VF甲府および松本山雅FCファンの日誌 -3ページ目

ちょっといい話

北信越リーグの開幕もいよいよ間近となってきた。


そんな中、山雅公式を覗いていたらこんな記事が↓


http://alwin.org/modules/news/article.php?storyid=445


何とも嬉しい話である。思えば甲府にも無料で選手のユニフォームを洗濯するというカタチでヴァンフォーレを支援してくれている某クリーニング店がある。金銭による直接の支援もとても重要なのだけれど、それができなくても愛するチームに貢献する方法はいくらでもあるのだ。


かくいう自分だが今年も観戦のみになりそう^^;というわけでシーズン開始後はタオマフ&ステッカー購入でわずかばかりだが山雅に協力したいと思っている。


ガンガレ山雅!!

プレシーズンマッチ:アンテロープ塩尻vsフェルヴォローザ石川・白山(inアルウィン)

本来なら山梨・御勅使の山雅のTMに行きたかったのだが、タイヤ交換してたら時間が遅くなりやむなくアンテロープのTMに切り替えた。

実は直前になってアンテのHPで「先方の申し入れで完全非公開になった」という情報を得たのだが、とりあえずアルウィンへ向かった。

13時頃に到着してみるとジュニアチームの試合をやっていた。それをしばし眺め、14時近くになるとトップチームが練習を開始。しかし客席はジュニアチームの父兄がそのまま座っている。

試合前になったら追い出されるのか?と思っていたらアナウンスがあって「今日は完全非公開です。ビデオ撮影等はご遠慮下さい」と言われただけだったのでそのまま試合観戦することができた。


大型補強したフェルヴォの注目はやはりFW阿部とスロベニア人の両選手。特に阿部の動きに注目しながら見ていたのだが、今日は調子が悪かったのか、足下にもあまりボールが収まらず、ポスト役としてもイマイチの出来で後半早々に交代していた。

逆にセンターバックのアンジェルコビッチ選手は高さと強さを活かして安定したプレーを見せていた。また右MFのヤコピッチ選手もスピードのある攻撃で何度もチャンスを演出していた。それと8番(打田選手?)の動きが非常によく、彼がこのチームの攻守の要という印象を受けた。

試合は開始4分にフェルヴォがCKのこぼれ玉を押し込んで先制したものの、その後はアンテの粘り強いディフェンスもあって得点はなく、1-0で終了(45分×2)。結局フェルヴォに対しては「守備中心のチーム」という印象を受けた。


そんな両チームも所属する北信越リーグの開幕もいよいよ1週間後に迫った。果たして元Jなどの大型補強で臨む各チームに対して山雅がどこまでやってくれるのか、今から楽しみである。

J1第4節:ヴァンフォーレ甲府vsガンバ大阪(in小瀬)

強豪チームとの対戦が続いた3月のリーグ戦もいよいよ最後となった。今日の相手はガンバ大阪である。

強豪チームを迎える、という事以上に甲府サポーターにとっては去年までチームのエースだった男を敵としてホームに迎えるという事の方がもしかしたら大事件だったかもしれないw実際、スタメンで「その男」の名前が読み上げられるとすかさずブーイングが発生していた。


試合のほうは序盤からガンバに決定的なチャンスを作られるもののDF陣が体を張って踏ん張っていた。特に秋本選手がポストの激突しながらもマグノ・アウベスのゴールを阻んだプレーにはゴール裏が沸き返った。さらに「あの男」の突進を体当たりで止めた井上選手も見事だった。(審判も多少味方に付けていたがw)その後もガンバ攻撃陣に何度も決定機を作られるものの相手のシュートミスもあって無失点に抑える。

攻撃のほうは相変わらず茂原が好調で何度か好機を作っていたがシジクレイを中心としたガンバのDF陣に押さえ込まれていた。しかし前半37分、ゴール前での素早いパス回しから茂原のヒールパスを受けたアルベルトが先制ゴールを決めた!!リーグ戦初得点に小瀬全体が喜びを爆発させる。結局、リードして前半を終了。


そして後半、開始数分に今度はアルベルトの落としを茂原がダイレクトで打つが枠を超える。その後も茂原が再び決定機を迎えるが得点に至らない。ここで甲府はいつものごとくアルベルトを下げて須藤を投入、追加点を狙う。しかしガンバがMF明神とFW播戸を投入すると流れはガンバへ。始めは甲府も粘っていたがしだいに足が止まり始め、終盤に播戸とマグノの連続ゴールで逆転を許してしまう。結局その後甲府はさしてチャンスらしいチャンスを作れずそのまま敗戦。これでリーグ4連敗となった。


