サナトリウム -8ページ目

アニメーションとは

語源にさかのぼればアニメーションとは物体に命を吹き込むことを意味する。ザグレブ派と呼ばれた旧ユーゴスラヴィアのアニメーション作家たちの文章は(彼らについての文章も)面白い。下記サイトに翻訳が載ってます。

 

http://d.hatena.ne.jp/shimatto/20050411

花粉症

 今年、初めて花粉症にかかった。鼻が詰まって夜も落ち着いて寝られない。のどが渇いて、息苦しくて目がさめる。まったく新たな体験に戸惑ってしまう今日この頃、目が常に痒く、一重の瞼が二重になる。目に見えない敵に攻撃されていかのようで、イライライライラ。風邪を引くというのなら、想定の範囲内なので罹ってもても驚かないが、体験したことのない症状が出るととても困る。

 そもそも花粉症っていつから日本にあるの?外国にもあるの?英語ではpollenosisというそうだ。隣に座っている人に聞いてみると、ちびまるこちゃんが小学生のとき花粉症という言葉が定着したらしい。ということはさくらももこ(1965年生まれ)が小学生だったころというのは1970年代。ちょうど高度経済成長期にあたる。あるサイトにこんなことが書いてあった。

 

  昭和30年代、盛んに植林されたスギが樹齢30年を超え、花粉を多くつけるようになったことに加え、その   

  建築資材としての価値が下がり、手入れもされないまま放置されていることが、花粉の飛ぶ量が増えて

  いることと関係しています。

 

東京のどこにそんなに杉が生えてるんだ?多摩のほう?

とにもかくにも杉の花粉は五月上旬にはおさまるらしいからそれまでの辛抱だ。はー。

ヨハネ・パウロ二世

彼についてのドキュメンタリー番組が、今日明日とNHKの衛星で放送される。日本のテレビ局では制作できなかったのだろう、BBCからの翻訳だ。地上波でも放送して欲しいな。

ネットと新聞

毎日新聞の記事。堀江社長のインタビュー。

http://www.mainichi-msn.co.jp/it/net/news/20050407org00m300031000c.html

 

良くない記事を載せて反論されたら謝ればよいというのはおかしいですよ、堀江さん。

じゃ、謝ればなんでもいんですか?ネットの公共性?どういう意味ですか公共性って?

匿名性と無責任が公共性?ただの言葉のレトリックにしか聞こえません。

選択は視聴者に求めるべき?ま、そのとおりでしょうな。しかし、それは多くの視聴者・ユーザーが「良識」を得てから言うべきでしょう。

あなたにはオルテガの『大衆の反逆』をお奨めします。

むむむ

 ヨハネ・パウロ二世のことを書いたら以外とアクセス数が上がった。びっくり。アメブロユーザーの中にはこういうことにも興味がある人がいるようですね。一つだけ付け加えておきたいと思います。彼が世界に対して宗教的・政治的に働きかけたということはおそらく疑いの余地はありませんし、その影響力も大きいものだったと思います。しかし、こんなことは誰でも書ける訳で、では実際どれくらいの効果があったのかということについて、私はなかなか踏み込むことができません。それは彼の動きの全体像を捉えきれていないからでもあるし、各宗教の歴史についても詳しくないからです。また、政治と宗教を分けて考えようとする教育を抜け出せていないからでしょう。経済を専門にしている人によると、経済的な面から見ると法王の行動が東欧革命に大きな影響を与えたとはいえないそうです。唯物論的視点から見れば確かにそのとおりかもしれません、しかし、世界には感情を持つ人間が生きているわけで、人間の行動については観念論的にも考えるべきだと思います。とはいえ、これがなんともかんとも難しい。彼の死に際し、新聞・テレビ局が彼の偉大さについて言及しましたが、彼の行動の表面をなぞっただけで、彼の本当の重要さには触れていなかったように思います。報道は今起こっている出来事を伝えるものでしょから、立ち止まって考えるのには向いていないのかもしえませんが、後ででもいいから特集なりしてほしいと思います。

