第14回市民オンブズマン大会に佐高信さんの講演
「全国市民オンブズマン連絡会議」と「名古屋市民オンブズマン」の事務局日誌である、市民オンブズマン事務所日誌 さんによると、2007年9月15日(土)16日(日)に山形市「山形ビッグウイング」おこなわれ、佐高信さんも山形県オンブズマン会議の「客員会員」として「情報公開は民主主義の源泉」というタイトルで講演される予定となっています。
詳細は
http://www.ombudsman.jp/taikai/07taikai.pdf
からpdfファイルで。
全国市民オンブズマン会議
- 松井 茂記
- 情報公開法入門
- 上山 信一
- 「行政評価」の時代―経営と顧客の視点から
- 松井 茂記
- 情報公開法
佐高信・奥村宏トークショー&サイン会詳報
先に予告のエントリー をした「佐高信・奥村宏トークショー&サイン会」の参加者の方々がブログにその様子を書かれています。
自称起業家の読書日記 さん
です。
これは奥村さんの言葉であるだろうと思いますが、考えさせられます。
・「個人」には肉体があり自然人だが、「法人」は取引の当事者とする為に、国家が
法人に、あたかも人格があるようにされた存在であり、その存在に矛盾がある。
・法人その物には、意志もモラル無く、刑事責任を問われない。
・日本の刑法では、会社は罰せられない。(民事、行政法では追求できる)
・JR西日本は刑事責任を問われず、「悪いのは死亡した運転手」となっているが、
そもそも会社の命令で、業務をしただけである。
・水俣病のチッソも、会社は罰せられていない。
・カネミ油症の事件も、工場長は罰せられたが、社長は「知らなかった」として、
罰せられなかった。
奥村さんの本をもっと読んでみなくてはと思いました。
- 奥村 宏
- 証券スキャンダル
- 奥村 宏
- 21世紀の企業像
- 奥村 宏
- 「まっとうな会社」とは何か
- 奥村 宏;佐高 信
- 会社事件史
07年6月25日東京スポーツ「毒筆啓上」
毎月最終月曜日に掲載される、東京スポーツの佐高信さんのコラム「毒筆啓上」ですが、先月は佐高さん得意の手紙形式コラムで、そのあて先は安倍内閣「教育再生会議委員」でJR東海会長の葛西教之さんでした。
葛西さんといえば旧国鉄民営化三人組として民営化反対論者の佐高信さんにとって仇敵の存在です。
その葛西さんのJR東海では新幹線で身体障害者の「ハンドル式電動車椅子」での乗車が拒否されていることを佐高さんは質します。
昨年の10月14日にある車椅子使用者の方が大阪から高速バスでの上京の帰りに小田原駅までの私鉄でのバリアフリー適合車両では問題なく乗車できたのに小田原からの新幹線では乗車を断られたことを咎めます。
切符は販売しておきながら、乗車を拒否されたDPI(障害者インターナショナル Disabled Person Internationalの略か)の今福義明さんも、バリアフリー新法の国会審議で当時の北側一雄国土交通大臣の「乗車拒否はあってはならない」という言葉は空しく響く、との言葉も佐高さんは引用します。
このJR東海の乗車拒否は大阪法務局でも「不当な差別的取り扱いで重大な人権侵害にあたる」という是正勧告を受けているということを佐高さんは言います。その勧告を勝ち取った人は
「ハンドル型とジョイスティック型が区別されること」を無批判に前提とした「ハンドル型調査研究報告書」によってすべてのハンドル型を拒否するのはムリな段階に至っているので「舗装具給付されたハンドル型のみ」「身障手帳でなく給付証明書提示で」乗車を認めよう」となっており、乗車の可否判断は鉄道事業者の判断にゆだねるとなっている、と言っている。と佐高さんは引用します。
鉄道事業者の判断にゆだねるということで西武や小田急などは「ハンドル型」の電動車椅子の乗車が認めているのに対し、JR東海が「しらんぷり」だということを佐高信さんは「教育的にも重要な差別問題だ」としてJR東海の葛西会長に「あなたはどう考えているのですか?」「それとも人権など無視するのがあなたの教育思想なのですか?」と問うています。
