はい!ササローで御座います!!!!!!!!!
何だかんだで、9月末…。そして10月が来て…そろそろ年末!あっという間ですね!
今回はそのあっという間にの言葉にかけまして…今回は
笹塚からあっという間に到着する場所を紹介したいと思います!
そうです!今回のテーマはッ!!!!!!
代田橋駅周辺!!!
京王線の各駅停車でないと止まらない、あの代田橋駅ッ!!!
過去のコラムの笹塚の“昔”を探して歩く以来の、あの代田橋ッ!!!
玉川上水に架かっていた橋の名前が『代田橋』だったので、それが由来のあの代田橋ッ!!!
それでは~始まります!
代田橋周辺へのアクセスは電車でのお越しが便利です。
バスもありますが、環七にある代田橋バス停下車なので、駅まで若干歩きます。
という訳で久し振りにやって参りましたよ!
笹塚から一駅!自転車で簡単に来れる距離。近いって良いね…。
この代田橋という場所は………あ!正式に書くと実はここは世田谷区大原2丁目となっており
“代田橋”という住所は存在しないんですよね。駅名が住所と結びついていないパターンのヤツ!
…なのですが!以降出てくる地域の名前は分かりやすく、親しまれている“代田橋”で統一しますね!
北口と南口に商店街があるのですが…まずは南口の方からスタートしますか。
踏切を渡ると、南口駅前通りのレトロなゲートが。
昔からあるのは知っておりましたが、改めて見ると結構古いんだなぁ…。
レトロ好きのササローですが、自分にとって馴染みあり過ぎる街程、こういうのに気づかないんですよね。
それを気づかせるのがこの……って語る所であった。
距離としてはそこまで長くはないが、この南口駅前通りには
ラーメン屋、青果店、和菓子屋、郵便局やお肉屋さんなどがあり、色々とお店が凝縮されている。
20年近くは変わってないので、本当に昔の面影のままの東京の商店街という感じ。
南口駅前通りの奥へと進む。
右手に見えるのは、朝のツイートのおはパン!で有名な!?グリューネベカライさんがある。
ここでなんと、都内でも珍しい、本格ドイツパンが食べれるのだ。
スイス各地で作られているという、食事用の田舎パン、ランドブロート。
ハードな食感で生地の旨味と香りが普通のパンと全然違う!
シンプルに美味しく、飽きが来ない。主食のお米が飽きないようにこれもまたそんな感じ近い。
しかし、笹塚の街灯のように緑色の街灯が目を惹くな~。
このまま進むと玉川上水の緑道に出る。
こちらが玉川上水の緑道で御座います。
暗渠になると、やはりどこも不思議な大きさの道になりますな。
ではでは、久々に見ていきますか…!
ゆずり橋に到着。
橋の手前、古い水道管がポール代わりになっている所がポイントである。
笹塚の“昔”を探して歩く編では、この横の階段を下りて川沿いを進んだね~。
レンガ造りなのは今も変わらず。
あ!ちなみにゆずり橋に流れている“玉川上水”に関しては
過去のコラムこの道の先が知りたい旅~玉川上水・笹塚-四ッ谷編~の巻に載ってます!
(さりげなく宣伝出来てるぞ…いいぞ…)
少し戻ってきました。
先程、曲がった所の逆側はこんな感じになっております。
この先は淀橋浄水場に送水を行っていた和田堀給水所があるのです!
向こうからここを通り、笹塚、幡ヶ谷、初台と順に通って水が流れていく訳で御座います。
そのまま和田堀給水所の方へ行くと道はここで途切れる形に。
行き止まりの先の工事中の建物…こちらが和田堀給水所である。
ここから反対側に名物の!?の一号配水池外壁があるのだ。
モダンなデザインを取り入れた目を惹く建造物で、ダムと円形闘技場を混ぜたような独特な建物なのだ。
今では一部が解体されてしまっているが、近年まで90年以上前の建造物があるのが凄いよね。
ちなみに…明治神宮野球場が近くにある関係で、子供の頃は普通にここも球場だと思っていた。
和田堀給水所を綺麗に迂回するように作られた目の前道。これが、あの井の頭通りである。
地図見ると凄いよ!多分、冒頭の地図で見たと思うけど!
これぞ日本版のシケインである。
そして橋の欄干の名残…かな?
玉川上水沿いの緑道は石柱の欄干が多いね。
道路を渡り、代田橋駅方向へと進む。
ちなみにこの和田堀給水所の総面積は54500m²となっており、実はかなり広い。
なので歩いて一周しようとすると15分強はかかってしまう。
到着!
分かり辛いと思うが、こちらが正面側である。
その横を見ると…。
デデン!
これが一号配水池外壁で御座います!
大分、様変わりしてしまっているが、こここそが昔の東京を支えていたインフラの一つなのだ。
ね?知らないと球場に見えるでしょ!?(笑)
更にここで補足!
井の頭通り(都道413号線)に関してちょっと触れたが…実はこの道…元々はなんと!
