子どもが勉強好きにならなくても、いいような気がする―。 | 低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

学童保育18年ベテラン指導員さとさんが学童保育生活向上のためのスキル・テクニックを実践する中で確信している小学低学年の子どもとの信頼関係の作り方をお伝えします。

● 子どもが勉強好きにならなくても、いいような気がする―。

こんにちは、さとさんこと高島です。

子どもが勉強しない問題。

色々考え方もあって、やり方もあると思う。

私は、子どもが勉強を好きにならなくてもいいと思ってます。

学校で全然勉強できなかった人で、幸せになっている人、いっぱいいるもんね。

どうも、こんな感じの言葉にざわつく。

「いい子を育てる」

いやいやいや、いい子を育てるんじゃなくて、育ったら大人になるから。

子どもが未来を作るってのも、なんか嫌い。

未来を作るのは、私たちだから。

いい子を育てて、未来をよくしてもらおう。

人任せな感じが嫌なのかな…


積極的な関りよりも、安心感

学童保育では、いかに自由に遊ぶことができるか?

これを追求してた。

その結果として、子どもはたくましくなる。

折れない感じの強さが、体にしみこんでいくようなイメージ。

積極的な関りの中で、子どもと遊んでた。

自分の中の理想の子ども像があって、そこに行くように仕向けてたんだな。

今思えば。

自分の遊び方は、誰にも負けない自信だけはあるから、そんな自分を否定はしない。

仕事としてのプライドも、そこが根底にあったから。

学童保育を辞めて、親子の関係の中で子どもを見ている。

自分の子どもとか、ママと子どもってね。

その時絶対的に必要なのは、こうなってほしいという理想より、このままで大丈夫っていう安心感の方だって、思うようになった。

勉強をさせたかったから、信頼できるプロにお願いする方が全然いいなーって思ってるしね。

中2の息子に関しては、勉強をさせたいってのをやめたら、勝手に勉強する流れになっていくし。

それまでに、色々あったんだけど。

中2息子が自分のやりたいことを見つけ始めた途端、勉強をするようになった。

そんなもんだなーって。

自分のやりたいことを見つける前提に、安心感が足りなかったんだなーって、自分を振り返ったりするのだ。

子どもが勉強を好きになるに越したことはない。

くらいで、私はおさめておこう。

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