さて、私はこのコラムをまず一読しておぼろげに「JR東海は身障者を差別している酷い会社なのかもしれないなぁ。」と思いましたが、専門用語が多く使われているのではっきりと納得したわけではありませんでした。
そこでネットでわかる範囲で調べてみました。
まず電動車椅子ですが、後に出てくる報告書にあるように「ジョイスティック型」と「ハンドル型」に大別されます。ジョイスティックとはすなわち操縦桿のことです。そのジョイスティック型電動車椅子とは簡単に考えれば普通の車椅子を電動化したもので操縦桿(ゲーム機のコントローラーもこの形状のものがある。)を操作して動かすものです。
- 電動車椅子 JWX-1(ヤマハ)
- ¥358,200
- パムック
一方ハンドル型とは文字通りハンドルで操作を行うもので形としてはスクーターに近いです。
- 電動車椅子(電動カート) 遊歩スーパーカスタム
- ¥331,000
- サンエムe-ショップ
電動車椅子(電動カート) 遊歩エンペラー
- ¥342,000
- サンエムe-ショップ
こちらの報告書
にあるように最近ではハンドル型の所有者が伸びています。便利さ、操作のしやすさ、経済性などが人気の理由であるということが考えられます。
ハンドル型の問題として一番にあるのは報告書にあるようにその回転半径の長さがあげられるでしょう。回転半径が長ければホームなどが混雑している場合に人の流れに滞りがおこるおそれが出てくるかもしれません。またその形状からハンドル型電動車椅子はスクーターが駅構内を通行しているような危険性が連想されるかもしれません。
いろいろな意見があります。佐高さんは身体障害者の立場でJRの人権侵害を批判します。しかしながら他の乗客との兼ね合い、設備など会社の事情、新幹線という特殊な状況に配慮した判断をするべきだという人もいます。
ただ私がひとつ思うのは、この問題はこの時期、東京スポーツの連載に適合しているか少し疑問があるということです。
批判の的としてはJRでも佐高さんが社外取締役として推挙された6月22日JR東日本の株主総会を話題にすれば、総会当日の電線切れによる大規模な不通事件も記憶に浅いことですし、例の革マル派との関連も西岡氏の著書が発売になっていてタイムリーな記事となります。
そしてJR東海の新型新幹線車両N700がこの7月1日にデビューし、その車両ではハンドル式電動車椅子での乗車が可能
である。と報道されているようです。(ソースおよび実態不明)JR東海が「しらんぷり」であるとはいえないということになるでしょう。
この東スポ連載は佐高さんと辛淑玉さんの共著「ケンカの作法」で以外、ほとんど単行本化されていません。
また、東スポを読む人はあまりこういう身障者問題に関心ある人は少ないでしょう。ほとんどが、プロレス、男セン、競馬予想記事に興味がある人だと思います。どちらかといえば病院の待合室などで置かれるサンデー毎日向けじゃないかなという気がします。
JR東日本の実態(東海は不明)
http://www.jreast.co.jp/equipment/equipment_1/wheelchair/index.html
西武ではこのようにハンドル式で平成16年から乗車可となっています。
http://www.seibu-group.co.jp/railways/unyu/handle/index.html
公共交通機関におけるハンドル型電動車いすの取り扱いについて
http://members.jcom.home.ne.jp/wheel-net/2003/dendou-isu/010716.htm
参考
JR東海が電車や駅構内で一律にハンドル型電動車いすの利用を拒否しているとして、大阪法務局(梅津和宏局長)は16日までに「身体障害者への不当な差別的扱いで、重大な人権侵害に当たる」として、利用を認めるようJR東海に勧告した。
