チケット取り置き引き換え会実施!
場所→渋谷某所(当日告知)
時間→12月12日(木)16時〜21時過ぎ
佐藤光留に同大会のチケット取り置きを依頼された方向けの引き換え会です。が、金に目が眩んだ佐藤光留がチケット即売会もやってます。無駄にスペースがあるのでグッズも持って行きます。
現金のみ。写真撮影OK。動画撮影恥ずかしい。
ニコプロpresents佐藤光留自主興行「変態は26時に蠢きだす」
日時:2024年12月14日
開場:午前1時00分
開始:午前2時00分
会場:新宿FACE
主催:ハードヒット実行委員会(代表・佐藤光留)
チケット
最前列10,000円(売り切れ)
カウンター席10,000円(売り切れ)
リングサイド8,000円
指定席7,000円
(当日500円増し)
※別途ドリンク代(500円)がかかります
協力・ニコニコプロレスチャンネル
有限会社宮崎板金工業presents
タッグの4way
政岡純(フリー)
ガイア・ホックス(フリー)
VS
高橋幸光(飯伏プロレス研究所)
前口太尊(飯伏プロレス研究所)
VS
橋之介(TTT)
斉藤拓海(花鳥風月)
VS
若松大樹(2AW)
関札晧太(大日本プロレス)
松本幼稚園presents
2024年何かしらランブル
佐野直(フリー)
「2」(マイティーロッキーズジム)
田馬場貴裕(IMPACT)
中野貴人(BASARA)
岡田剛史(ダブプロレス)
土肥こうじ(フリー)
井上彪流(BASARA)
福士"赤天狗"直也(フリー)
マリーハナ(puzzle)
宮本裕向(666)
阿部史典(格闘探偵団)
松本浩代(フリー)
株式会社りくつなpresents
タッグマッチ
30分1本勝負
松本浩代(フリー)
VENY(フリー)
VS
山下りな(フリー)
櫻井裕子(COLOR'S)
RYSKパートナーズpresents
タッグマッチ30分1本勝負
鈴木みのる(フリー)
"X"
VS
岩崎永遠(BURST)
田村男児(全日本プロレス)
※"X"は当日、試合入場で発表。鈴木みのるが真夜中の新宿FACEに連れてくる「王様からのサプライズ」…!
デッドリフ太郎presents
「俺たちのALL NIGHT NIPPON PRO-WRESTLING」
リトルトゥース3wayマッチ2時間1本勝負
神谷英慶(大日本プロレス)
VS
拳剛(フリー)
VS
下村大樹(プロレスリングBASARA)
新太平洋運輸(株)presents
シングルマッチ
ルール未定
佐藤光留(パンクラスMISSION)
VS
飯伏幸太(AEW/飯伏プロレス研究所)
当たり前田のニールキックpresents
ダークマッチ(1時00分頃開始)
出場選手
大和ヒロシ(裏切り者)
塚本竜馬(フリー)
他
リングアナウンサー
望月彩
チケットは選手取り置きで発売中。直販イベント、パイルドライバー原宿で販売中。良い席はお早めに。
チケットは選手取り置きにて発売中。
言い換えるならば佐藤光留です。
我々フリーレスラーというのは何ヶ月も前からオファーを受け付けます。同時に「明日空いてる?」というオファーも受けます。試合数が直接収入となってきますので、それはもうオヤツを差し出されたワンちゃんのように我慢は出来ません。野良犬のように飛びついては騙されるのを繰り返しながら生きています。
数ヶ月前、佐藤光留にオファーが来ました。「僕の地元でシングルマッチをお願いしたい」と言ってきたのは、プロレスリングBASARAに所属する中野貴人(ナカノタカト)。佐藤光留と同じ岡山県は倉敷市出身の若手イケメン枠レスラーだ。なんでも初の自主興行、しかも会場は「お食事せと」。
自分自身も「ん?どういう事?」と聞き返される場所や内容の興行を多く行ってきたが、まさか同郷の若手レスラーからのオファーで「ん?どういう事?」と言うとは思わなんだ。どういう事やねん会場が「お食事せと」って。
なんでも「お食事せと」は、中野選手の母親がやっている食事処らしい。50年間も営業してきたが、この度閉店する(した)らしい。その駐車場にリングを設営し、興行をやろうというのである。岡山出身のプロレスラーは実家、および実家に準ずる場所でプロレスを行う事においては他県の追随を許さないのである(要するにキ◯ガイ)。
親が働いてきたお店の駐車場で佐藤光留と闘おうという気概に応えたい。もっと自分が良く見える、イージーな相手はいくらでも居たはずだ。そこで佐藤光留にオファーしてくるマイナー県で生きてきた、犬と猿と鳥類に団子を食わせて鬼と闘った桃太郎のような「魂」に応えたい。
中野貴人「…というオファーなのですが」
佐藤光留「もちろんOKだよ!」
中野貴人「本当ですか!ありがとうございます!」
佐藤光留「こちらこそありがとう!一生懸命プロレスやろう!」
中野貴人「はい!ありがとうございます!移動なんですが、新宿から出る夜行バスで日帰りとなります!」
ん?どういう事?
