【平成29年度 第一回横須賀市総合教育会議】
昨日市長と教育委員による総合教育会議が開かれました。
議事は中学校完全給食の実施方式についてです。
教育委員会事務局案は「センターを一か所整備」です。
それに対し教育委員の方々は
・現場への影響が少ない
・小学校が中学校分を作る親子方式だと、小学校の工事期間中、給食を提供できない可能性がある
・既存の古い小学校の設備での対応で中学校までやるのは懸念がある
・アレルギー対応食を別室でできるため、アレルギー対応がしっかりできる
・全校同時スタートが可能
・中学校完全給食実施等検討特別委員会の中間報告を受け、より満たすことができるのはセンターだと思う
→総合的に見てセンター方式が良いのではないか。センター方式でのデメリットは工夫して解消していきたい。
ちなみに校長先生や調理員、保護者らへも事務局案を提示したところ、
「自校方式がベストだがセンターが現実的なのでは」
といった意見が多かったようです。「現実的には」という回答が妙に多かったのが印象的です。
上地市長は、
中学校給食を「早期に」「一番安く」実現したいそうで、
そうなるとセンター整備となれば国庫補助を受けられ、維持管理費も他の方式に比べ抑えられるため、トータルでの費用は抑えられるし、早期に実現できるという点でセンターを一か所整備する事務局案に賛成、とのこと。
市長は続けて、全校で一斉開始できるのは公平であり、食物アレルギーの対応もできる、
みんなで一緒に笑顔で“いただきます”、をイメージして進めていきたい、と述べておりました。
21日の教育委員会定例会で正式決定すれば、まずは用地の選定から、実現へ向けて踏み出されます。