ハンドル型電動車いすはスクーターに似た形で、自分で運転して移動できる。国土交通省などによると全国で約6000人が利用している。
大阪法務局などによると今年4月、ハンドル型電動車いすを使用している障害者から、「JR東海管内の電車にいっさい乗れないのはおかしい」と同局に被害の申告があった。
同法務局が法務省人権擁護局とともに調べたところ、JR東海は電車だけではなく、駅構内などの鉄道施設すべてで利用を拒否していることがわかったという。
ハンドル型電動車については昨年3月、鉄道各社や車いすメーカーなどでつくる「交通バリアフリー技術規格調査研究委員会」が、一定の条件のもとで鉄道施設での利用を認めるように提言。国土交通省は同年7月、エレベーターがあるなどバリアフリー化された駅については「利用を妨げるのは好ましくない」などとする指針をまとめた。これに従い、ほとんどの鉄道会社が利用を認めてきた。
大阪法務局はこうした状況を考慮し、「JR東海がほかの鉄道会社と比べて、利用を断る特別な理由があるとは認められない」と判断。障害者が障害のない人と同等に生活することを目指す障害者基本法の理念に反するうえ、「不当な差別的取り扱いで、重大な人権侵害行為に当たる」としている。
勧告は法務省の人権侵犯事件に関する調査・処理規定によるもので強制力はない。
[朝日新聞ニュース速報 2004-12-16-14:10]
http://homepage2.nifty.com/KOKURO/new/04jrnews/041217jrnews.html
6月23日、札幌での佐高信講演会
先の6月23日に行われた、北大9条の会が主催した佐高信講演会、 ザ・ニュースペーパー公演のジョイントイベントの情報が出席者の人のブログにもアップされ始めました。
念仏者9条の会 さん、ただのり さん、です。熱き言葉で話されたそうです。
なんと2500人もの人々が集まったという話です。相当の集客力が佐高さんとニュースペーパーにはあったということですね。
また、りんゆうブログ さんによると、佐高さんは講演でこういうことを言われました。
その講演のなかで、「ホームで通じる言葉は、アウェイでは必ずしも通用しない。心してほしい」とも言われました。
ホームとアウェイ(アウェー)、スポーツの団体競技では、根拠地と敵地という意味で使われています。たとえばコンサドーレ札幌や日本ハムファイターズのホームは札幌、対戦相手の本拠地は両チームから言えばアウェイ(プロ野球ではビジターとも)となります。わかる人にはわかりやすいとして、ホームとアウェイと言われたのです。
自分の意見がA、しかし相手は違う意見Bというとき、相手がAの意見に変わるためには、理解と納得をしてくれなければなりません。そのためには、自分はこう思っていますと言うだけでは不十分で、相手の土俵でもわかりあう話をということを、佐高さんは強調したかったのでしょう。傾聴すべき発言でした。
これを読んで、佐高さんに質問している、川人博弁護士さんとの対談を行ってほしいと思いはますます深くなりました。なぜなら川人弁護士は週刊金曜日やサンデー毎日で姜さんや佐高さんへ「反論」の記載を希望したのにかなえられなかった。「ホーム」「アウェイ」どころか試合する球場から立ち入りを禁止されてしまったからです。週刊金曜日やサンデー毎日が無理であるならば佐高さんが「諸君!」なり「正論」なりに乗り込んでいって欲しい。
産経新聞に「憲法行脚の会」の意見広告を載せる事を主張し、実現させた佐高さんが、そういう風に意見を異にする人との対話を封じてしまうとは、少しさびしい思いです。
川人弁護士の言葉
「私はこの数年間、佐高氏に対して再三再四、北朝鮮問題で話し合いたいと申し入れたにもかかわらず、佐高氏は反論や回答を一切拒絶し『週刊金曜日』誌上での反論掲載にも応じていない。そのような態度は佐高氏が『他人の意見を聞く姿勢がない』と言って他者を批判していることにたいへん違和感を感じる。」
経緯についてはこちらから
http://ameblo.jp/sataka/entry-10037935114.html
