イギリスはもう直ぐGCSEらしいですね。
GCSEは中学卒業資格のテスト、、と訳すのが一番ピンと来る?

うちのYear 6の息子も来週からSATs(サッツと読む)があります。
こちらは小学校終了時のテスト
公立の中学校はこのテストの点数で最初のクラス分けがされるところもあるので、気が抜けない。

テスト期間中は学校で無料で朝食を提供するので早く登校して下さいとのお達しが。
体調を整えて遅刻者の出ない様、学校も万全の対策をする。笑

さてさて。私が今回書きたいのはGCSEの話。
Year10位で受けるから、息子にはまだちょっと先の事なんだけど、去年発表されたあるニュースで教育界に激震が走った。

というのも、息子の進学先の学校(LU)がGCSEの廃止を発表したのだ。
別にこの学校が一番最初、というわけじゃないんだけど、ロンドンの有名なアカデミックな学校が踏み切った、というので全国ニュースにもなった。

で、実際にGCSE廃止が施行されるのが息子の入学年からという訳。

これは言ったら一部の人々の価値観をひっくり返すくらいびっくりニュースで、ネットの教育フォーラムが炎上した。笑

発表されたのは去年の9月だったから、学校見学をした時にはもうその情報は知っていたし、学校も別途それについての説明会を開いたり、かなり丁寧な周知活動があった。

話に尾ひれがついて独り歩きしている感があるので、ちょっと補足すると、まず、完全な廃止ではないMathとEnglish は普通にGCSEのテストがある。
いわゆるGCSEのフォーマットの廃止はその他の教科で、それについては学校独自のコースを履修する。
勿論テストもある。いわゆる伝統的な筆記試験は当然ながら、グループワークやプレゼン、オンラインでのテストも含まれる。

これはどういう動きかというと、テスト勉強の為に費やしている期間に、GCSEの範囲に囚われずもっと自由に学べるようにというもの。

うちの息子の小学校だってSATsの模擬テストを10月から既に3、4回している。授業はSATsで点数を取れるような内容にフォーカスして、繰り返し繰り返しテストの準備をする。

それって、学びだろうか?

要は、テストの為の勉強を辞めようじゃないか、ということ。

GCSEのレベルに留まらないで、言ったら最初からAレベル(大学入試資格)を視野に入れて時間をかけてきっちり取り組んだ方が良い、というわけ。

ネットのフォーラムで炎上している人達が知らないのは、この学校にいる生徒は既に相当の倍率を勝ち抜いて来た子達なので、大学進学するのが大前提の話という事。

大学を出たあと就職する際、誰が中学の時の成績を気にするだろうか。

だからGCSE廃止といってもその辺の公立学校がやる訳じゃない。

でも何かの理由で途中で学校をドロップアウトする事になったら(もしくは転校する事になったら)どうやって自分の教育レベルを証明したら良いの?というごもっともな意見もある。
私も同じ事を思った。

でも例えば日本やアメリカから引っ越してきた外国人ってどうなってる?普通にGCSEのスコアがなくても、同等の資格でイギリスで進学出来てるはず。

とはいえ、過去に前例がない訳で、その理想論が効果的に発揮されるかは対象学年が卒業するまで分からない。

実験的モルモットには変わりないわけで、
私としては上手くいきますように、と祈るばかり🙏




勉強したくなったら…!


私の英語バイブル。中学3年義務教育を終えたら、こちらに切り替えて、英語で英語を学んだら良いと思う。




そもそも義務教育程度の英語力もない、という諸兄諸姉は思い切って最初からやり直すべし。

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英語を最初から学び直す


イギリスの子供が小学校に入ったら読み書きはこれで習う。日本の英語教育も、挨拶とか自己紹介とかじゃなくて、こういうお話の本から入っちゃえば良いのに。。


⤴️の日本語版。英語のリズムを崩さず、日本語でもそれを表現してるの、センスあるなと思う。


Dr. Seuss(ドクタースース)のシリーズは、鉄板中の鉄板。
言葉遊び的な要素があって、ストーリーは結構はちゃめちゃな展開の、ザ.児童書。