花や虫などの同定に「Google Lens」 | がんちゃんの雪山讃歌

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石川の山スキーヤーがんちゃんが登山、山スキーを中心とした日常生活や山への想いをつづります。
ヤマレコもやってます。(HN:Sanchan33)

以前このブログで花の名前を調べる方法を紹介させていただいたことがある。

 

プチAIを搭載したスマホアプリで写真から花の名前を同定できるというものだが、実はもっと便利なツールがGoogleのサービスとして存在していた。
 
その名も「Google Lens」
 
花に限らず何でも被写体の画像からGoogleのありとあらゆるビッグデータと照らし合わせて即答えを導き出すという素晴らしい機能だ。
 
早速試してみたが、かなりマニアックなものでもしっかり同定してくれるのでもうこれだけで充分なんじゃないかというのが率直な感想だ。
 
まずは小手始めにバスケットボールで試してみよう。
 
スマホでGoogle検索画面を開いて「最新情報」を選ぶ。
 
 
このマークをタップするとGoogleLensが起動する。
 
 
スマホのカメラで家のバスケットボールを撮影しながら虫眼鏡のマークをタップする。
 
 
ちゃんとビッグデータの中から類似画像としてバスケットボールを見つけてくれる。
 
バスケットボールに関連するサイトの情報も提示してくれる。
 
バスケットボール以外ではどうだろう?
例えばかなりピンポイントだがココヘリ受信機を撮影したらちゃんと認識してくれるだろうか?
 
自宅のココヘリ受信機を撮影したら正確に認識してくれた!
 
 
関連サイトの情報も。かなり優秀。
 
自分が山スキーに行く時のKing of 行動食である「いちご大福」はどうだろうか?
過去に撮影した写真でも読み込んで同定できるので便利だ。
 
おしい!!ヤマザキまでは合ってたけどシリーズものの栗大福が出てきた。
 
でもその下にちゃんといちご大福も関連情報として出ていた。さすが!
 
更に難易度をあげて「クロモジ」の葉を撮影してみた。
人間が見たらタダの葉っぱだ。果たして同定できるのだろうか・・・?
 
すげー!!!クロモジってちゃんと認識できた!性能高すぎ!
 
次は先日の宝達山で撮影したトトロのオブジェで試してみよう。
本物のトトロじゃないけどどう認識するのだろうか?
 
先日の宝達山で田んぼの真ん中に佇んでいたトトロの写真を読み込ませたらどうなるか?
 
 
おお!すげー的中率。というかこれはGoogleもすごいがちゃんとトトロと認識させた作者もすごい!
 
AIやビッグデータもここまで来たかというのが率直な感想だ。
もうこれさえあれば花の図鑑も昆虫の図鑑もいらないんじゃないかと思わせるレベル。
電波が入る場所ならリアルタイムに同定してもいいし、写真だけ撮っておいて自宅で検証することもできる。
もしかすると人の顔を撮影したら個人も特定できちゃうのかもしれない。
町の防犯カメラみたいなIoTと組み合わせてこの技術を応用すれば犯罪者の特定も簡単にできてしまいそう。
 
遠い未来の話だと思っていたことがすぐ手が届くところまで来ている。
人が望もうが望むまいがデジタルトランスフォーメーションは確実に進んでいく。