2024・年明け | ささのブログ

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兎から辰に変わったとたんに日本は大変なことになっている。元旦の夕方、帰省のために水戸駅から各停に乗って、出発したとたんに車内のスマホが一斉に警告音を発した。見ると、地震速報。あの警告音が密閉空間で一斉に鳴りだす怖さは、戦時中の空襲警報に似ているんじゃないだろうか (経験したことはないが)。

 

翌日の夜に起きた飛行機事故も日テレの第一報から見ていた。中継の画面からは脱出シュートの映像が無く、ほぼ満席の乗客・乗員の安否は絶望か、と暗澹たる気持ちで見て居たら、「全員脱出」のスーパーが流れてホッとした。海保の方々は残念だが、あの事故で旅客機の全員が助かったのは奇跡だ。やはり「離陸3分着陸8分」の間は、絶対に靴を脱いでは行けないと再確認した。

 

 

地震と飛行機事故により、交通機関は混乱が続いている。新幹線に閉じ込められ一晩過ごした方や、飛行場で夜を明かした方の疲れ切った顔が、新年から流れ続けている。私は元旦に帰省して4日に東京に戻った。特急は激混みだろうと、行き帰りとも各停。上野から2時間半ほど。上野-水戸間はグリーン車が付いているので、チケットを買って乗車。正月の各停グリーン車の込み具合が読めなかったが、普段とほとんど変わらなかった。

 

今年は喪中なので、帰省先の神社に初もうでは控えた。泉が湧き出ることで、知る人ぞ知る、ほとんど地元民しか行かない神社なのだが、今年は年末にテレビで紹介されたらしく、大混雑らしい。なんでも、泉の後ろにある倒木かなにかが龍の姿にそっくりだとかで、それを見に来ているらしい。早朝散歩で外から見たら、いつもは雑木林に放置されている倒木が、紙垂(しで)で囲われて奉られているのには笑ってしまった。

 

帰省して2日3日4日と朝散歩を続けて、朝焼けは堪能した。太平洋に面した街なので、どこでも海と空が視界一面に見られるのは、都会では考えられない贅沢だ。4日の朝は、コースを変えて、大きな灯台のある公園へ。父が存命だったころ、お気に入りの散歩場所だったところだ。着くと、丁度朝陽が昇り始めたところ。「ダイヤモンド富士」はよく聞くが、ならばこれは「ダイヤモンド灯台」か。この灯台、JRの車内で流れている日立市への移住を促す動画に出てくるので、見ている人も多いだろう。2024年(令和6年)、どんな年になることやら。