今回のさいたま市のマスク配布 朝鮮学校外しについて考える。 | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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(ヨンイ監督のフェイスブックより)
 
 
 

 
 
今回のさいたま市のマスク配布 朝鮮学校外しについて考える。
 
さいたま市では、市内の放課後児童クラブ、デイサービス、保育園、幼稚園などの職員に備蓄用マスクを配布すると発表した。
 
それを聞き埼玉朝鮮幼稚園が受け取りに行ったところ「対象外だから配れない」と断られたという。
 
これは今回に限った話ではない、以前には子どもの防犯ブザー配布からも除外されたことがある。
 
にわかに信じられない出来事であるが、そんな理不尽なことが、起きているのである。
 
そもそもなぜこんな問題が起こるのか?
 
外国人を排除する社会の排外的な思考とシステムに根本的な問題があると言える。
 
ネトウヨの巣窟と言われるヤフコメを見るとこれまたびとい。
 
「インターナショナルスクールにも配っていないのだから、差別じゃない」
いやいや、インターナショナルスクールにも配れという話でしょ。
 
「日本人ファーストであるべき」とネトウヨが叫んでいるが、だったらオリンピックなんか開催するべきじゃない。
 
NAVERのコメントもまたひどい。
「朝鮮学校はアカの学校だ。そんなところに配る必要はない」などが典型的な例だ。
 
こいつらは、なに人だろうが、思考の根本はおなじ。思いやりのかけらもない排他的なやからなのである。
 
今回、埼玉朝鮮学校による迅速な抗議によって、さいたま市は「転売されるかも知れない」との発言を訂正謝罪し、配布に関して再考すると表明した。
 
抗議をしていなかったらどうなっただろうか?
 
言うまでもなく、排外的な施策がなんでもかんでもまかり通るようになってしまう。
 
新聞報道を見て、ネトウヨが言いたい放題だが、やつらのことは相手にするべきではない。
 
 
 
 

 
 
一方、この報道を知り、朝鮮学校にエールを送ってくれる日本の人たち、500枚のマスクを届けてくれたウリ花の方々や、校門の前にこっそりとマスクとティッシュを置いて行ってくれた良心的な市民がいることに力を得て、あきらめず声を上げることが大切だと思う。
 
トーマス•エジソンはこんな言葉を残している。
"私たちの最大の弱点は諦めることにある。 成功するのに最も確実な方法は、 常にもう一回だけ試してみることだ。"