絶好調ガンバのリーグ戦無失点を止めた、しかもそれを期待のFWアルベルトがやってくれたという事には一応の喜びはあった。しかし、先のナビスコでの連勝と本日のガンバの出来を考えるとせめて勝ち点は欲しかったと思う。4月には比較的組しやすい(と思われる)対戦相手が続く。とりあえず次の神戸戦で何とか勝ち点を奪って、さらなる光明を見出してほしいと思う。そう思いながら満開の桜に囲まれた小瀬を後にしたのだった。

ナビスコ杯予選リーグ:ヴァンフォーレ甲府vs名古屋グランパスエイト(in瑞穂)



土日を利用して関西方面に旅行に行っていた。残念ながら風雨に祟られあまりゆっくりと見て周ることはできなかったのだが、山陰地方の名所をそれなりに楽しむことができた。


日曜の朝には名古屋にいた。ここで二つの道があった。中京大学で行なわれる松本山雅のTMを見るべきか、はたまたナビスコの予選を見に瑞穂に向かうべきか・・・とりあえずネットカフェで交通手段を調べると明らかに瑞穂の方が近くて分かりやすい。


不案内な土地で万が一迷って結局どちらも見れなかった・・・ではあまりにも悲しいのでここはヴァンフォーレを選択w金山駅から地下鉄に乗って15分で目指すスタジアムの名前を冠した駅に着く。


試合は序盤から甲府が優位に進める。藤田と負傷の新の代わりに井上と田森が入ったが、チームの出足の早さは健在で、名古屋に攻めのカタチを作らせない。ゴール前でも積極的になり、茂原の林のミドルがポストを叩くが点が入らない・・・少し嫌な予感がしてきた前半終了間際、早いパス回しから茂原のパスを落ち着いてゴールに流し込んだのがFWアルベルト!ついに待望の初ゴールが生まれる。ようやくの新戦力の覚醒に歓喜に沸くサポーター。


さらに後半も甲府は攻め続ける。選手達はセカンドボールを奪うため奮闘し、サポーターをヤキモキさせていた狭い地域でのパス回しに終始することなくワイドな展開で名古屋ゴールに迫る。終盤になると名古屋も完全に戦意喪失しているのが見て取れるようになった。鈴木の惜しいミドルや茂原のシュートも得点に繋がることはなかったが、甲府らしく1点差の中でも失点を恐れず前に行く姿が随所に見られた。


試合はそのまま終了。もしや全敗するのでは?などと揶揄された名古屋との3戦を2勝1敗で終える事ができた。


土曜日は再びリーグ戦。相手はガンバ。ついに「あの男」が去年と違うユニフォームを着て小瀬に帰ってくる。どういう形で彼を迎えることになるか分からないが、甲府のサッカーが今も健在であることを見せられればと思う。


※文章が消えていたため加筆修正しました。

ナビスコ杯予選リーグ:ヴァンフォーレ甲府vs名古屋グランパスエイト(in小瀬)


つい10日ほど前にリーグ戦で当地に迎えたばかりの相手との再戦である。しかしお互いの立場は180度異なる。

かたや好調の首位チームであり、かたや・・・最下位でしかも無得点のチーム。しかし甲府の戦士もサポーターも願う事はただ一つ。初得点。そしてあわよくば初勝利を。

その思いは名古屋のスタメン発表で、相手が明らかに1.5軍でこの戦いに臨んできた事が分かっても変わらなかった。


そして午後の日差しが照りつける中、試合開始。

立ち上がりは前回の対戦と似たような展開。そして早い段階で失点を喫する展開もまた同じだった^^;

前半13分、スルーパスに抜け出した「元」日の丸戦士FW玉田のGKをあざ笑うかのようなループ気味のシュートが決まる。

しかし今日の甲府はここで下を向くことはなかった。もはや先制点を奪われるのは折り込み済みだったかのように。

FWアルベルトは相変わらず敵のマークに合うとすぐに転んでいたが、今日の彼は無理にキープしようとせず明らかにターゲットマン=潰れ役に徹していた。

そしてその競り合いでこぼれたセカンドボール目掛けてMF石原やMF茂原らが走りこみ、ゴールを狙う。

その努力がついに功を奏する時が来た。

前半25分、MF林のクロスを石原が右足でゴール!!リーグ戦と合わせれば開幕から295分でついに甲府に待望の1点が入った。ゴール裏のサポーターが安堵の混じった大声援でキャプテンのゴールを喜んだ。

ここから甲府の動きはさらに良くなる。そして31分、CKからDF秋本が逆転のヘッドを叩き込み2-1!!