佐高信の「人物メモワール」井筒和幸の巻
広告に頼りきらない、「市民派」週刊誌として知られている週刊金曜日、その編集委員にして社長も一昨年から勤めている佐高信さんですが、もちろん本人も「風速計」「読み方注意」「マコトに迫るインタビュー」などの連載をもっていますし、特集記事の中心記事を書いたり、重要人物との対談をこなしたりもしています。さしずめ古田敦也氏のようなプレーイングマーネジャというところでしょうか。
その連載のひとつに「人物メモワール」があります。人斬りで知られる佐高さんですが、こちらの連載は自分のひろい交友関係などから、財界人、論客、作家から普通の市井の人まで、ジャンルを問わず心に残る人物のエピソードを紹介している暖かい人物評の数々です。
さて、先週発行の「週刊金曜日」では映画監督の井筒和幸氏が取り上げられています。
佐高氏は井筒氏の初期作品「犬死しせしもの」を「全然おもしろくなかった」と当初はひどい評価をしていたことを語ります。しかし、最近の「パッチギ!」などでの井筒監督の活躍を大いに評価しています。ザ・ベストマガジン5月号では対談もしたようですね。
凡人日記さん
から転載させてもらいます。
・自身の映画「パッチギ」と同時期に石原の特攻映画が公開されたことを評して・・・
「特攻に行かず逃げ回って死んだ人もいるはずなのに、国のために純な思いで死んで行ったなどと美化するのは『ゴッツイ気持ち悪い』」
・井筒にリアルな特攻映画をつくってくれと言った西村晃の話
「あんなふうに敬礼して見送ったんちゃうねん。みんな日本酒飲んだり、ポン打ったりな、滅茶苦茶して行ったんや。あんなもの正気でな、突入なんてできるわけがない。ほとんど当たるのが嫌で怖気づいて帰ってくる。しかし、着陸できないから、旋回してグルグルまわって、そのうち燃料がなくなって山に墜ちたとか、そんな例がいっぱいあったんだ。」
・最後に井筒の一言
「いや、僕は戦争が起こったら真っ先に逃げますよ。そういう人間ですから。」
西村「2代目水戸黄門」晃さんの言葉は「城山三郎の昭和」で特攻隊について語った笠原和夫さんの言葉と一致します。その笠原さんの話を聞いたとき、城山三郎さんはつらそうに「可能性はありますね。」と言ったとか。
佐高さんは石原慎太郎氏の「僕は君のためにこそ死にに行く」の名前を口に出すのもいやだったのでしょう。石原の特攻映画という言い方をしています。
少し興味のあるのは石原氏の映画に人物メモワールでも紹介したことのある、岸恵子さんが出演したことを佐高さんはどう評価しているか?ということです。
ほぼ主役の鳥居トメさん役で出演された岸さんは石原氏に平和主義的に脚本を手直ししてほしいと都庁へ直談判をしにいったらしいですが、佐高さん的に見れば石原氏の映画に出演すること自体が言語道断といったところではないでしょうか。
岸恵子さんは3年前の2004年1月11日佐高さんや山口次郎さんらが主催したアクション111戦争を回避せよ イラク派兵は認めない」集会において、
「関係ないなどと言わないで。しかたがないとも言わないで。目を開いて世界を見ましょう。いまの日本がどこに行くのか。権威や他者の言葉を鵜呑みにしないで、自分の考えを出しましょう。そして声をあげましょう。」というメッセージを発表されていました。
また、例の「教育基本法改悪 共謀罪 憲法改悪、ちょっと待った!緊急集会」に岸さんは出演するという話もあったらしいです。(実際は欠席)
こちらのブログ
では岸恵子さんや、多少その映画に対して好意的(?)だった有田芳生氏をやんわりと批評しています。
- ジェネオン エンタテインメント
- 犬死にせしもの
- ハピネット・ピクチャーズ
- パッチギ ! プレミアム・エディション
- ハピネット・ピクチャーズ
- パッチギ ! スタンダード・エディション
- 井筒 和幸
- 民族の壁どついたる!―在日コリアンとのつき合い方
- 朝山 実, 羽原 大介, 井筒 和幸
- パッチギ!LOVE&PEACE

