ここ松阪市飯南町には、
松阪市の茶業振興、茶製造技術と
歴史の伝承を目的に建てられた
「飯南町茶業伝承館」と言う
施設があります
会社の近くのあるので、見学に行ってきました
ここには、実際に製茶する事が出来る
製茶工場を併設していて、
品評会に出すお茶は、ここで作られているんですよ
展示室には、手揉み茶用の「焙炉」(ほいろ)や、
お茶に関する色々な
道具が展示してありました
お茶は昭和の初め頃まで、手揉みが主流で
昔はほとんどの家に1台は「ほいろ」があり、
自分達が飲む分だけを、自分の家で
揉んで飲むと言うのが、一般的だったそうです。
これが「ほいろ」
この台の部分は、和紙で出来ています
下から火を焚いて熱を加えて、その上の台に
昔は炭、今はガスを使ってます
蒸した茶葉を乗せ、4~5時間程かけて揉みます。
摘んだ茶葉を蒸すのはこれ
見た事ないけど・・。
これは「茶瓶」
後ろの説明にこう書いてあります。
「昔、お茶の保管や運搬に使われていました。
荒縄でぐるぐる巻きに梱包して出荷されました。
表面に貼ってある和紙には、
送り先や値段が書いてあります。
無数に書かれた宛名書きから、
繰り返し使われていた様子が伺われます。」
丸写し~~
昔は、お茶一杯を飲むのに、
大変な作業を必要としていたんですね
そう思いながら、お茶を飲むと、
いつも何気なく飲んでいるお茶が
一層美味しく感じるのは不思議