その後その秋本の少々危なっかしいプレーがあったものの前半はそのまま終了。


そして後半、何とアルベルトに代わってFW須藤がピッチに立つ。これは何を意味するのか・・・日曜の試合に向けての温存策なのか、それともついに大木監督も・・・様々な考えが交錯する中、試合が始まる。

その後半、甲府の攻めはさらにスピーディーになる。DF杉山らの激しいカットで相手ボールを奪うとすぐにMF藤田らに預け、グラウンドを広く使ったワイドな攻めが何度か見られるようになった。特に中盤以降にこれぞ甲府のサッカー!!と言いたくなるような素早いボール回しであわやゴール・・・の場面も作り、サポーター達の喝采を浴びていた。

しかし終盤、DF杉山が負傷退場・・・しかも顔を覆いながら担架で運ばれていく様子を見て不安が募った。

結局スコアは動かずそのまま試合終了。4戦目にして初めての勝利をも手にすることができた。

試合後にゴール裏に来た選手たちのホッとした表情を見て喜ぶサポーター。


奇しくも甲府の桜の開花宣言のあった同じ日についにヴァンフォーレにも春がやってきた、そんな嬉しい一日だった。

J1第3節:浦和レッズvsヴァンフォーレ甲府(in埼玉スタジアム)


王者・浦和レッズとの対戦を見に初めて埼玉スタジアムを訪れた。TVでは何度も見ているわけだが、実際に来てみるとその施設の素晴らしさに感動すら覚えた。


さて試合。


本日も前半は決して悪くなかった。名古屋戦では中央でのパス回しに終始してしまい苦しんでいたが、今日は何度もサイドからの攻撃が見られたし、FWアルベルトも前を向いてゴールに迫るプレーを見せていた。DF陣も先発復帰の増嶋を中心に強力な浦和攻撃陣をカラダを張って止めていた。特に初出場の田森が非常に落ち着いてプレーしていたのが良かった。間違いなく今期で最も良い45分間だったと思う。そんな選手たちのプレーに対してゴール裏の甲府サポも地鳴りのようなレッズコールの中で精一杯声を出していた。


それにしても、1点の何と遠いことか。


後半、粘っていた甲府DF陣がついにワシントンに1点を許す。しかし今日はここから甲府がさらに攻め出した。オーバーラップしたDF杉山やMF石原が何度もサイドを抉り、アーリークロスをゴール前に入れる。しかし途中投入されたFW須藤の惜しいヘッド等もあったものの、甲府に流れが来た時間帯で得点を奪えず。終盤入ったFWジョジマールも何とかキープはするもののシュートまで行かずにボールを失っていた。その後浦和に2点目(またワシントン)を奪われた後も甲府はリスクを恐れず果敢に攻めたが・・・結局今日もゴールは奪えずタイムアップの笛の音を聞くことになった。


完全アウェーの中で甲府は間違いなくいいゲームをしていた。特にそれは前半、攻め続ける甲府に対して浦和の選手達がかなり苛立っていたことからも明らかだ。しかし、やはりサッカーは点を取ったチームが勝つスポーツ。その点で絶対的な切り札を持つレッズにはかなわなかった。


リーグ戦はここで1週間の休みに入る。来週は水曜と土曜にナビスコカップの名古屋との連戦。この2試合を甲府がどのように「利用」するかが重要になってくると思う。とにかくまずは1点!そうすれば甲府も何らかのきっかけが掴める気がしてならないのだが。




J1第2節:ヴァンフォーレ甲府vs名古屋グランパスエイト(in小瀬)そして3節への熱い思いw

どう考えても遅すぎる更新だが、ホーム開幕戦の翌日から体調不良でここまで引っ張ってしまった^^;


とりあえず第2節の感想から。


前半は悪くなかったと思う。密集する真ん中でパスを繋ごうとするためチャンスはあまり作れなかったが、

それでもMF藤田が決定機を迎える(外したが)など、それなりにゴールの臭いはしていた。

やはり後半早々の失点が痛かったorz

幾らか希望の光も見えた前半に比べ、後半はゴール裏のサポーターを焼きもきさせっぱなしだった気がするw

今回もFWアルベルトは不発だったが、彼は使い続けると味が出てくる気もするのでもう少し様子を見たい。

FW国吉を大望する声も聞かれたが、まだルーキー。マリノスの乾のような活躍を期待するのは酷だと思う。

もちろん0-2の敗戦は痛いが、まだ絶望する段階ではない。

その証拠に試合後ゴール裏にやってきた選手たちにサポーターからの暖かい言葉が飛んでいた。


さて、土曜のレッズ戦。


正直、玉砕覚悟で行くしかないと思う。DF山本の出場停止は痛いが、残るメンバーで乗り切るしかない。

そして一本でも多くシュートを打つこと!

