斜め下向きタブレットスタンド | ささのブログ

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阪神淡路大震災の翌日に作り、以来設置し続けている避難リュックの中身をチェックした。以前はブロックタイプのカロリーメートを常備していたが、気が付くと消費期限を過ぎていることばかりでやめて久しい。能登半島地震を受けて、100均でアルミシートやウェットティッシュなどを買ってきて入れ替えをしたのだが、多分熊本地震の時以来だ。

 

リュックの中には、タオルやズボン、スニーカーなども入っている。タオルや衣類は全て洗濯。古いウェットティッシュは新しいものと入れ替え。懐中電灯に入っていた電池は自然放電しているので、これも買わなくては。食べ物は、年始にあちこちからお菓子を頂いたので、日持ちのしそうなものを入れておこう。ケータイの充電も出来る手回しラジオが2台入っているが、問題は端子だ。Micro USBに変換出来るか調べなくては。

 

 

我が家のメイン暖房はコタツ。エアコンは暖房用には全く使わず、数台あるカーボンヒーターやグラファイトヒーターを補助に使っている。幼少期にコタツで育った者は、大人になってもその呪縛からなかなか離れられず、今でもコタツの無い生活は考えられない。何しろ、メインテーブルになるし、布団にもなる、下半身が暖かければそこそこ幸せで、電気代は格安。

 

 

ネット検索は、老眼にスマホはきついので、もっぱら10インチのタブレットを使っているが、コタツに寝転んで、天板にスマホを立てて見ることが多い。ということは、タブレットは斜め下向きに設置することが必須なのだが、「斜め下向き」に設置出来る簡易なスタンドは全くと言っていいほど無い。しっかりとしたアームのあるスタンドならば斜め下向きが可能なものもあるが、かさ張るので選択肢に入らない。

 

 

今までは、去年の3月に紹介した「究極の見台」として購入したスマホスタンドをベタっと横長にして使ってきた。が、これだと、毎回、通常仕様に戻さなくてはならず、関節を大きく動かさなくてはならない。物には寿命があり、こんなことを毎日繰り返していると、楽譜スタンドとしていつまで使えるかわからないので、斜め下向きの専用スタンドを作ることにした。

 

 

以前、30cmほどの高さに置いてあるデジタル時計を、寝ている位置から見ようと、斜め下向きにするスタンドを木材で作ったことがあるので、今回も木工で作ろうと思った。が、ふと、100均で買った3つのポールを組み合わせた簡易なスマホスタンドが目に入った。これにちょっと手を加えれば斜め下向きのスタンドが出来そうだ。

 

 

幸い、年始に頂いた高級な菓子の箱がいっぱいある。それらは上質な厚紙を使っているので、何枚か貼り合わせれば強度は十分だ。タブレットを引っ掛ける「背面板」と、コタツの天板の下に差し込む、「おもり板」の二つを、100均のスタンドに取り付ければいい。斜め下向きというのは、重力に対して甚だ不向きで、先の「究極の見台」のように、後ろに伸ばしておもりを付けなければ倒れてしまう。が、コタツで使うので、後ろに伸びた板紙をコタツ布団と天板の間に差し込めばいい。

 

 

 

出来上がったのが、こちら。タブレットのゴムと背面板の相性がイマイチでここは改善が必要だが、実使用には問題なし。これで、「究極の見台」は楽譜専用に戻せる。ただ、コタツに寝転がって、斜め下を向いたタブレットを見ている自分を想像すると、「怠惰な生活」という言葉しか浮かんでこない。まぁ、スマホはほとんど見ないので、多くの人よりはネット依存には毒されていないはずだ。