朝起きると、こ、腰が痛い。

連日の草むしりがかなりきいてる。

この時期は毎年、畑に伸びる雑草と戦っている。

それにしても作物は病気や虫に弱いのに、雑草は何故こんなにも元気でいられるのか。

数カ所ある畑をひと通りきれいにして

「やれやれ」と思うころには最初の畑の草がもうすっかり生え揃って待っている。

少し離れたところにある畑の場合、ちょっと油断した隙にとんでもない丈になっている。


その草をパートのお姉さまやおば様とやっつける。

そしてそのおばさま方、もうすぐ80歳になろうとしている。

牛や馬の時代の子供の頃から家の仕事を手伝って、戦後の貧しい時代、高度成長期、不況にバブルと生き延びてきただけあって

体力と忍耐は半端ない。

まだまだ暑い中で私達と同じく仕事をサクッとしている。


ビフォア  見渡すとゲンナリする


アフター  やっと小豆畑になった。
ご近所さんも「あら小豆畑だったの」と気付いたことでしょう。


自分があの年になって同じ動きができるか。
いやいや無理無理。

生きてきた道が違いすぎる。

まったくアラフィフどころではない。

おそるべしアラウンドエイティだ。

若輩者が腰が痛いなどと言っている場合ではない。


さあ今日も先輩方のありがた〜いおしゃべりを聞きながら、仕事に精を出そう!





突然ですが、ワインが好きです。

若い時はビールばかりで、ワインなんてダメダメと思っていたけど、海外のドラマや映画なんかを観てると、とても美味しそうに飲んでて、

「アタシもいけるかも」ととてもチャラい気持ちで白ワインを手にとったのが始まり。


冷えたビールも暑い日の一杯目は美味しいけど、ホントに喉が渇いてたら麦茶の方がいいし、良く考えたらそんなにビールが美味しいと思って飲んでなかったかも、と昔は浴びるほど飲んでたのに今さら気づいた。


ノリ。ノリだったんだ。とりあえずビールって言うやつ?

若い時はとにかく酔っ払おうと安い焼酎をジュースで割ったり、ビールもガブガブ飲めばいいと思ってた。

その上強くないからキラキラ武勇伝もけっこうあったり。


それがワインは違った。

「あー美味しい!」と思って飲んでる。

ワインの飲み方とか知識とかはサッパリだけど「あー冷えたワインが飲みたい」としょっちゅう思ってる。

ここ何年か私に付き合ってワインを飲んで、周りの皆も楽しんでる。


貧乏人なので千円前後の安い物だけど、最近ではスーパーやコンビニでもだいぶ種類が増えて美味しいモノがあるし、ちょっとした居酒屋でもまあまあのグラスワインを置いている。


一つ困るのが、白は辛口を選べば割と好みの物が手に入るけど、赤は分からない。

たぶん私が苦手な味はおとなの赤。

重厚とかスパイシーとかチョコレートとかカシス?メロン?とかあるけど、はっきり言って全く想像がつかないので賭けだ。

最終的にはジャケ買いならぬラベル買い。

あーテイスティングがしたいといつも思う。

(ま、大抵運転なのでやってても出来ないのだけど。)

散々悩んで苦手な味を買ってしまうと本当に悲しい。

で、結局いつも同じのを買って帰る。


お気に入りの軽めの赤(たぶん…)


