ささのブログ

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先月、会社の転勤で福岡に行くことになった生徒から「お世話になりました」と頂き物をした。本来ならばこちらから餞別

を渡すべきところだった…帰宅して開けてみると、箱にCAFÉ MaiLと書いてある。「コーヒーか、それは嬉しい♪」と中を見ると、ぎっしりと中身が詰まった小袋が4色に並んでいる。これまでのカップオンタイプではない。中身はコーヒー豆だろうが、これ、どうやって飲むんだ?

 

暫く悩んだのちに、引き出しにまだ奥があることに気付き、全て引き出すと…奥にフィルターが入っていた。なーるほど、そういうことか。でも、この商品、初めてもらった時に皆、悩まないか?フィルターが前にあれば迷わないだろうに。だが、フィルターが前面にあるのと、小袋が前面にあるのとでは、引き出した瞬間の印象がかなり違うだろう。コーヒー豆の量がかなり多く、通常のカップオンコーヒーよりもずっと美味しかった。

 

所属団体の練習場所の一つが、自宅から地下鉄で2駅のところにある。具体的には、西巣鴨から都営三田線に乗って、巣鴨、千石の2駅。歩くのは、自宅から西巣鴨までの2000歩と、千石から練習場までの800歩程。前に一度だけ、地下鉄に乗らずに歩いて帰ってみたが、巣鴨~西巣鴨間が、通常の駅間の5割増し以上あって、こんなに遠いのかとびっくりした。以来、徒歩で帰ったことはなかった。

 

先週、その練習場で下合わせ(合奏練習)をやったが、まだ陽が高いうちに終わり、荷物も少なかったので、たまには歩いて帰るか、という気になった。最近放送した「孤独のグルメ」で紹介された店が、千石と巣鴨の間にあり、実際に見てみたいという目的もある。店は、放送を見てすぐにネットのマップで確認していたので一発で見つかった。が、四川へ研修中と貼り紙があり、お休みだった。

 

巣鴨までは割合近く、歩いている人も多いので、あっという間に着く。問題は巣鴨~西巣鴨間だ。地蔵通り商店街の入り口までは人が多いがそこを過ぎるとぐっと寂しくなる。大通りの左手に、なにやらだだっ広いスペースの建物が見える。入り口に「豊島市場」と書いてある。へぇ~こんなところに市場があるのか、前回歩いたときには気づかなかった。さらに歩くと、今度は建物の上に「東京都中央卸売市場豊島市場」と書いてあるのが見えた。

 

巣鴨駅という山手線のすぐわきに、トラックが行き交う市場があるとは驚きだ。後で調べると、16世紀に発祥し、神田市場・足立市場と並ぶ江戸の三大青物市場で、幕府の御用市場でもあったそうなので、名門だ。市場には一般人は入れないだろうが、周りには買出人相手の美味い飲食店があるはず。今度、早朝に行ってみるか。ちなみに、練習場から自宅までは1万歩。健康散歩にはちょっと長すぎる。

 

市場と言えば、20代前半に真夜中の肉体労働をしていた時、秋葉原駅のすぐわきに大きな市場があり、明け方、疲れ切った身体ですぐ横を通ることがよくあった。ターレーと呼ばれる独特のトラックが結構なスピードで行き交っていたのを覚えている。あの市場もほどなく消えたが、それが前出の神田市場。1990年に移転したそうなので、私が脇を通ったのは最後の1-2年。昭和から平成に移る、汗と疲労にまみれた青春のモニュメント。