要するに今回の興行は東京から岡山までバス移動して日帰りするという行程で行われるのである。中野貴人曰く「通常の夜行バス」である。地方興行というのは何より移動に経費がかかる。巡業用バスを借りるだけでも高額だし、今回は一般の人と一緒に夜行バスで移動という事である。
これは悩んだ。というか、もうOKの返事をしてしまった。岡山までバス移動だと8〜9時間。プロレスの巡業バスは2人用のシートに1人だし、なんなら乗っているのは全員プロレスラーだ。以前、サービスエリアに止まる事を良しとしない運転手さんのバスに乗った時は車内でビニール袋にトイレをしていた。ギャングが看守より強くなった刑務所と同じような自由さを持った場所、それが巡業バスなのである。だが今回は、血湧かず肉踊らない秋の行楽夜行バス。岡山に落ち葉拾いに行くハイソなインフルエンサーが大挙して乗車する、一般の夜行バスである。BGMはエンヤである(予想)。
中野貴人は言った。「初めての自主興行なので、こういうのよくわからないんです」。それはそうだろう。自分自身も興行を始めた頃はわからない事だらけだった。何より中野貴人は若い。44歳、キャリア24年のプロレスラーになると往復18時間の日帰り夜行バスが身体を蝕む事も想像がつかないのである。
そんな若者に対して新幹線移動を要求する事は出来ないのが佐藤光留である。プロレスが「仕事」である以上、ギャラ問題は避けて通れない。だが岡山という恵まれすぎたマイナー地域の、しかも家業の食事処の駐車場でプロレスやったろうという気概を「移動がバスだから」という理由で断りたくない。しかし夜行バスは身体的ダメージが大きすぎる。
という事で、中野貴人選手には通常のギャランティと夜行バスの経費を合計してもらう事にした。そして自分で新幹線の早割を使ってチケットを確保。今回は新幹線で日帰りする事にした。
ま、正直言って佐藤光留のギャラは◯い。他の選手に比べたら本当に◯い。興行をする度に色んな選手にオファーを出すが、ふとした瞬間に「お前けっこう貰っとんな」と思って落ち込む事もある。しかしキャリアの最初10年をパンクラスで過ごし、プロレスに転向しても月に1試合しかなくバイト暮らしの期間も短くはなかった佐藤光留というプロレスラーとしては、自分の価値は他人に決めてもらいたい。仕入れが安くてよく働くなんて、いい素材じゃないか。馬鹿みたいに「俺は海外の大きな団体で7年も在籍したんだから◯◯◯万円が妥当」とかいう馬鹿もいるが、そんな馬鹿はマジで馬鹿。言い方を変えれば馬鹿。救い用のない馬鹿である。山本馬鹿。
なので今回は岡山を新幹線で日帰りすると、思わず字が赤くなる。
だが佐藤光留には自身で作ったイカしたグッズがある。その売上で字を黒にする事が可能である。今回の興行は、すでに有料の席は売り切れたらしい。が、立ち見は無料で見れるらしい。要するにグッズ目当てで来てもバチは当たらないという事である。
せっかくなので佐藤光留の旧Twitter(現X)に、持ってきて欲しいグッズを返信して持ってきてもらうというのを試験的に今回はやってみようと思う。通販で頼むと送料も山本にならない。今は佐藤光留"全裸生活"「R34」「RX7」関連のグッズが大量に余…売れ残…仕入れた状態である。長袖作ったのに暑過ぎんだよ毎日。
この時期の岡山は良い。プロレスを見た後は岡山市に戻って後楽園を散歩するだけで心が晴れの国。岡山駅から程近い西川沿いを歩きつつ、あぁ佐藤光はこの辺で童貞を捨てたんだなと思いを馳せてみるのも実に風流である。
10月27日、お食事せとで君と握手。
じゃあまたね☆