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悲報にショック

不思議だなって思っていました。

声を聞けない日が続いてました。

京都の地方FM放送の朝の番組の担当の落ち着いた声で人気のDJさんがお亡くなりになられてました。62歳という若さ。

僕にとっては朝の市場通いをして一人で仕込みをしている時の大事な大事な供でした。
知的で英語が堪能、海外での仕事の経験、広い視野でニヒルに飛んだコメントとニュースの解説には自分にとって貴重な情報源、知識の源でした。

金曜日の京都の経営者との対談を楽しみにしていました。いつかそこに呼ばれるような経営者になりたいなと密かに思っていました。

以前勤めていたお店のカウンターにフラリとやってきてお酒を飲んでいる姿を見たのが唯一の生の姿で後はずっと声だけを聴き続けていました。

厨房に閉じこもり一人でいてもちゃんと世界と繋がっていて、知識を吸収することができるのはこの方がおられたからだと思います。

朝のラジオで悲報を聞いてショックを受けました、と同時にこれだけ心に穴が開くとは思いませんでした。

声を通して伝わること、年月をかけて人柄や思考などが伝わるんだなと感じました。

ご冥福をお祈りします。