冥王星は始まりと終わりや０と１００、強制的な変化いう意味があります。自分の意思とは関係なしに自分自身に大きく影響を与える部分です。
冥王星のあるサインではその冥王星のキャラクターが分かります。
例えば山羊座であれば個性よりも常識を重要視するでしょうし、水瓶座であれば流行に敏感であったり、いち早くキャッチしようとするでしょう。とはいえ、冥王星が水瓶座に入ったのはごく最近（６月現在は山羊座逆行中で）ですし、約248年ぶり（冥王星が1周するのに約248年かかるため）ですので、なのでどんな性格になるのかはこれから研究されていく部分ではないかなと思います（楽しみ
）。
また、出生時間や出生場所で分かるハウスでは活かし所などが分かります。
冥王星のあるハウスではどんな部分で犠牲を恐れずに行動する強さがあるのか、自分の中の究極性を発揮するのかを知ることができます。
今回はどんな部分で極端になりやすいのかをハウス別にまとめてみました
冥王星×1ハウス【自分の人生に対し独特の価値観を持っている】
自分はこうだ！という独自の価値観を持ちやすく、揺るぎません。周囲への影響力もあり、リーダータイプとなるか孤高の人のようなイメージを与えやすいです。
冥王星×2ハウス【持ち物は増やせるかなくなるか】
才能が特殊です。自分の才能で大きく出ることもあり、ハイリスク・ハイリターンを経験しやすいです。
冥王星×3ハウス【距離感が人によって変わりやすい】
コミュニケーションにおける考え方が特徴的になりやすい。広く浅くというよりは人と深く付き合っていきたいと考えるためコミュニケーションを通して相手との距離感を見極めていくでしょう。
冥王星×4ハウス【自分の居場所を通して環境が大きく変わる】
実家や身内など近しい間柄との死別を経験したり、家庭環境の影響を強く受けるでしょう。家庭内では自分が強い立場となるか孤立しやすいかになりやすいです。
冥王星×5ハウス【自己表現を全身全霊で行う】
自己表現が独特です。趣味や娯楽など自分を表現することに全身全霊をかけるため、捨て身で物事へ挑みますが、カリスマ性を発揮して人生の大きな転機を経験することもあります。
冥王星×6ハウス【極端に献身的になりがち】
自分が役に立てることはとことんやろうとします。オーバーワークやブラックな働き方になりやすいので注意が必要です。逆に敢えて働かない選択をする場合もあります。
冥王星×7ハウス【対人関係のパワーバランスが極端になりがち】
過干渉になったり、人間関係に興味が薄かったりなど対人関係が極端になりがちです。人との出会いによって人生が大きな転機を迎える場合もあります。
冥王星×8ハウス【コントロールを意識した人間関係】
自分の意見を通しがちになるか逆に相手の意見に絶対的な支持をしやすいです。また、家庭や親戚などでのトラブルには巻き込まれやすいので、対人関係においては俯瞰ししたり客観視することを意識するとよいでしょう。
冥王星×9ハウス【探求心に際限がない】
研究者や学者のように没頭する学問を見つけるか、まったく勉強に興味を示さないかのどちらかになりやすいです。考えていることが深すぎて理解し合える相手が限定的となりやすいでしょう。
冥王星×10ハウス【社会的権力をもちやすい】
独自の人生の目標を持っています。相手に評価されずとも己の道を貫こうとします。それが吉と出るか凶と出るかなど、社会的人生において大きな変化があるでしょう。
冥王星×11ハウス【未来へのビジョンがはっきりしている】
未来のビジョンがはっきりしており、早いうちから仲間を見つけることもあるでしょう。そのビジョンが大きなものであった場合、思想団体や社会集団などに属する場合もあります。
冥王星×12ハウス【見えない世界を突き詰める】
今現在の自分自身への興味より魂などスピリチュアル的なことに興味を持ちやすいでしょう。内面の人生の波が大きく、隠している闇が深い場合もあります。洞察力があり本質を見極めようとします。
冥王星から受ける影響は海王星同様自分ではコントロールできない部分です。その部分の影響を受けやすいことを自覚することで、回避したり、逆に強みとして自分が立ち回るとはできます。天体をコントロールするというよりもうまく付き合っていくことで自分らしさが引き出されていくのではないかと思います
関 連 記 事