英語の迷い道(その95)-雪見の露天風呂の思い出-俵山温泉「白猿の湯」 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

今までに一度だけ雪を見ながらの露天風呂を楽しんだことがある。もう10年近く前のことだ。場所は山口県長門市俵山温泉「白猿の湯」、時期は1月の終わりくらいだった。

 

「白猿の湯」の泉質は少しぬるっとしていて心地よい。同県下関市豊田町「一の俣温泉」に似た泉質である。

 

その日は雪が残る中、小雪が舞っていたが運転に支障はなかった。露天風呂に浸かっているとふわっとした雪が降りはじめた。

 

湯の上に降っては溶ける雪をただぼんやり見つめていた。日々の翻訳の疲れも湯の中に溶けて行った。

 

気がつくと雪がだんだん大きくなっていた。ふと我に返り帰りの運転が心配になった。急いで湯を出て帰途についた。

 

 

なお「白猿の湯」については以前の記事でも触れている。