N氏の隣人
早くも佐藤光留です。
2014年も2月に突入。地球温暖化によって海水温が3度上昇した東京湾のクロダイが、20年前の20倍になったとヘチ釣り師が語っておりました通り、なんとなく暖かい冬です。
2024年は毎月プロレス興行を開催する地獄の目標を掲げた佐藤光留が2月に開催するのが「JEEEP」です。今年から「JEEEP2024」と、西暦をプラスする事になりました。まぁ来年には忘れていると思いますが。
そもそもJEEEPをはじめ、旧川崎球場での興行も全てコロナ禍で思いついた興行が好評だったため継続しております。ちょっと経験した事のない「未曾有のコロナ禍」でしたが、そこでいち早くアイデアを出して興行に繋げた事、そして専門誌などが一切の興味を持ってないにも関わらず継続している事=お客さんの支持だけで存続できている事は、佐藤光留のプロレスが令和に生きている証だと思っております。ここで「週刊プ○レスなんて必要ねぇ事の証明」とか言わなくなった佐藤光留は偉い。成長した。抱いて。
佐藤光留の興行は、全て佐藤光留の脳内で産まれたアイデアを具現化しているだけのシンプルなモノ。ま、そもそも出資者などを揃えた会議で「長渕が好きなレスラーだけを集めて千葉の山奥でプロレスやってみてはどうか」と言って実現するのか、とも思います。
子供の頃から脳内に浮かぶ様々なアイデアには自信がありました。が、その多くはマトモと呼ばれる神経を持った他人にうすら笑い付きで否定されてきました。そのアイデアがスマートフォンだったりしたら世間も少しは動くだろうし、具現化したら歴史に名前が残るのでしょう。そのアイデアが昭和の深夜ラジオの下ネタ投稿にも似た異臭を発していたから、万人に認められる事はありませんでした。
いわゆる「普通の人」にも受けそうなアイデアを思いつく事もありました。でも、全く満足しませんでした。面白いと感じないし、なんというか興奮しない。イイ女(死語)ではあるが、好みの女ではない。そんな感じです。
その鬱屈した気持ちを文章にした頃、少しだけ「面白い」と言われました。「くだらなすぎて笑ってしまう」とか「読んだ時間を返してほしい」と言われた時、初めて評価されたんだと感じました。決して何か賞を取った訳でもないのに、幸せを感じました。自分の生きる道がある事が嬉しかった。プロレスラーなのに、エロ本からオナホ用ローションのレビュー依頼が来た時も「自分のやってきた事は間違いじゃなかったんだ」と思いました。
普通と呼ばれるプロレスラーからすれば、そんなのは底辺のやる仕事だと思われるかもしれません。でもそれは、鳥が鮫に「飛べないんだプププ」と言うようなもの。生きる世界が違うだけなのに、つけなくてもいい勝ち負けを押し付けられてきました。知らぬ間に自分もやっていた事ですが、今はもうどっちでも良いのが正直な気持ちです。
長渕の歌にもあります。上でもなく下でもなく、右でもなく左でもなく。ただただ自分の道を突き進め。その割には勝ち負けの世界に相手を引っ張り上げるな…と思う事もありますが、夕焼け見るとまた泣けてくるのは長渕が歌を歌ってくれたからです。露骨に人を信じたら足の裏で蹴飛ばされるのも、大阪でうどんを啜ったら背中が小さく見えるのも、全部アニキの歌が原因です。
第1回は5人だった観客も、今回はすでに20人を超えています。ありがたいですが、日本の未来が少し心配です。
でもきっと、我々は少しだけ「面白い」と感じる事がズレているだけ。言い方を変えれば「他の人より面白いと感じる神経が鋭い」という事。今年も大きな声で歌い、そして泣きましょう。勇次ィィィィ!!
じゃあまたね☆
ニコプロpresents「JEEEP2024」
2024年2月21日
千葉県いすみ市某所
開場・開始時間は参加者にのみ通達
チケット 9900円(完全予約制)
感染希望者は佐藤光留までメール
f5r6i5d1a3x1y0@ezweb.ne.jp
決定カード
メインイベント
敗者引退式時間差ランブル※引退はしません
佐藤よ、HIKARU(パンクラスMISSION)
田むらの男児まで(全日本プロレス)
俺たちのキャSUSHIングミス(フリー)
土肥こうじ(フリー)
植木のまんまで(フリー)
LICENSE HAYATO(全日本プロレス)
斉藤拓海の家まで(花鳥風月)
マジアベエ!(フリー/推定年収3億7500万)
逆2(パンクラスイズム横浜)
真っすぐな雪妃の真矢ちゃん(フリー)
レフリー
李日の韓(フリー)
リングアナウンサー
望月までには彩がつく