向なんです。
だから、長男の育児は、ほんとにしんどかったんだ。
基本、何でもできちゃう人が、思うようにできなかったとき、自分を信用できなくなる。
なんだけど、たちが悪いのは、そんな繊細で最弱な自分を見せることができず、最強の武装をして立ち上がろうとする。
私、できてますけど!
って、よく分からない強がりをする。
書いてて、自分のことがあてはまりすぎて笑える。
こういうタイプが子育てで苦しむのは、自分の思うとおりに事が運ばないから、怒ってんだよね。
できないんじゃねーよ、やれよ!!
って、思ってる。
でもねー、人を思い通りに動かすことは、たとえ自分の子どもでもできることじゃない。
ましてや、子どもが大きくなってくれば、子ども自身に「自分」が育ってくるからねー。
でね。
そんなあなたは、人の思い通りに動かされることは、大嫌い。
なのに、なのに、人を思い通りに動かそうとしている。
実は、このことにも気づいていて、思い通りにならないのはわかってるんだけど、思い通りにしたいと勝手に苦しんでる。
幻の正解
結果、こういうタイプが何をするか?
信頼できる人に、答えを教えてもらおうとする。
ほんと、自分のことを書いてるから、ちょっと笑えるな。
常に、武装してる人の信頼できる人というのは、数少ないわけで。
信頼・尊敬できる相手でも、自分の弱みを見せることができない。
だから、素直に自分を見せることなく、答えだけを要求してしまう。
ここで、最後の難関がやってくる。
子育てには、答えという答えがない。
誰かの答えは、あなたの答えじゃないわけなんです。
アドバイスをしたところで、それは正解にならない。
例えば、ワシから見ると答えが明確でも、その答えはあなたにとって答えじゃない。なんてことが、出てきちゃうわけ。
正解を求めてしまっている時に、答えを伝えても、答えにならない。
もう、ほんと苦しいよねー。
でも、それは答えじゃないから。
じゃ、何をしなければいけないのか?
自分の心の声を聴く。
ここからスタートするしかない。
そして、弱い自分も受け入れていくこと。
これが、一番難しかった…
ワシの心の声(笑)
どっちを選びますか?
がんばるのが当たり前すぎて、常にできる自分を意識しているくせに、めちゃめちゃ繊細な心を持っている。
なのに、そんな素振り絶対に見せないあなた。
● そのまま、ガッチガチの最強武装をしたまま、子育てをします?
● 自分の武装に気が付いて、中にいる自分を見つめて、心の声を聴くことで今の状況から抜け出します?
どちらを選ぶかは、あなたが決めればいい。