情けは人の為ならず
情けをかけることで
人から感謝されるのが当たり前と
考えていた頃は、この言葉の意味が
わかりませんでした。
情けをかけることは人のためではなく
自分のためにかけるのだと
知ったのは20代の後半でした。
川で溺れている人を助けるのや
道で迷っている人を助けるのは
自分が助けたいと思うからです。
そのまま見過ごして通り過ぎると
良心の呵責にさいなまれます。
そんな苦しみから逃れるために
人は人に情けをかけるのです。
情けをかけることで、徳を積むことが
できますし、良心の呵責から
逃れることもできます。
その上人からも感謝されようなんて
おこがましい。
でも情けをかけられた人は
きっと同じ目にあった人に対して
同じように情けをかけるでしょうし
また情けをかけられた人が別の人に
情けをかける。
そこに情けのスパイラルが生まれるのです。
そしてきっと一番最初の自分に
その情けは戻ってくるのだと信じています。
情けは人の為ならず。
人の為になにかやってやった・・・みたいな
驕りたかぶりのないよう
あくまでも人に情けをかけるのは自分の為だと
認識して生きたいものです。

