 法王の死後、本がいろいろ書かれるとおもいます。それらにも期待します。ポーランドでは彼の死以前に伝記のようなものが出版されていたようですが、それの翻訳を読んでみたいと思います。誰か訳してくれないかな。特に何かを言いたかったわけではありませんが、思うことを書いてみました。

 

 別の話題。

 今日の毎日新聞を読んでいたらこんなことが書いてあった。堀江氏のことについて。識者の言葉を引用し、堀江氏が日本の商風土に合わないことは事実だが、日本の商風土がいいのか悪いのかについての議論が抜け落ちている、というようなことが書いてありました。全くそのとおりだと思います。

 

ヨハネ・パウロ2世死去

マックス・ウェーバーは世界の脱魔術化を説きましたが、現在の世界の状況は宗教的だと言えると思います。社会を他律と自律の二つに分けてみましょう。宗教的社会は他律、世俗化された近代社会は自律です。西洋中心の近代化がグローバル世界を支配しており、アメリカの行動には宗教社会を世俗化しようという宣教師的特徴が見られるといてもいいでしょう。ブッシュが「神」の名を引用し普遍的価値としている「文明の自由」を伝播しようとイラク攻撃に踏み切ったとき、ヨハネ・パウロ2世はこういいました。神の名において戦ってはいけない、と。神の名における戦争は泥沼に帰着するため宗教戦争を禁じたウェストファリアー体制を思い出せということかもしれません。また彼は戦争回避のためフセインやブッシュに密使を送っています。結局は実を結ばす、攻撃が開始されますが、教皇政治に介入したということは注目に値するでしょう。イスラーム、ユダヤとの融和に力を注いだヨハネ・パウロ2世は亡くなりました。今後五年、十年、世界はどう変わっているのでしょうか。アメリカの好き放題、イスラム地域(地域名に宗教の名が付けられている!)の泥沼化に陥っていくのかもしれません。

ヨハネ・パウロ2世

 彼がまた危篤だ。イスラムともユダヤとも仲良くしようとした彼がこの世から去ったら、いったい誰が後を担うのだろうか。エキュメニズム。ポーランドではもちろん、ブラジル、フィリピン、スペインなどで大規模なミサが開かれ、彼の健康を祈っている。ヨハネ・パウロ2世は、アメリカがイラクを攻撃したときに国連にヴァティカンからの使者をおくった。ブッシュも彼には敬意を表している。日本ではあまり感じることはないが、現在の最重要人物の一人であることに間違いはなく、テレビ局はお笑い番組なんかやってないで特番くらい組んで欲しいものだ。

新株予約権

 ついに高裁判決。ライブドア依然有利。

 ニッポン放送の人たちは、日本のテレビ報道を見ている限りでは、反堀江社長一辺倒。話し合いもしていないのに判断できるなんて、すごいですな。反対の根拠は何?気分だけジャン。あと、ホリエモンなんて書いてるマスコミ。そんな報道するからキャラクターが一人歩きしてライブドアもいい迷惑だ。芸能人じゃないんだから本名で書いたらどうなんだろう。もっとも彼がテレビに出たがりってことはあったけど。テレビ報道のイメージ作りを見てると鈴木ムネオを思い出す。大事なのは噂話じゃなくて対話だってことをもう一度考えて欲しいよね。
 最近いろんな会社の採用情報を見ていると、どの社もグローバル化に対応できるチャレンジ精神・想像力・オリジナリティーなどを求めているようだけど、その文面をくらべるとそれぞれ似通ったことを言っていてあまり独自性は見られないように思う。尤も、各社それぞれ独自のことをしているから存続しているんだろうけど。

クストリッツァ

 ヨーロッパではクストリッツァの『ライフ・イズ・ミラクル』が公開されている。早く日本でも公開して欲しい。
 

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著者: 森 達也
タイトル: 放送禁止歌