境浄水場から送水用の道を整備して作られた道なのです!
思い起こせば、環状八号線を越えたくらいの井の頭通りの道幅って、物凄い不自然な幅で
なんでこの幅…?そして、妙に直線な道だな?と、疑問を持っておりましたが…。
これ、下に敷かれている水道管の関係であの“狭さ”で、あの“真っ直ぐさ”になっていたという訳でした。
しかしまぁ、原水の多摩湖、狭山湖から境浄水場…和田掘給水所…淀橋浄水場…。
こんな長い距離をへて都心に水を引いていたんだな…。
東京から海はすぐ近くなんだけど、飲み水に関しては物凄い試行錯誤と工程を経て
確保していったんだという先人たちの苦労が伺えますな。
はい、南口の方に戻ってきました。
ではでは、お次は北口の商店街を見ていこうかと思います。
北口の商店街も距離は短いが、色々なお店が連なっておりますね。
こちらは居酒屋など飲食店が多く、またクリニックや銀行、京王ストアもある。
そして何より!!!路麺処の!!!ときそばがあるからね!!!!!!
ときそばもコラムで紹介ているので見……宣伝はやめておこう(笑)
代田橋で呑むのも、いいかもなぁ~!混雑してなさそうで、実は隠れた名スポットなのかも。
…というか、朝早く来ているので…お店全般が全然開いてない!!!
シャッターは閉まっているが、それでも北口周辺は昭和の雰囲気が色濃く残っている。
特に目の前のあのタミヤの看板があるカラフルなテント!
閉まっているが丸安玩具店という、昔ながらの“街のおもちゃ屋さん”があるのだ。
ガラスケースに入っている、数々のおもちゃ。知らないキャラクターの物でも
そこにいっぱい飾られているのを見るだけでテンションが上がっていたな~。
ホント、ここら辺は全然変わらない。このまま…このままがいいな。
こちらがシャッター開閉後の丸安玩具店。
ビックリする程、昔の感じと同じ。ガキローの頃と本当に変わらない。
商品ラインナップにこっそり鬼滅が入っているのが“今”だという証。
裏路地。
この先は代田橋駅北口となっており、ラッシュ時などは人が多く行きかう場所だ。
ガキローの頃は広く感じだけど、大人になると狭く感じる、この悲しさ。
人もお店も近い、この距離感がなんとも下町という感じ。
これぞ東京の独特な商店街!これがあってこそ、今がある。
無くならないうちに是非とも、カメラに収めておかねば!
甲州街道が出てきたら、ここで北口商店街は終わりだ。
では今日はここまで………ではないよ!!!
実はこの先の道路の向かいに和泉明店街という商店街があるので、そちらも紹介して行こうかと思います!
この和泉明店街…むふふ…ただの商店街では御座いません…!
なななななななんと!!!!!!!
沖縄タウン!!!!!
なので御座います!!!都内では唯一の沖縄タウンとなっているのですよー!
気になりますよね?!それでは、行ってみましょー!
こちらが沖縄タウンの入口。
首里城を彷彿とさせる、赤い派手なアーチ。期待が高まりますな!
ちなみにワタクシはまだガキローの頃、沖縄の存在をまだ知らなかったので
普通にここがテレビで見た、中華街なんだッ!!!と、思ってました。
代田橋周辺はホント、誤認識が多い…(笑)
この和泉明店街…改め沖縄タウンは規模的には小さいが
沖縄要素が強く、他の商店街にはない、ユニークな商店街となっております。
何で沖縄なのか…?
実は杉並区には著名な沖縄出身の学者が住んでおり、その関係で沖縄に関連する人々が
多く集まり、また都心部の中では沖縄料理のお店の出店数が多い区…などの色々な背景があり
それをヒントに町おこしした結果、今がある…。という事です。
あ!詳しく知りたい方はホームページもあるので、興味のある方は是非確認して下さい!
街灯にはこんなフラッグが。
なんと!沖縄タウンのイメージキャラクターが描かれているではないか!
ゆ、ゆるい…!このゆるさ…うっ…シンパシーを感じる。仲間な気がする…。
お隣り同士、是非とも仲良くしていきたい…!
からの遊び心のある小さな沖縄 生まれタウンの文言。良いぞ。
沖縄タウンは飲食店を筆頭に青果店、喫茶店、酒屋など飲食関連のお店が中心となっている。
近くにありそうで、あまりない沖縄料理店。そんな貴重なお店がここら周辺に点在しているのだ。
特にその飲食店が集まっている場所が画面左側の赤い建物“めんそ~れ市場”だ。
実はソーキそば好きなんよ…。
その食べたい願いもここでならば叶えられる。
やはりまだ開いている時間ではないので、ひとまず沖縄タウンをグル~っと回ってみますか。
目の前に焼肉金剛園さん。屈強な名前だな…。
このように沖縄関連以外の従来、商店街にあった商店も点在している。
焼肉金剛園さんから右方向へと進む。
レトロ好きのササローとしては、画面上部、和泉明店街事務所の屋根の方にある
黄ばんだ“電話☎”の看板はえらく気になる。これは…もしかして当時物の看板か…?!