ぜひとも、迷ったら前へ、の甲府のサッカーが敵地でも見たいものだ。

山雅の事も忘れちゃいません^^;

http://news.livedoor.com/article/detail/3071301/


先日行なわれた新体制発表会の記事を発見。

甲府の試合と被ることが多くて韮崎以降TMにもなかなか行けずにいるが、

シーズン開幕ともなればアルウィンに馳せ参じる所存である。


明日はホーム開幕戦

敵地でのJ開幕戦で、強豪マリノス相手に1点差負けを喫したヴァンフォーレ甲府。


明日は舞台を地元・小瀬に移して、ホーム開幕戦である。対戦相手は名古屋。


思えば降格候補筆頭だった甲府が去年残留できたのもホームでの無類の強さを発揮したからに他ならない。


果たして2年目の今期はいかに・・・。



2007年J1第一節:横浜F.マリノスvsヴァンフォーレ甲府(in日産スタジアム)



トップリーグ2年目の甲府の初戦は昨年に引き続きアウェー。古豪マリノス戦である。


始発で地元を出て日産スタジアムのある小机駅に着いたのは10時過ぎ。さすがに早いのでそのまま横浜に向かい時間を潰す。


午後1時に再び小机に。当然ながら駅からスタまでは長蛇の列になっていた。


スタジアムに入ると・・・予想はしていたがガラガラ^^;7万収容のスタジアムだから余計にそう感じるのかもしれないが、これが甲府の初戦の地だと思うと少々寂しい。(ちなみに観衆は24466 人)


ゴール裏に入りホッとしていると、ややあってマリノスのテーマソングが流れる。・・・なんと歌っていたのはあの「ゆず」だった。さすがビッククラブともなればこんな豪勢なファンへのプレゼントが可能なのだろう。思わず口ずさんだ自分を戒めているとやがてチーム練習が始まり甲府戦士たちが登場。上下共白のアウェーユニフォームに何だか不思議な感覚にさせられる。

そして2時5分、ついに試合開始。


初っ端からマリノスは前線のFW鈴木にボールを渡してタメを作り、さっそく甲府は守備に追われる。そして前半5分、MF山瀬功のドリブル突破からのシュートに成す術なく失点・・・さっそく1点のビハインドを背負うこととなった。その後甲府はFW宇留野の負傷退場→FW須藤に交代、などがあって攻撃の形を作れず逆に横浜の猛攻に遭うが何とかGK阿部やDF増嶋らを中心に守り、前半終了。


後半、ようやく甲府のエンジンが掛かり始め、得意のサイド攻撃を展開。しかしMF茂原が惜しいヘディングシュートを放つなどチャンスを量産するもこれが決まらない。するとベンチはそれまで前線で奮闘していた須藤に代え新戦力FWアルベルトを投入。しかし、この期待の助っ人も体が重そうなプレーに終始し、チャンスではなく甲府サポのため息を増やしたばかりだった。しかしここでさらにFW鈴木に代えてFW長谷川を投入すると、長谷川は積極的にゴールを狙い、ようやく甲府にも得点の匂いがし出す。しかし・・・


開幕戦はホームチームが勝たねばならない、というJリーグ規約などどこにもはないはずだが、なぜか今日の主審Kはそういうものだと勝手に思い込んでいたようで、明らかにマリノス贔屓のジャッジが鼻をつき始める。アルベルトへのゴール前でのファール、そして終了間際のペナルティー内での長谷川への明らかなファールがことごとく「無かった事」にされた。こうして今日も甲府は奮闘虚しく「第三の敵」の出現によって敗れた。


試合後審判に詰め寄る甲府戦士たち。しかし何も変わらないことは彼らもサポも分かっていただろう。うなだれながらゴール裏に足を運んだ戦士たちに暖かい声援が飛ぶ。今日の試合は(特に後半は)本当に良かった。フィニッシュの精度の悪さやポカミスはあったが、それでも充分に僕らを興奮させてくれたと思う。しかし、負けた。


サッカーとは時として理不尽なスポーツだ、と頭では分かっているつもりだが、自分達の愛するチームがその理不尽さを味わった時の悲しみは何度経験しても我慢できない。でも律儀な甲府戦士たちのことだ、この借りは10月のホーム戦でしっかりと返してくれるだろう。そう信じて冷え込んできたスタジアムを足早に後にしたのだった。


追伸:帰宅後、全国ネットの某TV局のサッカー番組を見ていたが、横浜vs甲府戦はおまけ程度の扱いだった。しかもミスジャッジについては一切触れてもらえず。予想してたとはいえ虚しい・・・いつか甲府の試合結果がトップで扱われるようになる日が来て欲しいものだ。