一本万円とかならどれも美味しいのかしら…。


あとひと月もしたら朝採りが終わって、秋の夜長についつい深酒しそうになる季節がくるなぁ。

職業は?と聞かれれば「農業です」だろう。

正確に言うと農業を営む事業主の配偶者。


農繁期(5月〜10月頃)は朝3時か3時半から投光器をつけてレタスの収穫が始まる。

その他キャベツやトウモロコシ、春秋はほうれん草、冬は虎屋の白小豆と一年を通して作物を作っている。


朝は早いし、夏は炎天下の下で冬は凍るような寒さの中での仕事。

お勤めの友達にはいつも「大変だね〜」と言われる。

ほんと大変です、大変ですよ。

この歳になっても「なんで農家に嫁に来ちゃったかなぁ」ってピーク時期は1日に5回は思う。


それでもここでは同業者が多いのでお互い「頑張ろっ」と励ましあうし、腰の重い私の場合、何より外で体を動かしているってことはいいのかもと思う。

子供が生まれる前まではパソコンを前にデスクワークだったから、

今頃骨粗しょう症にでもなっていたかもしれない。


とはいうものの採りたての野菜をいただけるお得感はあるけど

正直、仕事しながら作る喜び〜とか

喜んで食べてくれる人の顔を思い浮かべて〜

などと言った余裕などない。

早く終わらないかなぁとか、帰ったらワインを開けてまったりしたいとかばかり考えてる。



時々キレイな朝焼けのご褒美がある



でも「いやーこの前いただいたのすごく美味しかった」と言われれば嬉しいし、仕事が終わった時の達成感や家で一息つく時の気持ちいい〜感は他の職業同様、最高なわけで

やっぱりそういう瞬間が味わえるのだから、結果「農業」も悪くなくて私も幸せということなんだろうな。


ちなみに今回の台風15号。雨が降っただけで、幸い大した被害もなかった。

あーあと何回台風が来るんだろ。








下の娘が高校に入ってから、毎日のお弁当作り生活が始まった。

上の娘の時は近くの高校だったので大学受験に集中する3年の10月頃まで

自分で作って持って行ってたので楽させてもらっていたが、

下の娘は通学に1時間半かかるのでさすがにお弁当を作る時間はない。

しかし私も朝のレタス切りのため、

6時20分には家を出る娘に持たせるお弁当を朝作るのには

夜中の2時起きとか不可能なので、夜作って冷蔵庫に入れておくことにした。

 

昼は米はいらないというからオカズだけなのだが、

夕飯の支度と一緒に作るので、朝作るより時間に余裕があって意外と楽。

ま、夕飯のオカズとかなりの確率でカブるのは仕方ないが、

割と冷凍物とか使わなくてなんとかなる。

冷食を否定してるわけではない。

最近の冷食は美味しいものもたくさんあるし、便利だし、

実際、ウチの冷凍庫にもストックがあるのだけど、これがなかなか減らない。

 

ちなみに私的には冷食ならやっぱりAJINOMOTOが最強。

昔、スーパーの店長をしていた母が「迷ったらAJINOMOTO」と言っていたけど

海老シュウマイも餃子も炒飯も海老寄せフライも美味しい!

 

 

↑ぶっかけうどん。

我が家で出荷しているトウモロコシの天ぷら(というよりおやき)と一緒に

 

 

前日に作るのは夏場はちょっと心配と思っていたけれど

お腹も壊さず完食しているから我が家の場合は大丈夫そうだ。

 

焼きそばとか冷やし中華は麺がカタマリになって食べにくいなどと

多少クレームもあるけど、

朝の貴重な時間を考えると、朝採りが終っても夜作っちゃおうかなと思っている。

 

夜、飲みに出ちゃったりしたら…朝?いやそんな元気はないお年頃だから

コンビニでお願いしますてへぺろ

今年50歳になって思うこと。

精神的には若い頃思ってたよりオトナになってないとはここ何年も気づいていたものの、カラダの衰えは最近急に如実に現れている。


携帯の文字を読む時メガネをはずすとか夜更かしができなくなったり、母親にどんどん似てきたりしてきたのはだいぶ前から薄々感じていたけれど、ことさら気になるのは記憶。
 

最近増えた姪っ子たちのベイビーの名前なんて一度聞いただけじゃすぐ忘れちゃうし、会議などで一緒になる大人の方々の苗字も次回お会いすると「なんて名前だったけなぁ」なんて考えてるから話が入ってこない。

 

過去の出来事も記憶がちょっとずつぼんやりしてる気がする。
 

自分が幼い頃にあった事はかなりどうでもいい事も覚えてて自信があったのだけど「あれ?あの時アタシと一緒に先生に怒られたのは、A子だっけB美だっけ?」

ついこの前までは「昔、先生に○子と一緒に怒られたっけ」っだったのに…。

 

と言ったわけで、これからもどんどんぼやけてく記憶の記録や新しい情報のための備忘録的な意味も含めて、ブログを始めました。

 

どうぞよろしくウインク