J1第4節:ヴァンフォーレ甲府vsガンバ大阪(in小瀬) | VF甲府および松本山雅FCファンの日誌

J1第4節:ヴァンフォーレ甲府vsガンバ大阪(in小瀬)

強豪チームとの対戦が続いた3月のリーグ戦もいよいよ最後となった。今日の相手はガンバ大阪である。

強豪チームを迎える、という事以上に甲府サポーターにとっては去年までチームのエースだった男を敵としてホームに迎えるという事の方がもしかしたら大事件だったかもしれないw実際、スタメンで「その男」の名前が読み上げられるとすかさずブーイングが発生していた。


試合のほうは序盤からガンバに決定的なチャンスを作られるもののDF陣が体を張って踏ん張っていた。特に秋本選手がポストの激突しながらもマグノ・アウベスのゴールを阻んだプレーにはゴール裏が沸き返った。さらに「あの男」の突進を体当たりで止めた井上選手も見事だった。(審判も多少味方に付けていたがw)その後もガンバ攻撃陣に何度も決定機を作られるものの相手のシュートミスもあって無失点に抑える。

攻撃のほうは相変わらず茂原が好調で何度か好機を作っていたがシジクレイを中心としたガンバのDF陣に押さえ込まれていた。しかし前半37分、ゴール前での素早いパス回しから茂原のヒールパスを受けたアルベルトが先制ゴールを決めた!!リーグ戦初得点に小瀬全体が喜びを爆発させる。結局、リードして前半を終了。


そして後半、開始数分に今度はアルベルトの落としを茂原がダイレクトで打つが枠を超える。その後も茂原が再び決定機を迎えるが得点に至らない。ここで甲府はいつものごとくアルベルトを下げて須藤を投入、追加点を狙う。しかしガンバがMF明神とFW播戸を投入すると流れはガンバへ。始めは甲府も粘っていたがしだいに足が止まり始め、終盤に播戸とマグノの連続ゴールで逆転を許してしまう。結局その後甲府はさしてチャンスらしいチャンスを作れずそのまま敗戦。これでリーグ4連敗となった。


絶好調ガンバのリーグ戦無失点を止めた、しかもそれを期待のFWアルベルトがやってくれたという事には一応の喜びはあった。しかし、先のナビスコでの連勝と本日のガンバの出来を考えるとせめて勝ち点は欲しかったと思う。4月には比較的組しやすい(と思われる)対戦相手が続く。とりあえず次の神戸戦で何とか勝ち点を奪って、さらなる光明を見出してほしいと思う。そう思いながら満開の桜に囲まれた小瀬を後にしたのだった。