大量の芽キャベツ | ささのブログ

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地方出身者にとっておそらく魔境の一つに数えられるのが新宿サブナード。うまく使うと新宿文化センターの近くまで地下を通って行けることは、情報としては知っている。が、どこがどうつながっているのかがほとんどわかっていない。ランチをしようと、渋谷から新都心線に乗って新宿三丁目で降りて、サブナードの目的の店に向かうが、歩けども着かない。サブナードは幾つかのブロックに分かれていて、地下通路の全体図が知りたいのに、案内図はそのブロックしか載っていない。

 

その日は遠回りを繰り返してなんとか目的の店に着いたが、まだ全体図を把握していない。翌日も新宿に行ったので、自力で文化センター近くの出口まで行こうとしたが、行き止まり。ならばと、一度地上に出て、その出口から入って新宿駅方面へ向かうと、ようやくどの通路とつながっているのかがわかった。あの、全体像がわかりにくい案内図、明らかに工夫が足りない。

 

「これが好き!」という食べ物はあまりないが、食材で気に入っているものの一つに芽キャベツがある。半分にカットしてバーベキューにすれば、独特の香ばしい香りがとても楽しい。ただ、いつも売っているわけではないし、スーパーでは8個入りで198~298円と、決して安くない。それでもスーパーで見かけたらなるべく購入するようにしている。

 

先日、普段は使わない道にある、2帖ほどの小さな八百屋の前を通ると、芽キャベツがぎっしりと袋詰めにされて売られている。値段を訊くと、なんとひと袋で100円。おそらく60個以上は入っている。スーパーに比べれば、これが500円でも格安なのに、100円!見切り品だろうが、迷わず購入してきた。

 

家に帰り、冷蔵庫に入っているスーパーの芽キャベツと比べると、2周りほど大きい。だが、外の葉っぱは結構黄色く傷んでいるので、2-3枚はがして使わなくてはならず、そうするとスーパーのものと大差ない。さあ、この大量の芽キャベツ、どうしようか。

 

焼肉と一緒に焼いたり、赤いウインナーに混ぜたり、うどんに入れて煮込んだり、と2日間朝昼晩と、考えられる料理に片っ端から使ったところ、ようやく半分くらいまで減ってきた。やはり見切り品だったようで、もうだいぶ傷み始めているので、残りは廃棄。それにしても、もういいや、と思うまで芽キャベツを食べ続けたのは初めてだ。

 

今、確実なのは、芽キャベツは暫く見たくもない状態だということ。香りが強いので、食べ続けると飽きる。焼こうが茹でようが、キャベツを濃縮したあの香りは変わらない。やはり、好きなものは「もうなくなっちゃったの!?」という量に抑えて置いた方がいい。そのうちまた戻るとは思うが、私の貴重な「好きな食材」が一つ減った。