体に文字を書く動きを
ひたすら覚えさせる過程で
重要なことは
お手本のようにキレイに
書けたかどうかではなく
動きが合っていたかどうか
そして、それを学校の先生にも
理解していただくこと
小学生になって
ひらがなの練習をする際
先生がキレイな文字を
書けるかどうかを
重要視している場合
ぷーのような子は
テストで丸がもらえず
苦しい思いをすることになる
とのお話がありました
今回のことはもちろん
入学後、支援級の先生に
お伝えするつもりですが
先生にも本当に色々な方がいるので
もしうまく説明できなかったり
理解を得られないようなら
直接学校側に説明をしますから
と、検査をしてくれた先生に
言っていただきました
検査の様子は写真や動画でも
記録してくださり
それを基に資料作成なども
してくれるそうです
そして、今回の検査で
一番嬉しかったこと
それは、ぷーはぷーなりに
自分の苦手を認識し
それを補う術を自ら
身に付けていたということです
この図形、ぷーが書いた方は
正直上手ではありません
しかし、この小さな四角を書く際
ぷーは机に顔をすごーく近付け
そして脇を締め、体を硬くして
小さな四角を一生懸命書いていました
横で見ていると姿勢は悪いし
なんとも不自由そうな
ぎこちない動きですが
先生曰く
こうすればうまく書ける
ということを身に付けた証拠
との事
確かに誰が教えた訳でもないですし
周りの大きな四角や
三角屋根を書く際は
体を机から離して書いていました
ぷーの中に、こういう時は
こうにするとうまくいく
という経験と成功の抽斗があり
その抽斗の中から
今の状況に合ったものを
出してこられるというのは
とても大事な事と
先生はすごく褒めてくれました
定型の子にしたら
何てことはない
当たり前のことなんだろうなぁ
と思うと、私はやや複雑な
気持ちにはなりましたが
ぷーにはやはり独特の
視覚認知や見え方があるようで
その様子を見ていた先生が
この子はイイものを持っているから
その良さを認めた上で
さらに、これからのアプローチ次第では
すごく伸びる要素があると感じます
と言ってくれたことが
何よりの励みとなりました
次回で最後にします