誇り抱き、同胞社会の未来を担う／朝大第62回卒業式

朝鮮大学校第62回卒業式が8日、同校講堂で行われた。総聯中央の南昇祐副議長、朴久好副議長兼組織局長、姜秋蓮副議長兼女性同盟中央委員長、宋根学教育局長、教職同中央の慎吉雄委員長、同校の韓東成学長、洪南基理事長をはじめとする教職員、同胞、保護者らが参加した。この日、185人が卒業した。

会場では、コロナウイルス対策の一環として、参加者らのマスク着用とアルコール消毒を義務付けた。

式では、朝鮮教育委員会からの祝電の紹介に続いて、南昇祐副議長が祝賀のあいさつを述べた。

韓東成学長が学事報告を行った後、卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡された。また、勉学と部活動を通して優秀な成績を収めた学生たちに、朝鮮教育委員会、総聯中央常任委員会、同校による表彰、卒業論文賞などが授与された。

↑続きは朝鮮新報ご覧ください。

大学生活では専攻分野についての学習はもちろん、朝青運動などにも積極的に取り組んだ。幅広い活動を通じて自分の能力を磨き、今後の人生を歩むうえで糧となる経験を積んだ。朝大入学の大きな動機だったラグビー部活動では、関東リーグ2部の座を後輩たちに残すこともできた。

祖国と同胞社会と、自分とのつながりを深く認識した4年間だった。３年時の祖国講習や学友たちとの生活の中で「何のために生きるのか」について考え、どんな困難が自分の前に立ちはだかろうと、祖国と同胞社会のために生きていく決意を固めた。

これからは地元・大阪の商工会で働く。朝大で学んだことを生かし、常に同胞らに寄り添いながら懸命に役割を果たしたい。各地で奮闘していく同級生たちとともに、同胞社会発展のために頑張りたい。

（大阪朝高卒）

〈朝大・第62回卒業式〉卒業生たちの抱負

↑こちらも朝鮮新報ご覧ください。

卒業生の皆様卒業おめでとうございます。

みなさん社会に出てがんばってください。

こちら聴いてください。