嬉野温泉の温泉街から少し山の中に入った『大正屋 椎葉荘』に一泊し、東京に帰る日がやってきました。
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宿の朝食です。卵比率が高いですね。
この宿、ちょっといい感じの川の袂に建っています。
記念に宿の入り口で記念撮影
嬉野温泉を散策します。こちら↓は豊玉姫神社です。
一昨年、伊勢と出雲に行ったので、神社関係はちょっと詳しくなっています。古事記によると豊玉姫は綿津見大神(ワタツミオオカミ)、別名豊玉彦命(トヨタマヒコノミコト)の娘で、山幸彦の別名で有名な火折尊(ヒオリノミコト)の妻です。山幸彦と豊玉姫の孫が初代天皇である神武天皇なので、皇室の先祖という事ですね。
綿津見大神は海神なので、その娘の豊玉姫も海の神として祀られています。竜宮に住んでいるという説もあります。
豊玉姫の真の姿は『八尋の大和邇(やひろのおおわに)』と言われています。『和邇』とは鮫であるとか、鰐(ワニ)であるとか、架空の海の怪物であるとか諸説ありますが、いずれにせよ人間ではありませんね。そもそも豊玉姫は国津神(くにつかみ)なので、神様です。神様の世界なので、何でもありですね。天皇家、奥が深い。
手水は嬉野温泉の温泉です。飲んではいけませんと看板が出ていました。ナマズの石像に手水をかけると良いようです。
嬉野温泉は美肌の湯と言われているようです。
こちら↓でお参りをしました。
シーボルトの湯、レトロですね。大正時代でしょうか?そういえば泊まった『椎葉荘』も『大正屋』でしたね。
川沿いを散策します。もうちょっと整備すると綺麗な観光スポットになりそうなんだけどなぁ。
虎の児の酒蔵がありました。
こちら↓は、普通の酒屋さん。大正屋椎葉荘で教えてもらった玄米茶の焼酎を買いました。
近くの轟の滝(とどろきのたき)を見学。
なんだか、滝よりも川底の岩の形状というか、地形に興味をひかれました。