ドラマ日本沈没での疑問 | サトの Web Log

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日々の記憶(忘れないために・・・!?)

ドラマ『日本沈没』を見ていて思いました。


※ 絵は使い回しです


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まず、アメリカが600万人の移民を受け入れる事になりました。次いで中国が1000万人、フィリピンが100万人、インドネシアが200万人、モンゴルが300万人の受け入れをする事になりました。



で、思ったのが「中国が1000万人って少なすぎるだろう!?」という事と「モンゴルが300万人って多すぎるだろ!」という事でした。



●世界の人口に対する日本人の割合
まず、世界の人口に対する日本人の割合を考えてみます。2021年現在、78億7500万人です。日本人は1億2610万人なので、1.6%ほどですね。つまり、日本人を除く77億4890万人が1億2610万人を受け入れるという事です。これは、全世界で考えると61〜2人で1人の日本人を受け入れるという計算になります。



●中国はたった1000万人しか受け入れない
では、中国の1000万人受け入れというのはどういうスケールかと言うと、中国の人口が14億4420万人なので、144〜5人で1人の日本人を受け入れる事になります。この1000万人受け入れに東山総理と里城副総理が抱き合って喜んでいましたが、中国には2000万人、いや、4〜5000万人ほどは受け入れてもらわないと、今後、他国との交渉が難しくなるのではないでしょうか?



●モンゴル、大丈夫か!?
モンゴルの人口は330万人。この人数で300万人受け入れると言うモンゴルには頭が下がりますが、本当に大丈夫なのでしょうか?私がモンゴル人だったら「日本人に国が乗っ取られる!」と思ってしまいそうです。ほぼ1人が1人を受け入れるのですから、移民者による生産が安定するまでは、相当厳しい経済状況になるのではないでしょうか?
いずれにせよ、日本相撲協会を中心とした移民団が結成されるのかも知れませんね。大相撲は安泰?



●アメリカ、フィリピン、インドネシアは妥当?
中国やモンゴルの受け入れ人数と比べるとアメリカ、フィリピン、インドネシアの受け入れ人数は妥当なような気もします。しかし、アメリカは同盟国だし、2〜3000万人くらいは受け入れてくれても良いのではないかな?とも思います。



●中国にSDGsの訴求が通用するか?
「グリーシティのような環境都市を目指せるのならSDGsを強化しようとする中国政府の政策ともつながりますし、環境後進国という国際的評価も上書きできます」という台詞が出てきました。中国にグリーンシティとしてのジャパンタウンをつくる事が、SDGsの観点からも中国のメリットがあると言う文脈ですが、中国がこれをメリットと考えるかどうかは疑問です。
特に、SDGsの環境面だけに焦点を当てていますが、実際にはSDGsは人権や平和、格差是正など、他の分野の目標が非常に大きなウェイトを占めています。
それに、日本沈没まで1年以内という短い時間しか残されていないのに、気の長い話です。まずは、今存在する都市や村で受け入れてもらわざるを得ないでしょう。



などなど、色々と考えてしまいました。



ちなみに、世良教授の好物の『うさぎ』のどらやきは、私も大好きです。