以前このブログで花の名前を調べる方法を紹介させていただいたことがある。
プチAIを搭載したスマホアプリで写真から花の名前を同定できるというものだが、実はもっと便利なツールがGoogleのサービスとして存在していた。
その名も「Google Lens」。
花に限らず何でも被写体の画像からGoogleのありとあらゆるビッグデータと照らし合わせて即答えを導き出すという素晴らしい機能だ。
早速試してみたが、かなりマニアックなものでもしっかり同定してくれるのでもうこれだけで充分なんじゃないかというのが率直な感想だ。
まずは小手始めにバスケットボールで試してみよう。
スマホでGoogle検索画面を開いて「最新情報」を選ぶ。
このマークをタップするとGoogleLensが起動する。
スマホのカメラで家のバスケットボールを撮影しながら虫眼鏡のマークをタップする。
ちゃんとビッグデータの中から類似画像としてバスケットボールを見つけてくれる。
バスケットボールに関連するサイトの情報も提示してくれる。
自宅のココヘリ受信機を撮影したら正確に認識してくれた!
関連サイトの情報も。かなり優秀。
おお!すげー的中率。というかこれはGoogleもすごいがちゃんとトトロと認識させた作者もすごい!
AIやビッグデータもここまで来たかというのが率直な感想だ。
もうこれさえあれば花の図鑑も昆虫の図鑑もいらないんじゃないかと思わせるレベル。
電波が入る場所ならリアルタイムに同定してもいいし、写真だけ撮っておいて自宅で検証することもできる。
もしかすると人の顔を撮影したら個人も特定できちゃうのかもしれない。
町の防犯カメラみたいなIoTと組み合わせてこの技術を応用すれば犯罪者の特定も簡単にできてしまいそう。
遠い未来の話だと思っていたことがすぐ手が届くところまで来ている。
人が望もうが望むまいがデジタルトランスフォーメーションは確実に進んでいく。