悲報にショック
不思議だなって思っていました。
声を聞けない日が続いてました。
京都の地方FM放送の朝の番組の担当の落ち着いた声で人気のDJさんがお亡くなりになられてました。62歳という若さ。
僕にとっては朝の市場通いをして一人で仕込みをしている時の大事な大事な供でした。
知的で英語が堪能、海外での仕事の経験、広い視野でニヒルに飛んだコメントとニュースの解説には自分にとって貴重な情報源、知識の源でした。
金曜日の京都の経営者との対談を楽しみにしていました。いつかそこに呼ばれるような経営者になりたいなと密かに思っていました。
以前勤めていたお店のカウンターにフラリとやってきてお酒を飲んでいる姿を見たのが唯一の生の姿で後はずっと声だけを聴き続けていました。
厨房に閉じこもり一人でいてもちゃんと世界と繋がっていて、知識を吸収することができるのはこの方がおられたからだと思います。
朝のラジオで悲報を聞いてショックを受けました、と同時にこれだけ心に穴が開くとは思いませんでした。
声を通して伝わること、年月をかけて人柄や思考などが伝わるんだなと感じました。
ご冥福をお祈りします。
あの名店は今…
京都市伏見区深草。
そこにかつてあった名店、餃子専門店福吉。
中国人のお母さんが切り盛りする沢山の種類の餃子が人気の名店。
突然閉店して現在はある外食グループが名前を譲り受け、多店舗展開している事はご存知の方も多いと思います。ファミレス化してかつての暖かいお母さんのお店はもうありません、って思ってたら祇園で頑張っておられました!!
焼き蒸し揚げと選べる種類豊富な餃子。
今の餃子ブームよりずっと前からこの味を守り続けています。
人気のパクチー餃子もありますが、お母さんはパクチーの事を「パチクー」は嫌いだと言って美味しいかわからんけど、お客さんに人気だからと作ってるだと。可愛いです。
他にも、エビや野菜系の餃子も健在。僕の好きな茄子餃子はまだ時期が早く夏くらいには食べられそう。
その日はほかにお客さん2組とたまたまフランス語を話す外国人3人と我々で満席。
でも凄いチャレンジャーの外国人。少しオーダーを手伝って皆んなで乾杯して盛り上がりましたー
お店の場所は
「家族食堂」
って名前やったと思います。大きくなった息子さんと2人で切り盛りしていました。名前ちょっと酔ってて正確ではありません、忘れました。
でも嬉しいなーまた食べにいきます。