コンサート日記517九州編(チョ・ソンジン×ピアノ・リサイタル) | チャーリーの音楽の旅 ~ゴールド金賞~

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第17回ショパン国際コンクールの覇者チョ・ソンジンさんのリサイタルへ見参しましたニコ

 

まずリサイタル前のエネルギーチャージは、先月に新発売の告知があった、mizkan酢コラボの和風タルタルチキン南蛮をチョイスナイフとフォーク

 

酢が効いてうまうま
明治通り入口
 
 
到着
2024年6月5日

アクロス福岡シンフォニーホール

チョ・ソンジン

ピアノ・リサイタル

《オール・ラヴェル・プロ》

Pf:チョ・ソンジン

 

【第1部】

グロテスクなセレナード


古風なメヌエット

 

ソナチネ

1.蛾

2.悲しい鳥たち

3.洋上の小舟

4.道化師の朝の歌

5.鐘の谷

 

第2部

夜のガスパール

1.オンディーヌ(水の精)

2.絞首台

3.スカルボ


高雅で感傷的なワルツ


クープランの墓

1.プレリュード

2.フーガ

3.フォルラーヌ

4.リゴドン

5.メヌエット

6.トッカータ

 

 

当日の聴衆の女子率は95.75%、3階を中心に韓国勢が10%くらいが見渡した感じでした汗うさぎ

 

自席はいつもの2F中央ブロック2列目、九響会員席と同じ席で鑑賞しましたOK

 

自席から

 

さて最初から言い訳がましいですが、Tb族の私めにはテクニカルな面はトントわからず、ただただスゴいなあと驚き

 

前半の演目は1曲ごとに舞台袖には戻らず一呼吸置いただけで直ぐ次の曲へ、待ってくれ~そんなに飛ばすとオジサンは付いていけないんだようあせる

 

前半からきらめくラヴェルワールドが全開で揺れや溜めが多く、度が過ぎると品性を欠いてしまいますが、そこはやはりセンスが違うというところ

 

ただし、人によっては好みでない方もいるかも~評価がわかれるところかw~そうは言っても私でもよく知る「道化師の朝の歌」は超難曲のひとつながら、彼の弾きっぷりにますます好きな曲になりましたラブラブ

 

ラヴェルのルーツのひとつであるスペインテイストが融合した曲想を見事に表現し、細かいニュアンスまで捉えた演奏に魅了されました目がハート

 

 
 

前回鑑賞はLSOと

 

相変わらず変幻自在のタッチにうならされるポイントは多々ありましたが、あんなに繊細なpppの最弱音でも明瞭な発音ができるのは、私のような金管しか経験のないものにははてなマークはてなマークはてなマーク

 

後半も引き続きラヴェルワールド全開は続きましたが、強烈な印象に残ったのはやはり「クープランの墓」第6曲(難易度MAX)トッカータでしたあせる

 

彼はテクニック云々のレヴェルはとうに卒業していますが、それにしても感性と情熱が爆発するその演奏には、会場の聴衆もただただ圧倒され終演後はブラヴォウの嵐でしたクラッカー

 

カーテンコール

 

 

いや~アンコールはこれしかないよね~と思っていたらビンゴビックリマーク譜面自体は真っ黒でもなくテンポもゆったりとして、中級者の上くらいで音は鳴らせるでしょうが超難曲&名曲音譜

 

激しいトッカータの後にしみじみとこの曲を演奏されると、もうだれでもノックアウトでしょう笑い泣きまさに感性に染みこむ演奏でした~ぶらぼぉぉぉ~~拍手拍手拍手

 

また来福したら参上しますサンクス&またねうさぎのぬいぐるみ

 

 

今夜はコチラ