この商店街にも沖縄になる前の東京の昭和が見え隠れしている。
シィィーーーサァァァッ!!!!!!
ハッ…。
シーサーを見たら突然…。そして呼吸法を整えたくなる…。この感情は一体…?
さりげなく、こちらを見ている。可愛い!こんにちわ!!!
沖縄タウンの入口付近に戻ってきた。
入口付近には、この酒屋さんの片桐酒販さんがある。
ここではオリオンビールは勿論、泡盛も購入する事が出来る。
都内の酒屋では扱っている泡盛の種類が少ないので、泡盛好きには助かるのではないだろうか。
ちなみに置いてない銘柄でも、お取り寄せ可能となっている。
しかし、泡盛のラベルは温かい地域らしい色鮮やかなものが多いので、見るだけでも凄く楽しい。
何だかんだで、結構時間が経ったな…時計を見ると、もうお昼時になっていた。
そんな時に!第一村人ならぬ、第一食堂さんを発見!ここなら沖縄料理があるかしら?!
………と、思ったら『お休み』の張り紙。
不定期でお休みしているようで、たまたまその日でした。
ガーン!残念で御座います…。また来よう…!
それでは、沖縄タウンを後にするか。にふぇーでーびる!またやーさい!(ありがとう御座います!またね!)
代田橋駅の南口駅前通りまで戻ってきましたぞ。
ここ周辺で一際目を引く、ラーメン屋のコントさん。よしよし、ここでお昼にしよう。
看板の絵がレトロで可愛い!
しかし、変わった名前だな…?コントって…お笑いのあのコント…?
調べてみると…なんと!コメディアンの故・東八郎さんのお店の支店だったのか!!!
スベりと密接な関係にあるササロー…。レジェンドからパワーをあやからねば!!!
という事で、らーめんぎょうざのコントさんにお邪魔します!
お昼のランチセットのネギラーメン+餃子(850円)を注文。
単品同士で頼むより、150円安くなるので、非常にお得となっている。
まず出てきたのが、胡椒で味付けされたモヤシ。
ラーメン屋で突き出し…!?このシステムは初めて見たかも。
うむ!ビールを頼みたくなるくらいスパイシーなもやし!良いねぇ。
全部食べるか、残してラーメンにトッピングするかはアナタ次第。
そして来ました!メインのネギラーメン!
少し濁りのあるスープが特徴的だ。
スープの味は醤油と煮干しで構成された、古風な中華そばな味。
なんとも懐かしい風味。そして、その味の奥に…辛さ?!辛さがあるなぁ!?
胡椒…いや…大根の辛味ような、ヒリリとした辛さを感じる。
色々と食べてきたけど、こんな醤油ラーメンはなかった…!スパイシー好きなので完全に気に入った。
麺も良い感じの縮れ麺。
この辛さとサッパリ感があるスープがよく絡む。非常に美味い!
麺類自販機のラーメンで付属のGABANの黒胡椒をモリモリ振りかけ、食べていたのを思い出す。
そんな元気になるスパイシーラーメン…!良いぞ…!
これは男子学生は好きな味だろうな…。
ワタクシが学生時代に大盛りでコレが出て来たら、友達の話も聞かず、ラーメンに没頭する事だろう。
お次は餃子。
食べやすい一口サイズの餃子である。
専用のお店の名前入りプレートで出てくるのがポイント。
大根おろしで食べるという、これもまた変わったスタイルで頂くのもポイントだ。
さりげなく辛子付き。凄い、細かい所に変化球が忍ばせてある…!
大根おろしをたっぷり、載せ…辛子もちょっぴり。頂きます!
甘美味い!!!!!!!
油料理なのに、非常にサッパリと食べれる!
これはもう、お酢とか醤油は無しで、このままがいいかも。
いや…この状態で醤油を垂らすのもアリだな。
こんなに優しい甘さの餃子は初めてだな…。
これで白飯で!というよりホント、ラーメンのお供であり、おつまみという感じ。
ふむ…突き出しといい、餃子といい…ラーメンというより“呑み”が強いお店だと個人的に感じた。
そして改めてメニューを見ると…うん!やはり、サワーなどが安く、おつまみも充実しておる。
混雑していない時間帯にカウンター席で一人、細々と飲みたくなるな…。
いやはや、近場に名店を見つけた…!ご馳走様でした!
…と、食事しているうちに、もう時間か。本日はここらで締めさせて頂きます!
いかがでしたでしょうか?!?!!?
方南町といい、代田橋といい改めて掘り下げていくと、新たな発見と街の歴史を感じますね。
歴史に関しては、その一部を今でも触れる事が出来るという!
今一度、自分の街をよく見てみて下さい。こんな風な発見があるかもしれませんよ…?!
今回も読んで頂き、にふぇーでーびる~!
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2021年10月25日 加筆修正