土星は努力や責任、忍耐という意味があります。言葉だけ聞くと乗り気のしない言葉たちですが、木星で発展させたものを定着させるという意味が込められています。
土星のあるサインではその土星のキャラクターが分かります。
例えば天秤座であれば人に対してとても誠実でしょう。蠍座であれば性根が真面目でしょう。
また、出生時間や出生場所で分かるハウスでは活かし所などが分かります。
土星のあるハウスではどんな部分と向き合う部分が多いのか、苦手意識を持ちやすいのかを知ることができます。
今回は苦手意識が向き合いやすい部分、壁を感じやすい部分をハウス別にまとめてみました
土星×1ハウス【自分にコンプレックスを抱きやすい】
真面目と言われることに嫌悪感があったりと自分自身が苦手になりやすいです。自分に対する理想が高くなりやすいので、自分のできない部分に焦点を当てることも多いでしょう。できるようになってきたことを見つける癖をつけると着実に目標に近づいていけます。
土星×2ハウス【自分には才能がないと思いやすい】
自分には得意分野や才能がないと感じやすいため、堅実的に生きようとします。自分が得意と感じたり、周囲から褒められることを3日坊主を繰り返しながらでも地道に続けていくことで収入に繋がったり目標を達成することができます。
土星×3ハウス【コミュニケーションが苦手】
自分のことを話すことが苦手なので人見知りになりやすいです。時間をかけて人と仲良くなるため、友人関係は長い方が多いのではないかと思います。
土星×4ハウス【安心感を得るまでに時間がかかる】
自分にとって安心する環境はどんな場所なのかを考えやすいです。引っ越しなどで転々とするよりも愛着のある場所で過ごしたい気持ちが強いです。基盤が揺らぐことが苦手なため安定した家庭を築こうとします。
土星×5ハウス【自己表現が苦手】
表現したい気持ちはありつつもうまく出せないことに葛藤を抱きやすいです。その葛藤から自分に合った表現方法を時間をかけて見つけていきます。
土星×6ハウス【奉仕に義務感を抱きやすい】
責任感があり与えられたことをきちんとこなそうとします。自由度が高くなると物事が難しく感じやすいかもしれません。タスク管理をすることで物事をこなしやすくなるかもしれません。
土星×7ハウス【時間をかけて人間関係を築き上げる】
人とのかかわりを時間をかけて築きます。すぐに人と仲良くなるということは苦手で、若いうちは苦労することも多いですが、後々安定したパートナーシップなどの人間関係を築くことかできます。
土星×8ハウス【親戚付き合いや伝承するものは着実に深めていく】
親の知り合いや親戚付き合いなど、人付き合いは慣れるまでに時間がかかります。時間をかけて深めていこうとするため、最初のうちは苦手でも気付けば誰よりも深い話をする仲になるなんてこともありそうです。
土星×9ハウス【探求心や向上心を自制しやすい】
探求心や向上心はありつつも自ら動くまでに時間がかかりやすいです。土星の着実性を活かして自宅で調べることからゆっくり時間をかけて満たすことで専門性の高い知識を得られる可能性があります。
土星×10ハウス【大器晩成】
自分の決めた目標は必ず達成しようとする力があります。すぐに評価に繋がらないため、葛藤や挫折を経験することもありますが、失敗は成功の基と考えチャレンジしていくと成功や目標達成することができます。
土星×11ハウス【論より証拠】
願望を形にするのに時間がかかるため、こうしたい、ああしたいということを口にすることが苦手です。志は高いですが、どうしたらできるかを考え、実際にできると証明されたものを受け入れる傾向にあります。
土星×12ハウス【見えるものを信じる】
直感や見えないものを受け入れることが苦手です。そのため、見えないものに対して不安を抱きやすいでしょう。受け入れられないことでも例えば直感を受け入れて動いてみた結果はどうだったのかなど目に見える結果や記録を蓄積していくと後々躓いた時の参考になるかもしれません。
土星は苦手意識が向きやすい場所であり、どうしても壁を感じやすいです。
壁を知ることで、今の自分の限界や枠を知ることができます。
逆に言えばその部分と向き合うことが増えればあなたの強みに変えられる場所です。
土星はジムや習い事へ行くきっかけのような天体なので、これをきっかけに自分の魅力や強みを磨いていきたいですね
関 連 記 事